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  • 2011.09.26 Monday
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ウラヌスカップ 自戦記

こんにちは、RMUアスリートの小林景悟です。
今回は昨年末に行われたウラヌスカップの自戦記をお送りします。


この1戦は全体的に牌の巡りに恵まれ、
自分にとってRMUでの初優勝となりました。
事務局から「自戦記を」と言われ、
自分がアガった局のことを長く書いてもなあ…と頭を悩ませていた所、
白石選手から「どんなことを考えて試合に入ったか、
主観的な部分をたくさん書けば面白くなるんじゃない?」と。
もともとレポートに牌姿の少ない僕ですが、
今回もいつも通り、「そのとき何を考えていたか」を振り返りながら、
拙文を綴って行こうと思います。


以下、回想モード。

「今年のスプリントはアスリートが好成績を残せていません。
残り少なくなった公式戦は僕らも頑張りましょう」 

試合前日、自分と同じくR2リーグを戦っている中村選手とこんな話をした。
言うだけならタダなので、願望はすぐに口にするようにしている。

RMUに限ったことではないと思うけれども、競技麻雀の選手は本当に意識が高い。
公式戦が終わった後の会場では、
空いた卓からすぐにアスリート選手が掃除を始める。
誰に言われるでもなく、気付いた人間が牌を拭き、サイドテーブルを整え、
足りない備品があれば補充する。

決して対局料が出るわけでもない。
雑務を誰かが評価してくれるわけでもない。

それでも自分たちのフィールドだけは自分たちで磨き上げたい。
いずれは主役になるために、まずは出来ることから手を抜かない…。
そんな意識がビシビシと伝わってきて、RMU入会当初の僕は驚いた。

だからこそ、アスリート選手が公式戦で結果が出ないのは歯がゆい。
勝とうと思えば思うほど負けるのが麻雀。
意識は高く、ゲーム運びは慎重に。

せっかくいい環境で打てているのだから、
自分もやれる所まで進んでみよう。

そんな気持ちで当日を迎えた。


1回戦はライセンスBの仲川プロと一般参加選手、
それに日本プロ麻雀協会から参加のコウさん。
コウさんはエントリーのメールを受け付けたのが僕だったという縁もあって、
出来れば同卓したいと思っていた相手だ。
上家に座った彼は自分より痩躯で、おとなしい印象。
それでもツモの動作からは経験の深さを感じさせるしなやかさと、
少しの威圧感があった。

東1局は親番で迎えたい。
大体、競技選手になろうなんて男は唯我独尊。
誰だって自分がゲームを支配したい、誰よりも先行したいと思っているものだ。
まず希望通りの親番を引けた。
それから2分もしないうちに誰でもアガれるピンフを一発ツモ。
ドラにも恵まれ6,000オール。

その後も小刻みに加点し、好調を意識した。
大過なく終わりたいと思った南場で、事件が起こる。

完全に煮詰まった終盤、仲川プロのツモ切った3萬に小さな声がかかった。

3萬2筒3筒4筒白白白發發發 ロン3萬 中中中 ドラなし

声の主はコウさん。
前順に4萬の手出しがあったことから、
おそらく役満確定となる三元牌を引いた小三元からの手替わりだ。
僕の手元には發が1枚浮いていて、これはもう切れないと思っていたのだけれども、
まさか役満が出来上がっているとは

ノータイムの打牌で、気配がなかった。
ロンの発声も、それまでに何度かアガった安手と同じ。
役満であっさりトップ目に立たれてしまったショックより、
その平然とした彼の姿勢に「打ち慣れているんだなあ」などと
至極凡庸なことを僕は考えていた。

何よりショックなのは、打ち込んだ人の方だろう。
大会の初戦で役満に突き刺さるなんて、アンラッキーにもほどがある。
しかしそこはさすが仲川さん。
牌姿を確認するとこちらもいつもと同じように「はい」と一声発し、
点棒の授受を終わらせた。

その数分後に僕は、
試合中に他人への気遣いの余裕など許されないことを思い知らされる。
オーラス終盤、壁を頼りに切った牌で、
上流に入ったコウさんから痛恨の一撃を受けるのだ。

2筒2筒3索3索7索7索7索8索8索8索南南南 ロン3索 ドラ2萬 裏ドラ南

好調であったはずの自分が、まさか24,000という申告を聞くことになろうとは。
とはいえ1回戦は浮きの2着。
結果だけ見れば悪くないと思い込む。
気合いを入れ直すためにも、喫煙スペースにいる友人との会話は我慢した。


2回戦はトップ。
ただただオリ続け、一度だけ入った本手をツモってそのままゴールイン。
展開という言葉はあまり好きではないのだが、
それに助けられたのだから何も言うことはない。
早々に降ろされる局というのは、実は本手と同じくらい神経を使う。
1人に対してオリているだけでは、脇の2人の絶好のエジキになってしまうから。
リーグ戦に参加するようになり、めったにイーシャンテンから押すことがなくなった。
中途半端な手組みの攻めはすぐに咎められる。
悪いときには無理しないという、麻雀の基本を再確認したゲームだった。


3回戦はとにかく手が入った。
この日の結果は、今振り返るとこの局にあったような気がする。

1索1索5索5索5索南南南發發 ツモ1索 白白白 ドラ白

このときの自分は微差のトップ目。
準決勝に残るためには浮きの2着でもいいし、
実際にこれまでの自分ならどこかでオリていたかも。
24,000に突き刺さり、それから24,000をツモアガる。
あまりに自分らしくないこの推移に笑えるのは家に帰ってからだった。


とにかく4回戦、いかに叩くか。
いかに有利な状況で準決勝に臨めるかとばかり考えていたような気がする。

やや前傾姿勢で臨んだ4回戦は、最低限のノルマとしていた2着だった。
かわし手とテンパイ料でコツコツ積んだプラスを活かせたゲーム。
1回はリーチで本手をアガったような気がするけれども思い出せない。
よくオリた、いや本当によくオリた。
麻雀の強さにはいろんなファクターがあると思うのだけれども、
「この日を諦めないためにこの手を諦める」ことが出来るというのも、
その1つだと思う。

この日はその真似事ができた。


予選が終わって、自分は暫定2位で、役満をアガったコウさんが首位。
準決勝を戦うにあたり、自分の決勝進出の条件は小さなラスまでなら許されそう。

準決勝の顔ぶれは阿部プロ、
麻将連合μ所属で最高位戦クラシックの優勝経験もある下出さん。
それに自分と同じアスリートの宮本選手。
正直、ここが剣が峰かと。
どの方角を見ても隙がない。
そして何より自分以外は1着条件。
中途半端な攻めで大ケガをするのは避けたい。

宮本選手はリーグ戦でも対戦している。
自分よりいくつも若いのに、麻雀は強いし謙虚だし、何より社交的だ。
彼みたいな打ち手はなかなか出会えないので、
ひそかに同卓を楽しみにしている選手の1人である。
準決勝でも彼は一生懸命手作りをして、おそらく僕の何倍も頭を働かせていた。

東1局、親の下出さんからリーチ。
カン5索のイッツーで、ツモれば満貫。
ドラはすでに場に見え、そのリーチに使われているようには見えなかった。
それに対して押し続けた阿部プロは5索を2枚使い、亜リャンメンの2索5索待ち。

開けられた2人の手を見て、この日初めて麻雀に対してネガティブなイメージを抱いた。
恐怖や畏怖といったものではなく、とにかく薄気味悪い、
自分ではまったくわからないものと対峙しているような感覚。
麻雀において「読み切る」ということは不可能だ。
そんなことは知ってはいても、阿部プロの押し返し方には、
自分とはまったく違うレベルで麻雀を捉えているんだ、ということを思い知らされた。
強い人と相対する時、その強さに震えた時。
砂浜で落とした指輪を探すような、気の遠くなる感覚に包まれてしまう。
これを一つひとつクリアしていくのがいかに苦しく、時に楽しいことか。

さて、たまたま、本当にたまたま僕はツイていて、
決勝に駒を進めることになってしまった。
決勝前にイメージしたことは1つだけ。
「周りに何をいわれてもいいから、自分のやりたい麻雀をやろう」ということ。

アスリート選手の環境は厳しい。
義務も強制もない代わりに、
そこに参加する人間には常に「良い内容で勝つ」ということが求められる。
実際にそうできる人間が少ないからこそ、
普段ライセンスプロから受ける言葉も辛らつなものになる。

恥を隠さず言えば、僕は実戦でも「ここはこう打ったほうがいいのかな」と、
本意ではない牌から切り出すことがある。
今の自分にしっくりこないフォームでも、長い目で見ればためになるからそうするのだ。
ファクトリーでも講師である多井プロはよく、
「ここで習ったことがすぐ身につくわけではないし、
君らの成績が急に良くなるわけはない。長いスパンで考えよう。
必ず強くなれることを俺は言っているから、今はそれを素直に試してみてほしい」と言う。
一つひとつの多井プロの言葉が実際に血肉となっているからこそ、
アスリート選手はそれを続けている。

でも、決勝ではそれはやめようと。
普段から目をかけてくれている人には申し訳ないけれども、
ここでは自分のやりたいように、今のベストを尽くさせてくれと。
そんなことを考えていた。

決勝を振り返って最初に浮かぶのは、
首位を走るコウさんが1人テンパイで3,000点を手に入れたシーン。
初戦で24,000点の放銃をした時も、
準決勝でラスに落とされたときにも感じなかった絶望が心臓をつかむように襲ってきて、
それを打ち消すためにサイドテーブルの飲み物に手をやった。
採譜者の内田選手の表情が一瞬見える。
心なしか彼は苦笑いをしているように見えた。
ごめんよウッチー。
自分なんかの採譜をさせて申し訳ない、
退屈をさせるだろうけれども、もう少し我慢してくれよ、後で文句は聞くから。
心からそう思った。

牌の巡りが良く、エラーがいい方向に転び、
結果的にオーラスを良い条件で迎えることが出来た。
最後のサイコロが振られる前に何度も2着目との計算をした。
でも、これは本当に恥ずかしいことなんだけれど、
「実際は足りていないんじゃないか?」という疑念が最後まで消えなかった。
もっと条件計算の練習をしておかないとなあ、
後で数字に強い宮田プロに計算のコツを聞いてみよう。
冗談抜きでそんなことが頭の片隅に浮かんだのだから笑えない。


終わった瞬間は、勝った人がよく言うように、喜びより安堵感が先に来た。
終局後、立会人のコールを聞いて席を立つ。
やはり採譜者の内田選手は疲れた顔をしていた。
きっと言いたいことは山ほどあるだろうし、
むしろそんな気すら起きないほど愛想を尽かされてしまったかもしれない。

それでも次、次!もっといい勝ち方するから。

今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


さて、今年度最後のスプリント戦は2月13日の日曜日。
ネプチューンカップが柳本店で開催されます。
プロアマ問わずたくさんの方にお会いできるのが、今から楽しみです。



文責 小林 景悟


2010オープンリーグ準々決勝 自戦記

遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます。
RMUアスリートコース所属の雪森しずくです。

昨年、タレントコースからアスリートコースへと移り、
現在はRMUのライセンスプロを目指して日々勉強しております。
昨年は皆様に本当にお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、今回オープンリーグの自戦記を担当することになりました。
よろしくお願いします。

1月9日、オープンリーグの準々決勝・準決勝の日でした。

今回のオープンリーグは一発裏なしのRMU公式Bルール。
私は幸運にも準々決勝まで残れたので、緊張しながらも、
このチャンスに準決勝、決勝まで残りたいという気持ちいっぱいで
対局に臨みました。

半荘3回を同一メンツで打ち、
成績上位者2名が午後の準決勝に残れるというシステム。
今回の同卓者は、谷井プロ・内田選手・梁瀬選手でした。

誰と当たっても強豪な先輩ばかりの準々決勝。
とにかく思い切り、自分らしく、今出来るとこを精一杯やろうと臨みました。

1回戦。
東1局から谷井プロの早いリーチを受け、全く手が追いついていないので、
とにかくオリることしか出来ませんでした。

次局もそのまた次局も、とにかく手にならずオリることが続き、
今はひたすら我慢だなという局が続きました。

東4局、またもや谷井プロからリーチ。
現物があったのでまず1枚切る。
そこへ親の内田選手が7筒を切って追っかけリーチ。
この時の牌姿が

3萬4萬3筒4筒5筒6筒7筒7筒8筒8筒9筒3索4索 ツモ6筒 ドラなし

イーシャンテンの私は、ここはオリたくないなと打9筒
そこへツモ3萬。勝負に行こうと、打4萬として追っかけリーチをしました。

3萬3萬3筒4筒5筒6筒6筒7筒7筒8筒8筒3索4索 ドラなし

すぐに親の内田プロから2索が出て、8,000点をアガることが出来ました。

しかし、南入しても谷井プロの勢いは止まらず、
私はこの8,000点を守ってなんとか2着でした。


2回戦。
ここでも谷井プロの勢いは止まりません。
とにかく先制リーチが飛ぶので、
その時点でまだ形の整っていない自分はオリるしかないという局面が多かったです。

234の三色のカン3萬待ちで、
3,900点を谷井プロからダマテンでアガれたことくらいかな。
結局、それでも4着で終了しました。


3回戦前には、ポイントの確認に焦りました。
今回は上位2名が勝ち上がれるということなので、
ポイントがとても重要です。

初めての経験で、結局同卓の方に教えていただく形になりました。

谷井プロが2連勝していたので、谷井プロはもう確定。
この時、

谷井プロ +57.2
雪森   ▲7.6
梁瀬選手 ▲21.2
内田選手 ▲29.4

というポイント状況でした。

私は、とにかくトップか2着を目指しました。
RMUの競技規定で同点は追いつき有利なので、
内田選手が着順が上の時は、11,700点差以内の1着順差。
梁瀬選手が着順が上の時は、3,700点差以内の1着順差。
この両方を満たさないといけません…。
もうとにかく、頭がこんがらがってしまいました。

そして3回戦が始まってみたものの、谷井プロの勢いは止まりません。
イマイチ波に乗れない感じで、点差はあまりないラス目だったのですが、
南3局、北家の私はこんな配牌でした。

3萬5萬6萬7萬2筒3筒4筒7筒8筒白白西北 ドラ北

さくっとドラの北をツモってきたので、
「これは勝負手。アガりきらないと!!」と気合が入りました。

白からでも北からでも仕掛けていこうとドキドキしていたら、
またもや谷井プロから早いリーチ。

でも、もうオリる気はありませんでした。
真っ直ぐに行くと決め、

5萬6萬7萬2筒3筒4筒7筒8筒9筒北北白白 ドラ北

という形に。
ダマテンで押しましたが、谷井プロに満貫をツモられました。

そして南4局、親は梁瀬選手。
ラス目の私は、内田選手から2,000点をアガるか、
どこからでもいいので3,900点をアガれば準決勝に残ることが出来ます。

とにかく、行くしかない!

そんな時に内田選手からリーチ。
私の手は、全然追いついてない3シャンテン。
でもとにかく、行くしかありません。
ツモられても終わり。放銃しても終わり。

タンヤオ牌を仕掛けてイーシャンテンまで進み、ポンテンがとれる形になりました。
が、どうにもテンパイしなそう…。

巡目も進み、これはこのまま流局し、
親の梁瀬選手の連チャンでもう1局にかけるしかないなと思ったのですが、
梁瀬選手が終盤に北のトイツを落としてきたので、嫌な感じがしました。

そして、やはり終局し、結局内田選手の1人テンパイで3回戦が終了しました。

谷井プロ +77.7
内田選手 ▲23.8
梁瀬選手 ▲27.2
雪森   ▲28.7

準決勝には、谷井プロと内田選手が進みました。

終わってみて思うことはいっぱいあります。
オーラス、この点差をマクれなかったのが悔しい。
きっとここまでに失敗やアガリ逃しをしてしまったのかもしれないし、
もっと戦い方があったのではないか、と思います。
谷井プロに3連勝されたのもやっぱり悔しいし、
もっと点差の計算の勉強もしないといけないという思いでいっぱいです。

でも、とても良い経験になったことだけは確かです。
オープンリーグで、普段リーグ戦では打てないR1の選手や、
S級ライセンスプロと打てるのはとてもワクワクしました。
強い方々と打てて、緊張もしたけど楽しい思いもありました。

私なんてまだまだこれから。
次はもっともっと成長して、いつか決勝卓に残りたいと思います!!
もっともっと強くなるために、これからもご指導よろしくお願い致します。


第6期オープンリーグ決勝は、1月29日(土)11時より神楽坂ばかんすにて行われます。
観戦自由となっておりますので、是非ご来場ください!



文責 雪森 しずく



年忘れ麻雀大会2010 レポート

年の瀬のお忙しい中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
B級ライセンスの宮田信弥です。

年内最後のRMUの公式戦であるウラヌスカップが開催された翌日の12月19日、
年末恒例行事である忘年麻雀大会が西葛西「フラワー」で行われました。
今回はその模様をお送りいたします。


対局が始まると、いつもの静まった中での公式戦とは違い、
他の卓はワイワイガヤガヤ。

「あまり大声を出すと他のお客さんに迷惑だから、ほどほどに」

と開始前に言ったはずの多井さんのしゃべり声が、
他の卓からでも一番良く聞こえるのも、これまた毎年のこと…。
しかしながら、私の卓だけいつものように静かに対局が行われている。
まあ、メンツが阿部さん、萩原さん、内田君と私の4人という、
自分からしゃべり出すタイプがいない組み合わせだから仕方がないかな。

しかしそんな静かな卓も、
終盤に差し掛かって早く対局が終わったメンバーが周りを囲むと雰囲気が一変。
河野さんが点数の少ない阿部さんに

「阿部ちゃん、その点数表示壊れているの?」

と言うと、

「うるさい、あなたみたいに飛んではいないですから」

と返し、煽りあいに。
しかし、そんな雰囲気の中でも、
私のドラ雀頭の5巡目3メンチャンリーチをかわしてアガりきった内田君の手順を
後ろから見ていて、

「最終形は同じでも手順が全然なってない」

と多井さんが駄目出しをするあたり、賑やかな中にも真剣さを感じました。

次の卓では、 谷井さんが呪文のように、

「ここで多井越えを果たす」

と連呼。
その執念が実ったのか?
オーラス2,000点ほどリードを許しているところから、
謎の3索単騎でチートイツのみの1,600点を直撃して逆転トップを取り、

「まだまだ時間がかかると思っていたけど、もう越えていたか(笑)」

と、とても満足げ。

最後の卓では藤中さんが突然スイッチ が入り、2人からアガる。
何とか一矢報いるべく、
親番で現張りのタンピンイーペーコードラ1で押し返そうとするが、
雀頭のスジで捕まって3人目の犠牲者に。

そして4回戦が終了しての結果発表。

優勝・・・藤中プロ(+73.4)

最終半荘の75,000点トップで中団(8位)からひとマクりでトップという、
重戦車らしさを発揮しての大逆転優勝。





藤中「去年準優勝のリベンジを果たせたので満足です」


準優勝・・・多井プロ(+69.4)

3連続2着で好位置につけ、最後のトップで計算通りに優勝!
のはずが、大外からマクられてしまいました。

多井「俺は負けてねぇ!」


第3位・・・谷井プロ(+58.8)

4戦3勝ながら、3回戦目のラスが響いて3位に留まる。
しかも、2回戦で越えたはずの多井さんにトータルで上に行かれてしまい…。

谷井「多井さんの壁はやっぱ高いなぁ(笑)」

以下、

3回戦終了時ダントツだった内田君が最終戦で痛恨のラスを引いて4位、
初戦ラスから上げていった河野プロが5位に入る。
また、残るライセンスSの阿部プロもしっかりプラスで終える。

え、私?

2・4・4・2で下から数えた方が早い順位ですけど、それが何か?

マーキュリーカップを勝った以外は、
イマイチしっくり来なかった今年を象徴するような成績で終わってしまいました。

一方、上位2人は去年もワン・ツーで、順位が入れ替わっただけ。
この後の忘年会では「KY」なんて言われていましたが、
どんな環境でもしっかり結果を残すあたりは、さすがと言ったところです。

この後場所を移し、数人が合流しての忘年会、
カラオケが終電近くまで続き、
これで年内のRMUの行事は全て終了となりました。

RMUではこのような楽しいイベントがたくさんありますので、
興味のある方は入会してみてはいかがでしょうか?
それでは皆さん、よいお年を。


蛭田 数弥
文責:宮田 信弥



2010サターンカップ 自戦記

みなさんお久しぶりです。
RMUアスリートの深谷祐二(ふかたにゆうじ)です。
前期は休会をしていたのですが、後期から復帰することとなりました。
なにぶん久しぶりということもあり、
麻雀だけでなく筆の方の方もあまり上手いとは言えないとは思いますが、
最後までお付き合い頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。


11月28日、日曜日。
もうすぐ今年も終わろうかという季節だが、未だに暖かさを残している。
これがもっと寒かったら朝が辛かったかもしれないが、
なんとか目覚ましの鳴る8時前に起床した。

試合開始までは3時間ほどと言った所。
自分はいつも、試合の時間の3時間前に起きることにしている。
今日は体調も良く、ベストコンディションで望めそうだ。

会場に着いたのは10時15分ほど。
しかし人はほどんどおらず、
「まぁみんなギリギリに来るのかな…」と思っていたのだが、
時間になっても人数は少なめ。
結局40人の10卓でスタートすることに。

人数が少ないのは残念だったが、
ポイントを持っていない自分としてはチャンスとも言えるので、
気合を入れて大会に挑んだ。

今回は赤ドラアリの、RMU公式Cルール。
フリールールに慣れた自分にとっては、最も好きなルールである。
赤ドラだけでなくオカもあるということで、
最低でも予選で2回はトップを取っておきたい所だ。


1回戦、自分は西家スタート。
Cルールにしては比較的小場で進み、
南3局の親番時には下家の江原選手が35,000点程のトップ目に立っていた。
対して自分は3着目であり、その差は1万点ほど。

流局が続いて迎えたその3本場、まずは3,900点をアガり、
2人テンパイを挟んだ5本場で2,900をアガってトップ目の江原選手に近づく。
6本場、上家から早いリーチが掛かるも、
直後に自分も追いつきリーチ。

7萬8萬1筒1筒1筒1索2索3索4索5索6索西西 ドラ1筒

西は2枚切れだった所に1筒をツモってのテンパイで、かなり好感触だった。
しかし、リーチ後にツモ切った南で上家に満貫を放銃してしまう。

オーラス。
3着目の自分は、満貫ツモかハネ満出アガリ条件。
前局は放銃したものの、相変わらずツモは効いている。
ドラの東を3巡目に切り、6巡目でこの手牌。

2萬2萬3萬4萬4萬5萬3筒5筒5筒6筒4索4索赤5索5索 ドラ東

難しい選択だったが、ソーズの一色手がいたので4索を1枚切る。
ほどなく、4筒7筒と引き込み即リーチ。

2萬2萬3萬4萬5萬3筒4筒5筒5筒6筒7筒4索赤5索 ドラ東

すると、トップ目の江原選手は手になっていないのか、オリを選択。
他家からも入り目の4筒7筒は切られるが6索が切られることはなく、
かなりの自信作であったが、1人テンパイで流局した。
これによりほぼ原点の3着で終了したが、
自分なりにしっかり対局へ入り込めていたのは良かったかな、と思う。


2回戦も西家スタート。
東2局から対面の谷井プロが、とにかくアガり続ける。

途中まで何も出来ず、南2局にようやく満貫をツモって、
2万点前後の3着目で迎えた親番。
やはり谷井プロの手が早く、早い段階でリーチが掛かる。
直後に自分は、苦しいながらも役牌を鳴いて1,500点のテンパイ。

6筒6筒6筒8筒9筒1索2索3索6索6索 南南南 ドラ5索

リーチの一発目に無スジの7索を切ったので、他家に警戒をされても仕方ない。
しかし、谷井プロの河にほとんどヒントは無く、4筒があるので、
脇から7筒が出ないかな…と思うが、4筒は出るものの7筒は一向に捨てられない。
勝負所と見てこちらも無スジを立て続けに切るが、
そのうちに6索をツモってきてしまい、長考。
結局、後スジの5筒を頼って8筒を切ったのだが、中途半端だったように思う。
ここで9筒を切っていれば、おそらく脇からの7筒でアガることが出来ただろう。

結局ここは下家が追いかけリーチで谷井プロから3,200をアガり、
親番が流れてしまった。
そして、そのまま3着で終了する。

対局後に聞いてみると、谷井プロのリーチは3筒6筒だったとのこと。
押そうと決めたのだから、押し切らなければいけなかった。


3回戦も西家スタート。
この半荘は全く手が入らず、東4局に満貫をアガっただけ。
先手が取れず、ひたすらオリと受けに回る展開に。
2回の親番も、自分がリャンシャンテン以下の段階で、
2人リーチや仕掛けに挟まれるなど悲惨な状況だった。
幸いなことに、全て横移動だったので3万点の2着で終了。
2着を取れたこと自体がラッキーだった。


3回戦を終えた時点で自分のポイントは、▲20ほど。
準決勝のボーダーは+20前後と発表されたので、
通過するにはトップが絶対に必要である。


そんな4回戦は、北家スタートだった。
東1局に2,000点をアガり、東2局でも5巡目にメンタンピン赤をリーチ。
手がかなり入っていたので、これは行けるかも…と思ったが、
下家の雪森選手に数枚無スジを押された後、
ドラの8萬でカン8萬のイーペーコードラドラに放銃してしまう。

その後も、親で、

4萬4萬7萬8萬9萬7筒8筒9筒西西 ロン西 8索7索9索 ドラ4萬

こんな5,800をアガるものの、
直後の1本場では序盤にリーチが掛かり、8索が3枚見えている状況で打9索とすると
ドラ入りチートイツの8,000に放銃してしまうなど、
どうにも乗り切れない。

それからしばらくは何も出来ずに耐えている状況だったが、
南3局に手が入り、6巡目にリーチ。

4萬赤5萬6萬6萬7萬3筒4筒5筒3索4索5索6索6索 ドラ西

すると一発で8萬が出て、それが裏ドラでハネ満になる。
これにより、オーラスの親番を迎えた時点で自分は23,000点ほどの3着となった。

そして、迎えたオーラスの親番。
決め手は入らないものの、細かく刻んで34,000点ほどのトップ目に立つ。
しかし2着目との差は1,000点以下で、最後にもうひとアガリが欲しい所。

そんな3本場は、2着目の西家との仕掛け合いとなった。
そこで中盤、自分にこんなテンパイが入る。

2萬3萬3筒4筒赤5筒中中 8萬8萬8萬 南南南 ドラ2索

だが、既にその西家は西4萬5萬をポンしていた。
1萬2萬がこの時点で1枚、3萬はション牌。
そこから、西家に中が切られ、自分はそれにポンの声を掛けた。

この判断が正解なのか、間違いなのかはわからない。
このままにしていればどこからでも1萬が出てきた気もするが、
2,900点をアガっても決定打にはならないので仕掛けたのだが…。
ポンすれば7,700点になるが、出アガリはほとんど期待できなくなる上、
タンキ選択をミスした時のダメージは大きい。

結局自分はポンして打3萬2萬タンキに受けたが、
3巡後に3萬を持ってきてアガリ逃し。
その後、2枚切れの發を持ってきてツモ切るが、
これもすぐに4枚目の發を持ってきて、またしてもアガり逃し…。

ちなみに、中をポンしなければ、4枚目の4萬をツモることが出来た。
そんなわけで、唯一アガれない選択をしてしまい、
結局は西家に5,200の放銃で2着。
何と言うか、自分の弱さを痛感した半荘だった。


…と、そんなこんなで、情けないことに今回のワンデーも予選敗退となった。
今改めて思うのは、
上手く打ち回していれば少なくともベスト16には進出していたはず、ということ。
思い出せば思い出すほどに、情けなさが込み上げてくる。

なお決勝では、予選でダントツだった谷井プロを交わして、
4位から佐野選手が優勝する。
最後に勝ちきれる強さは、一体どうすれば手に入れられるのだろうか。
これからも精進していかなければならない。


さて次回スプリントは、今週末、12月18日(土)の開催です。
一発裏ドラアリの、RMU公式Aルールとなります。
2010年最後のワンデーカップ、皆さん奮ってご参加ください。


深谷 祐二
文責 深谷 祐二



2010ジュピターカップ 自戦記

こんにちは、B級ライセンスの宮田信弥です。
今回は、私が公式戦初優勝を飾ることが出来た、
2010ジュピターカップの自戦記をお送りいたします。


今年度に入ってからというもの、Rリーグはいい所なく降級。
オープンリーグでは最初に+70だったのに3節消化した時点で▲30。
スプリントも最初のマーキュリーカップは立会人で不参加。
ヴィーナスカップこそベスト16だったものの、
そこから2戦連続で予選落ちと、
春先から全く感触がないまま半年以上が経過。
今回のスプリントは、とりあえずベスト16には残ってポイントを加算し、
下半期への足がかりにしたいと思っていました。

1回戦、親番では連チャンすら出来なかったのですが、
それ以外の時にアガリが重なり、5万点近くのトップが取れました。

(+34.6)


多少しっくり来ない感じはありますが、
平均打点が下がるBルールで、
親のアガリなしに2万点近くの素点を稼げているのだから、
悪いはずはないでしょう。

そう思いつつ席についていると、
現れたのが山谷さん(第1期RMUクラウン優勝)と
最高位戦の坂本プロ(第4期最高位戦クラシック優勝)という強豪2人。
早くも勝負所だという意識とともに、
自分の状態を測るには絶好の相手であるとも思っていました。

すると、スタートから坂本プロに主導権を握られる展開。
そんな中盤、

2萬4萬6萬3筒4筒5筒6筒8筒8筒8筒2索3索4索 ドラ3筒

この形の時、上家から3萬が切られました。
下家の山谷さんがドラ色のピンズ染め模様で、鳴いてかわしに向かいます。
すると、4枚目の3萬8筒が流れて来ました。
アンカンすると待ちが減るが、

かといってアンカン出来る牌を切ってアタられたり鳴かれるのはもっとマズイと思いアンカン。
リンシャンにはおらず、次に先程までアタリ牌だった7筒を引かされたものの、
相手にペンチャンカンチャンがないのでツモ切り。
すると次巡、ドラ3筒をツモって1,300-2,600。

その後、南場の親でチートイツドラドラをテンパイするのですが、
場にマンズが高くピンズが安いので7筒5萬を切って7筒を残したら、
7筒5萬がカブった挙げ句坂本プロのピンフリーチに5萬をツモられ…。
その後も坂本プロとの差を詰められないばかりか、
山谷さんに千点ちょっとの差まで詰められてオーラスの親番。
供託も積み棒もあるのでアガられたら3着という状況の中、
その山谷さんが1萬中を鳴く。
呼応するように山谷さんが切った6萬を坂本プロがポンすると、
上家が坂本プロに入っていたはずの6萬をツモ切ったので、これをチーして応戦。
そして、

2萬3萬4萬2筒3筒3筒3筒4索6索西 ツモ6索 6萬7萬8萬 ドラ9索

西を切ると下家の山谷さんが少考の後鳴き、打2索
すぐに白を引かされた時点で処置を考えておかないといけなかったのですが、
ここではそれほど後退しないようにいったん2筒を切ると、
次巡6索を引いてきて、この形。

2萬3萬4萬3筒3筒3筒4索6索6索白 ツモ6索 6萬7萬8萬 ドラ9索

考慮に入る。山谷さんの手は、

裏裏裏裏 西西西 中中中 1萬1萬1萬 ドラ9索

このように見えており、形だけ見ればこの白で放銃すると、
この半荘どころか今日1日が終わってしまいかねない可能性もある。
しかし、

(でも、そんな手だったら西ポンに躊躇しないだろうし、
ポンして打2索っていうのもおかしいよな。
だとすると、中途半端にソバの4索を切る方が危ないかもな…)

理屈ではそう思うのですが、さらにもう少し考慮。
結果、白を河に置く。

山谷さんは普通にツモ山に手を伸ばし、
対面の坂本プロはツモ切ったのを見て白を手出し。
助かった…。

もちろん、この局面だけ切り取れば白がロン牌の可能性はあるし、
最終手出しの2索が何も関係がない可能性だってなくはないですが、
それを言い出したらキリがありません。
相手が、この大会以外でも何度か打っていて、
実力のあることも分かっている山谷さんだからこそ、
自分の拙い読みでも勝負することが出来た場面だと思います。

結果、500は700オールをツモアガって供託も回収。
次局、仕掛けている坂本プロに2,000は2,900を放銃しましたが、
個人的に納得の2着でした。

終了後、時間が少しあったので、3人で感想戦のようなものを少々。
焦点はやはりこの場面で、山谷さんのポンは、

2索3索3索5索7索西西 中中中 1萬1萬1萬 ドラ9索

この形から。
山谷「本当はリャンカンのどちらかを鳴いて安手をアピールして、
坂本プロに差し込んでもらうつもりだったけど、
西をポンすると高く見せることになってしまって失敗だった。
これで6索を切ってくれはちょっと虫が良過ぎた」

坂本「西ポンに間があったのでテンパイからの待ち変えだと思った。
5,200を放銃すると着順が変わってしまうので、
トイトイの可能性がある牌は切れないから、
1枚切れでトイツ持ちの7索くらいは切る予定だったけど…」
とのことでした。

(+6.1 / トータル+40.7)


3回戦に入っても好調は続き、
1メンツもない5シャンテンの配牌をマンズ染め風に寄せていったら、

1萬2萬3萬南 ツモ南 3索1索2索 7萬8萬9萬 中中中 ドラ南

上家がトイツで持っていてラス牌のドラをツモって満貫になったり、
親リーを受けてまわっていたら、残りツモ1回という所で、

6萬7萬8萬3筒4筒6筒7筒9筒5索5索6索7索8索 ツモ2筒 ドラなし

このテンパイ。親に5筒は現物ですが、9筒は無筋。
とはいえ、ベタオリしている両脇は5筒を1枚切っているだけで、
8筒は1枚も見えていないことから、山に残っていると判断して追いかけリーチ。
安目5筒ツモながら、1,300-2,600はこのルールでは十分な収入。

時間切れ最終局はラス目のリーチを受け、
高目タンピン三色の手を慎重にダマに構えて安目ツモの1,300オールで終了。

(+36.5 / トータル+77.2)


さすがにこれだけ恵まれれば出来の良さを意識せざるを得ず、
優勝出来るかはともかく、
こんな時くらいは決勝に行って、
トライアルポイントを稼いでおかないとスプリントファイナル進出は無理だろう、
と目標を上方修正することに。

そんな中で迎えた4回戦、東1局の配牌。

2萬3萬5萬6萬7萬1筒1筒4筒5筒6筒7筒8筒5索 ドラ6索

第1ツモが6筒でダブリー、7巡目くらいにツモって1,300-2,600。
次局、
5萬6萬7萬1筒1筒1筒3筒7筒7筒8筒3索4索5索6索 ドラ西

ここから3筒を切ったら、すぐに裏目の2筒を引いてピンフのテンパイ逃し。
さらにション牌のドラも引かされたので諦め気味に3索を切ったら、
すぐにドラが重なり。
ビックリして河を見ると、9筒はいかにも山にいそうだったので即リーし、
2巡後に狙い通り満貫のツモアガリ。
あとはそのまま押し切り、逃げ勝つことに成功しました。

(+34.5 / トータル+111.7)


これで予選をトップ通過。
暫定2位につけた小原さんも+100ポイントを超えていましたが、
3番手の壽乃田プロが+60少々なので、よほどのことがなければ決勝に行けそう。

その準決勝、谷井プロ、坂本プロというメンツに囲まれ、
東1局にリーチチートイツの3,200を谷井プロからアガッた以外は全く手が入らず、
その後は谷井プロのラッシュに遭って点棒を削られ、ラスで終了。

(▲29.8 / トータル+81.9)


とはいえ、この半荘トップの谷井プロは予選を最下位通過で、
最後もタンヤオのみをリーチしてツモって6万点オーバーでしたが、
私には10ポイントくらい届いていないので、集計前にも決勝には行ける確信はありました。

全卓が終了した結果、壽乃田プロ、小原さんに次ぐ3位で、私は決勝進出。
4番手には数百点差で谷井プロが滑り込むという形でした。
つまり彼はリーチしてツモらないと届いていなかったので、
要注意の勢いがあると言えるでしょう。

小原さんのことは分からないけど、
壽乃田プロ、谷井プロという先輩ライセンスプロ2人が私より技術が数段上なのは百も承知。
それでも私は、公式戦決勝はオープンリーグで3回、
スプリントカップでも1回負けており、今回が5回目となります。
もうそろそろ、勝ち切りたい所。
変にヨソ行きの麻雀にならないように、と思って決勝卓に向かいました。

そして結果は、冒頭にも書いていてすでに皆さんご存知のように、
優勝することが出来ました。
しかし、決勝レポートにあるようにミスが多く…とにかく焦り過ぎました。

東3局。

3萬3萬7萬7萬1筒1筒3筒3筒6筒6筒6索中中 ドラ6索

このチートイツドラタンキリーチは、
単に『6,000オールツモって決めてしまいたかった』だけだし、

1萬3萬6萬8萬5筒5索6索東南發 北北北 ドラ發

この仕掛けにいたっては、瞬間は何かしらの意図があってやったはずですが、
結局その意図をはっきりさせないままボンヤリ進めてしまっている始末。

ただ、ツキはまだ残っていた感じで、南2局、ドラを重ねてテンパイしたこの手。

3萬4萬5萬5筒6筒7筒8筒9筒1索2索3索西西 ドラ西

このピンフドラドラ、待ちに自信があったわけではないですが、
ドラタンキでもリーチするつもりだったくらい条件的に掛けざるを得ない所で、
ちょうど谷井プロの早いマンズのメンホン手と重なったことで、
満貫のアガリとなったわけですし。
オーラスも、

6萬7萬8萬3筒4筒8筒8筒1索1索1索2索3索4索 ドラ8筒

1本場は、

1萬2萬6筒6筒6筒3索3索5索5索5索9索9索 ドラ1萬

このルールで1,300-2,600条件という、
それほど簡単ではないと思われるこれらの手が2局連続で入って、
しかもラス牌のペン3萬がツモれたのですから…。

対局後に色々な方から御指摘をいただいたように、
まだまだ足りない部分がたくさんあることは十分自覚しています。
この優勝を機に、その辺りを補って自身のレベルを高め、
より上のステージで戦うことを目指して行きたいと思います。

次回のスプリントカップは、11月28日のサターンカップ(Cルール)です。
こういった競技の場で赤アリの真剣勝負が出来るのは数少ない機会だと思いますので、
是非ご参加ください。

最後までお付き合い、ありがとうございました。


蛭田 数弥
文責 宮田 信弥



第4期RMUクラウン 予選自戦記

みなさんこんにちは、RMU女流アスリートの堺です。

前期Rリーグでは、▲スコアのどん底から、
奇跡のV字借金返済をしました♪
えぇ、ほぼプラマイゼロです(笑)。
その勢いを生かし(?)、今回RMUクラウンに出場してきました。

このクラウンというタイトル戦、
予選はプラスマイナスゼロで突破という超高設定!
まだ予選は残っていますので、みなさまも是非奮ってご参加下さいね。

それでは、第1回予選に出場した堺の自戦記にしばしお付き合いください。



上京してから初参加のクラウン。
戦略も感覚もよくわからないまま着席。
浮きで通過という時に、
どんな打ちまわしをしたら良いかのバランス感覚がわからず少々緊張気味。


■一次予選、第1半荘■

開局早々1人が突き抜ける。
序盤から6万点オーバー。

6,000オールから始まり、4,000-8,000ツモ。
その他、横移動多数。

倍満親カブりもアリ、瞬時に14,000点が失われる。
特に放銃もなくアガリもなく、傍観者として扱われる。

反撃に出たのは、南2局。

四萬四萬四萬一筒二筒三筒七筒八筒九筒二索三索三索八索八索 ドラ九筒

ここから、打三索

その後、ツモ三萬でテンパイ外しの打四萬とした。

三萬四萬四萬一筒二筒三筒七筒八筒九筒二索三索八索八索 ドラ九筒

無理気味の手組みだが、
この時は「リーチのみで押すほうが無理」と自分自身に言い聞かす。
「ダントツ者に押し返されたら戦えない」と。
せめてもうひと役つけてから戦いたい。

もともとアガリ番ではないように思えたため、
テンパイ料だけでもヨシとしようと思っていた。

すると次巡ツモ五萬で思惑通りの形でリーチ。

三萬四萬五萬一筒二筒三筒七筒八筒九筒二索三索八索八索 ドラ九筒

予想外の幸運により、一発ツモ。

そして迎えたオーラス。
思考の中心は、いかに3万点に回帰するか。

南4局。
23,100点持ち2着目の西家で、
3着目とは6,600点差、ラス目とは8,500点差という状況。

配牌は、

八萬八萬一筒三筒五筒一索二索三索四索九索南西中 ドラ三索

構想としては、最悪ピンフドラor役牌ドラで、
2,000点を上がって順位点で原点という感じ。

すると第1ツモ三索、第2ツモ西で、数巡後には、この形。

八萬八萬一筒三筒五筒二索三索三索三索四索西西西 ドラ三索

上家から八萬が切られ、

「ポン!」

あとはどっちのカンチャンに取るかだけ。
2分の1選択を間違ってしまう恐怖を感じながら、打一筒

次巡、他家の河に放たれたのは四筒

「ロン、8,000」

幸運に恵まれた初戦でした。


(2着 +6.1)


■一次予選、第2半荘■

今回も、あっという間に10万点オーバーのトップ者が出来る。
なぜ、毎半荘ダントツ者ができるか不思議…。

しかし考えても仕方がない。
現時点で自分が出来る精一杯の仕事をしようと思い直す。

そして南場に入り、西家で3万点持ちという局面。

二萬二萬二萬六筒六筒七筒七筒八筒八筒六索七索八索九索 ドラ三筒

捨て牌事情から、ソーズの上勝負だと考えリーチ。

リーチ後しばらくして、ツモ二萬

「カン」

その二萬をアンカンした所リンシャン牌は七索で、
それが12,000点の放銃。

ソーズの上のめくり合いだと考えていたが、
結果的に私の待ち牌は、
カンドラ表示牌とリーチ対決者の手牌の中に。

この半荘、二者が箱下という大荒れ模様。
大きな痛手を負ってはいるものの、
放銃1回でまだ親番もある私は原点回帰の望みがある。

再びの幸運により、親満1回と小さなアガリを重ね、28,600点まで回復。
最近は、前より粘り強くなれたと思う。


(2着 +3.6 / total+9.7)


■一次予選、第3半荘■

1、2回戦とはうって変わったような小場。
3人が32,000点付近で競っているという状況。

オーラス南家。
トップ目と3,700点差、2着目と2,400点差。

長い長いイーシャンテン。
ラス目は四暗刻を臭わせる奇妙な捨て牌で、
起死回生の高い手を狙って押してきている気配。

私の手牌は10巡目で、やっとこのイーシャンテン。

三萬四萬四萬一筒二筒三筒五筒六筒七筒四索四索中中 ドラ三萬

そして待望の中引きで、四萬切りのダマテン。
ツモればトップ、出アガリはどこからでも2着。
仮に3着でもトータル浮き。

結果、二萬を出アガリして粛々と終了。
午後の予選へ勝ち上がる事に成功した。


(2着 +10.7 / total+21.4)


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アースカップ 自戦記

こんにちは、RMUアスリートの小林景悟です。
今回は6月20日に行われたアースカップの自戦記をお送りいたします。

RMUのスプリントカップは、団体を広く世間へアピールするための重要なイベント。
そのためにもまず団体所属選手が頑張らねばと、出来るだけ参加するようにしています。
RMUの末席に加わったばかりの僕がこんな意識を持つのは尚早なのかもしれませんが、
RMUの名札を付けて卓に付く以上、頭のどこかで考えていたいものです。

さて、予選スタート。
1回戦は深紅の飛翔こと仲川翔プロと同卓。
赤牌の入っているCルールにおいて無類の強さを誇るという仲川プロ。
出来れば同卓は避けたいところでした(笑)。

そして(1枚でも赤牌よ来い!)と念じながら取った東1局の配牌。

八萬九萬三筒三筒五筒五筒六筒六筒四索八索八索八索九索 ドラ九筒

念は通じなかったものの、まずまずの手格好。
目指す最終形は、理想的には四暗刻、
現実的にはタンヤオイーペーコーの両面形でリーチという感じです。
どんな勝負でも共通する勝利のポイントの一つに、
『いかに余裕を持って戦えるか』ということがあります。
でも、これが難しい…。 先制攻撃で点棒に余裕が出来れば、
その後はいろいろな戦い方が出来る。
でもそうなるためにはリスクを負う必要もある。
かといってワンデーの初戦から大ケガは負いたくないから、最初は慎重に…。

なんて、いろいろな思考を巡らせながら、第1ツモが五萬と来たので平凡な打九索を選択。


スプリント戦を戦うにあたって、僕が考えていたことに、
結果を残す以外にもう一つありました。
それは、ライセンスプロが当然のように出来ている作法、ルール把握の徹底、
RMUの選手として求められる振る舞いを貫き通したいということです。

過去のスプリント戦で、思い起こすのも恥ずかしい出来事があります。
デビュー戦となったマーキュリーカップで、
寡黙な王者ことS級ライセンスの阿部孝則プロと2回戦で対戦。
4人が卓に付き、さあ場決めを…という時のこと。
阿部プロの前に場決め用の6つの牌が置いてあったことから、
あろうことか僕がサイコロを振ってしまったのです。
通常、サイコロを振るのは年長者や格上プロの役目。
スプリント戦において、若手のアスリート選手がサイコロを振ることは滅多にありません。

正直言って、その時のことを自分で覚えてはいませんでした。
対局後に阿部プロから優しく指摘され、冷や汗をかきました。

※阿部プロとは過去に、都内の麻雀店で一緒に勤務したことがあります。
記憶が正しければ、阿部プロと麻雀を打つのは6年ぶりのこと。
あまりの緊張感や高揚感があって、というのは言い訳に過ぎませんが…。

他にも、卓内で自分がフォローしなければならない一般参加の方のミスに
対応出来なかったり、成績表の記入を先輩アスリート選手に任せてしまったり…。
意識が足りないと思われても仕方のない凡ミスを繰り返していました。

ほんの少し、心に余裕があれば、それは出来ることばかり。
客観的に場を見て、自分の取るべきことをやる。
その程度のことが出来なければ、肝心な麻雀自体もうまくいかないだろうなあ…。
なんて思っていました。
もちろん、今後の課題でもあります。


さて、話を戻し、東1局の手牌。
手なりで7巡目に以下のテンパイをしました。

三筒三筒三筒四筒五筒五筒六筒六筒四索四索八索八索八索 ドラ九筒

タンヤオイーペーコーの両面形という、最初の構想通り。
場は無風状態で、おそらくテンパイは自分だけ。
とはいえさすがにこの手、リーチを打つ人は少ないでしょう。
四筒をツモった時だけアガろうという意識でヤミテンに。

2巡のツモ切りの後、待望の手変わり材料である五筒ツモ。
テンパイを入れた他家が使いづらい六筒を打ち出して攻めてくることを考慮して、
先制リーチに踏み切りました。

実は、ツモり四暗刻には苦手意識がありまして、ほとんどアガったことがありません。
まあそれでも、全ての役満で一番多いとは思いますが…。

だから最近は、ツモアガリを祈ることもしなく、
出アガリでもアガれればラッキーくらいの気持ちで打っています。
でもこの時は、なんとか最初に叩いて、
余裕を持って打ちたいという意識が強く、
(あとの赤入りテンパイを全部アガれなくていいから、これだけはアガらせてくれ!)
と、やや指先に力が入りました。

ツモが少なくなっていくにつれて、いつもは諦めの気持ちが増していくのですが、
このときは流局をほとんど意識していませんでした。
そして、最高に力の入った手で摘んだハイテイ牌は…。

四索

役満というのは、どうしてアガる前よりアガった後の方が緊張するのでしょうか。
微かに震えている手を、相手に悟られないために、
そして牌をこぼさないために、急かすように上がってくる牌山を前に出しました。

この役満のおかげで、その後無数に繰り出される仲川プロの攻めにヒヨりながら、
辛くもトップで終了。
対局後は仲川プロから、序盤で大量リードを得たあとの戦い方を教えていただきました。

しかし、予選で力を使い果たした僕は準決勝で何も出来ずにラスを引き、
本日の大会は終了。
役満をアガって決勝に進めないとは…。

ただ、1回戦でポイントの余裕、心の余裕を持てたことで、
その後に幾ばくかの自信を持てたのも事実。
今後も経験を積む中で、RMUアスリートとしての振る舞いや、
ワンデー大会の戦い方を身に付けていきたいと思っています。

麻雀大会に参加する人は、どんなものを求めているのでしょうか。
どんなにいい勝負をしたとしても、一つの大会で勝者はたった1人だけ。
敗れ去った数十人は、それぞれ反省や悔恨を抱えながら会場を後にします。
勝者にしか価値がないのならば、こんなに非効率的な一日の過ごし方はないでしょう。
勝負の結果以外に何か大きな価値があるからこそ、
たくさんの方が貴重な時間を調整し、会場へ集まってくれるのです。

仲間たちとの貴重なふれあい。
前回より少しでも上の順位を目指す。
自分の成長の実感。そして今回のスプリントでいえば、
優勝以外にも価値のある、ファイナルに向けてのトライアルポイント。
こうしたいくつもの価値を求めることで、一つの大会が盛り上がっていくのだと思います。

全員が優勝は出来ない。
その中で、自分にしか見つけられない何かを持って帰る。
そんな試みにチャレンジ出来るのが、競技麻雀大会の良さではないでしょうか。


次回のマーズカップは8月8日の日曜日。
RMU公式Aルール(一発・裏ドラあり)で開催されます。
夏休みシーズンということもあり、RMU所属選手他、多数の方の参加が予想されます。
定員には限りがございますので、エントリー希望の方はお早めに!




文責 小林 景悟



ランキング表の歩き方

こんにちは、さくらいりょーすけです。
久しぶりのブログ登場です。ども。
19歳のときから麻雀プロ活動をしてきた私ですが、
諸事情でライトコースに転向して、
最近ではほかの人たちの成績を見ることだけがささやかな楽しみになっています。
ということで今日はRMU名物「成績ランキング」について
あえて斜め上から語らせていただきます。

※この記事は2010年6月20日時点での成績表を基に書いています。


RMUは発足以来の対局成績を全て保存しています。
それを集計したランキング表からいろいろな麻雀の指標をうかがい知ることができるのです。
誰かが「あそこまできっちり数字で出ると雀力のごまかし効かないよね」と言ってましたっけ。

2007年以来の成績表を見ると谷井さん、藤中さんの両A級プロの対局数が最も多く309回。
最多勝は谷井さんの91勝となっています。
毎年強い人は25勝程度するので今年中に100勝選手が5人くらい出そうですね。
聞いた話だと100勝に達した人には記念品がもらえるとか。
88勝の多井さんが「谷井より先に100勝に達してみせるぜ」と張り切っていました。
負けるな、谷井さん。

また総得点でも多井さんと谷井さんは既に100万点以上プラスしています。
単位が「点」でなく「円」だったらクルマが買えますねぇ。

そして初年度に多井さんが記録した「34戦連続ラスなし」というすごい記録。
これはしばらく破られない気がします。
本人にそう言ったところ「この記録を破れるのは未来の俺だけだな」と
相変わらずのビックマウスを披露してくれました。
34回連続は2007年の11月アタマから2008年の2月半ばまでラスがなかったようです。
ちなみに35戦目に多井さんをラスにしてトップを取ったのはアスリートの福田さん。
多井さんはこの後も10回近く連続でラスなしなので
ここで留めておかなければ40を超えていました。
福田さん、なかなかいい仕事しますねぇ。


話は変わりますが好成績を挙げている人を見てみると
いくつかのパターンに分類されることに気付きました。

ツワモノパターン1
「上位の着順ほど多い」
これが当てはまるのは多井さん、
谷井さんに加えてB級プロの宮田さんとアスリート以上の実績を残している平山さん。

 谷井(91−82−73−63)
 多井(88−80−65−54)
 宮田(81−70−65−57)
 平山(56−55−42−34)
( )内は左から1着数−2着数−3着数−4着数

このパターンは純粋に麻雀の総合力が高いと言ってもいいのではないでしょうか。


ツワモノパターン2
「特定の着順が少なくその一つ上の着順が多い」
これは強豪ライトの吉田さんやB級プロの仲川君、渡辺君に見られる傾向です。

 吉田(61−43−52−51)
 仲川(51−35−40−41)
 渡辺(63−71−48−67)
 
吉田さんや仲川君は2着からトップになることが多く、
渡辺君は3着から2着になることが多いという見方ができると思います。


ツワモノパターン3
「トップ数が多い」
これは阿部さんやB級プロの佐竹さんに当てはまります。

 阿部(63−55−57−57)
 佐竹(44−30−29−34)

トップ取りに強いというのは巷のオカあり麻雀で勝つための重要な要素ですね。
僭越ながら私(さくらい)もここに分類されます。照れる。

 さくらい(47−38−38−39)


ツワモノパターン4
「ラスが少ない」
これは藤中さんやB級プロの仲大底さんに当てはまります

 藤中(75−83−85−66)
 仲大底(71−70−73−58)
 
ラスを引かないのも麻雀を勝つための大きな要素なのでこれも納得です。


思い通りに成績が出せなくて悩んでいる人は
自分がどのパターンを目指すかを意識してみてはどうでしょう。




文責 さくらい りょーすけ


ヴィーナスカップ 自戦記

みなさまこんにちは、RMUアスリートの堺ちひろです。

なんとわたくし、麻雀熱に浮かされて、数ヶ月前に九州より上京して参りました。
麻雀とRMUに惚れてしまったんですね。
今後は東京でのRリーグやファクトリーに参加出来るようになり、
毎日ウキウキしています。
もちろんスプリントカップやオープンリーグにもどしどし参加する気なので、
皆さまお時間あるときに相手してくださいねっ!

さてさて、そんな私ですが、
5月29日にさっそくヴィーナスカップに参加してきました。
今回はその自戦記をお送りいたします。


大会当日は、会場の場所・広さ・開始時間などは知っているものの、
スプリントは未体験なのでどんな規模なのかは分からず、
ドキドキを胸に出発しました。

牌に触れるときには必ずテーマをもって臨むのですが、ここ最近のテーマは、

「3飜の手作りとテンパイ時の待ち形の巡目ボーダーを意識する」

というものでした。
みんな普通に無意識でやっていることだとは思うのですが、
私は身に付いていないので、意識せず出来るまで敢えてテーマとして掲げ、
強く気を付けて打牌選択するようにしています。

この日もそれを思いながら会場入りすると、なんと17卓68人もの参加者が。
開始前ということで、会場のあちこちから談笑の声が聞こえてきました。

そんな中、受付を済ませ、気を落ち着かせるためルールを改めて確認。
今回は一発裏ドラなしのRMU公式Bルールです。


第1戦目。
序盤は局進行にまったく参加出来ずに、大きな放銃もなく原点付近…。
みんな手が早いなぁと、まるで他人事のように思っていました。

そして南場に入り、上家の親が連チャンし始めます。
そこに来て、私が持ち前のぬるさを発揮し、親に3,900は4,500を放銃…。

特に手が整っていたわけでもなく、単なる凡ミスです。
ショックのあまり牌姿が飛ぶという情けなさ。連チャンされた焦りもあったのでしょう。

そんなこんなで、気付くとラス前。
ここでハッと我に返り、気を取り直します。
現在、2着目に1万点近く離された3着目。
そこに舞い降りた配牌が、これです。

二萬二萬三萬八萬九萬二筒三筒三筒五筒五索七索北中 ドラ二索

そして第1ツモが、二筒
うーん…。
大分悩みましたが、もう思い切り良く楽しい手にしよう!と思い立ち、
ここから打五索としました。
するとなんと、10巡目には以下の牌姿へ。

二筒二筒三筒四筒四筒五筒五筒六筒七筒八筒九筒中中 ドラ二索

へぇ…こんなことも起きるんですね(笑)。
しかし、ここで疑問が発動。

(1)リーチなの?ダマなの?
(2)ダマにした場合、着順が変わらないのでラス目から二筒が出たら見逃すのもアリ?

どきどき。考える堺。
結局、ダマテンを選択しました。
すると、2巡後に中ツモの2,000-4,000をアガることに成功。
しかしながら、この手は何が正解だったのでしょうか?
ちなみに中は1枚切れでした。

それはさておき、話を戻すとして、迎えた時間打ち切りのオーラス。
トップ目と7,600点差、3着目(親)と2,100点差の2着目でしたが…。

ここで親がラス目から2,900を出アガリし、3着に落ちて終了。

(▲3.9)


2回戦目。
ここではなんと、S級ライセンスの多井プロと同卓。
(わ、代表と同卓♪胸を借ります!)と鼻息荒く卓に着きます。
しかし開局早々、緊張はピークです。
それでも、自分に出来る精一杯をしようと思ったのですが…。
悲しいかな、序盤から満貫手が飛び交う中、また1人置き去りの展開。

そしてあっという間に並びが決まってしまい、気付けば代表がダントツの5万オーバーに。
それでも1半荘をぐっと堪え続け、幸いにも大事には至らず3着で終わりました。

(▲11.4 / Total▲15.3)


3回戦目。
ここらでマイナス生活に終止符を打つべく、着席。
この頃には緊張もだいぶ解けていて、
徐々に周りが見えるようになっている状態でした(遅)。

今回の相手は、RMUのアスリートが2人。
正直な所、知っている顔なのでだいぶ安心したのを覚えています(笑)。

彼らは、卓を離れれば仲間。でも今はライバル…と勝手に思っていると、
開始早々、親番で大物手が入りました。

二萬三萬三筒四筒四筒五筒五筒六筒八筒八筒六索七索八索 ドラ八索

全員の捨牌でマンズが安く、幸運にも私の河も色が偏っていません。
早い巡目に三萬を切っての一萬四萬待ち。
8巡目、安目でも5,800点になるリーチです。
そして流局間際、ソーズに染まり気味の上家から四萬が。
はい、12,000いただきました。

でも、やっぱりそこから点棒を増やせないのが未熟な所で…。
下家の染まってるかどうかわからない手に、
絞るべき字牌を限定しきれなくて何本場も重ねられたり、
どぎまぎしてポンテンを取り損ねてみたりで、
あっという間にオーラスを迎えました。

ここで、(あれ、持ち点だいぶ減ってますけど?)と心の声。
そう、親マンをアガったにも関わらず、
この時は何故か37,600点持ちのトップ目でした。
もうここでは、きっちりトップを取りきることが至上命題です。

そんな時、貰い受けた配牌がこれ。

七萬九萬九萬二筒四筒六筒八筒二索三索五索九索南發 ドラ三萬

そして第1ツモが、南
うーん…。
いつも思うのは、スッとアガりたい時に、
軽くて速い手になりそうな配牌を持ってこれないな、ということ。
でもここで生まれた星を呪っても仕方ないので、ひとまず打九索としてみました。

すると、あれよあれよという間に皆の捨牌でピンズが安くなっていきます。
そこでピンズに照準を合わせたチートイツを敢行し、ほどなくテンパイ。

九萬九萬四筒四筒五筒五筒八筒三索三索五索五索南南 ドラ三萬

ここまでトイツカブリもないので、テンパイと同時に、
(この手、アガれる!)という妄想モードに突入しました(笑)。
それからすぐに九筒を持ってきて、八筒九筒の待ち牌選択です。
結局、六筒がたくさん見えていて、
九筒は使われていそうな気がするという浅はかな考えで八筒タンキにしました。

次巡、対面が手出しで打九筒。でもドキドキしない。
(あれ?ペンチャン落とし?キタキタ)という妄想を続行です。
すると次巡、妄想通りに対面が打八筒

今大会で唯一、思った通りにアガれた1局でした。

(+24.9 / Total+8.9)


4戦目、予選最終戦。
開始前に発表されたボーダーには程遠いため、最低でも6万点のトップ条件です。
しかし、延々と手は入らず…。
更には、

一萬二萬三萬四萬五萬六萬八萬九萬二筒三筒四筒八索八索 ドラ八萬

相手のこの手牌に、スジを追った打七萬で痛恨のオリ打ち放銃をしてしまう始末。
その時自分はイーシャンテンでした。
とっても情けないオリ打ち5,200放銃、精神的に辛かったです。
本当に中盤終盤の丁寧さが足りてないと実感しました。

結局、オーラスまでノーホーラで。

一萬八萬九萬一筒三筒四筒五筒六筒六筒九索南西北 ドラ五索

オーラスの配牌がこれだったのですが、第1ツモで中を引き、
ここは国士無双一直線で頑張ろう!という気概でむんむんになりました。

10巡目にはイーシャンテンまでかこつけたので、
生意気にも、(ほらね、いけるでしょ)とニンマリ。

しかしその後、待てども待てども必要牌の東發がやって来ず。
最終的には時間打ち切りとなり、終了…。

そうそう。
この時、親のテンパイ形を見て愕然としました。

一筒一筒九筒九筒九筒四索五索六索東東發發發 ドラ五索

さらに、別の方の手牌に東が2枚、發が1枚序盤からあるという話を聞かされて。
つまりは私クラス、テンパイすら出来ない運命だったんですね(笑)。
なんとなく、大会で役満なんてお前にはまだ早いと、麻雀牌に言われたような局でした。

もちろん当然のラス…。
私の初スプリントは、予選敗退という形で幕を閉じました。

(▲29.2 / Total▲20.3)


今回の麻雀を振り返ってみると、
闘牌というのもおこがましいレベルだったなという感想です。

でも、テーマを意識せずに漫然と打った局が1局もなかったことは、
前よりは進歩したかなと思いました。
緊張で意識が飛んでる局は何とかしたいですが…。
まだまだ学ぶべきことが山積しており、麻雀が楽しくてしかたないので、
今後もテーマを忘れず修練に励みつつ、積極的に大会に参加したいと思います。


さて、次のスプリントは今週土曜日に開催されるアースカップです。

詳しくはコチラ

赤ありのCルールで行われる大会は珍しいので、皆さん是非ご参加ください!




文責 堺 ちひろ



年忘れ麻雀大会2009 レポート



皆さんこんばんは!
RMUアスリートの荻野徹也です。

去る12月23日、みんなでワイワイ麻雀を楽しみましょう!
ということで、「年忘れ麻雀大会2009」が開かれました。

今年は今までと違い、個人戦で行われました。
って、私は今年からの初参加なので、以前のことは知らないんですが(笑)。

えー、それはさておき。
今大会のシステムは、RMU主流の公式Aルールで3半荘戦うというものでした。

そこでは、牌譜に残したいと思わせるような組み合わせも。

藤中慎一郎プロ VS 阿部孝則プロ
多井隆晴プロ VS 藤中慎一郎プロ

など、名勝負になりそうな予感。。。

…と思いきや、煽り合いの賑やかモード!

特に、多井代表が喋ること喋ること。
ことあるごとに「最速最強!」と呪文のように唱えておられました。
自己暗示するかのようなその仕草に対して、
「そんなに勝ちたいんだあの人」と参加者一同で笑っていましたよ(笑)。

また、皆さん「場況が場況が」と言いながら、
普段しないことをやりたい放題にやっていました。

阿部プロがフリテンリーチ(リーチのみ)をツモってみたり、
藤中プロが裸タンキにしてみたり、
多井プロが地獄単騎でリーチ(残りツモ1回)してみたり…と、
とにかく普段ならあり得ないことだらけでしたね。

さすがライセンスプロ、引き出しがたくさんありますな〜。

…で、そんなこんなで楽しい時間はすぐに終わりを迎えまして。

結果、優勝は…。

+71.4ポイントで多井隆晴プロでした!!



さすがですね。
帽子が似合ってますよ!


そして、準優勝は藤中慎一郎プロ。



今年三冠の勢いを見せつけるかと思われましたが、僅かに及びませんでした。
しかしそれでも…やはり強い人はいつでも強いんですね〜。

ちなみに自分の結果は、+35.0ポイントで5位…と、ちょっと中途半端な感じ。
うーん、来年頑張ります(笑)!


それから、会場を移動して、宴会もありました。

え〜と、私ですね。何を隠そうお酒とおしゃべりが大好きでして。
お話したことない皆様とも仲良くなれて本当に楽しかったです!

セットにも誘っていただいたりと、すっごく嬉しくて有頂天でした私!
土田プロ、古久根プロも宴会から参加してくださいまして、
緊張もかなりしましたが。。。


さらには、3次会として明け方までカラオケパーティーも開催。
翌日はクリスマスイブだというのに…。

とにかくまあ、最後まで笑いの絶えないイベントでした。
皆さんの暴れっぷりに新参者の私としましては少しタジタジでしたが(笑)、
来年はもっともっとRMUの行事に参加したいと心から思いました。

そして、麻雀の内容も精進しようという気持ちにさせてもらえました。
素晴らしい人達に囲まれると、こういった遊びの場でも向上心が刺激されるものです。

このように、前向きに一年を締めくくれて、
来年も頑張ろうと思わせてもらえる素晴らしい一日でした。
早くも来年の忘年会が楽しみです!


それでは今回はこの辺で。。。

またお会いしましょう!
皆さま良いお年を!




文責 荻野 徹也



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RMU
リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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