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  • 2011.09.26 Monday
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何切るテレフォン 第4回

こんにちは、RMUアスリートコースの谷井茂文です。

第4回目の何切るテレフォンは、理解力の低い僕をも
いつもわかりやすい解説で納得させてくれる、
「理論派の極み」ことS級ライセンスの古久根英孝プロにテレフォンです。


谷井「今日の何切るテレフォン、よろしくお願いします」

古久根「うん、よろしくね」

谷井「早速ですが質問に入らせて頂きます。
今回の設定は、東1局東家1巡目、

二萬二萬四萬四筒五筒六筒七筒一索一索二索四索七索八索九索 ドラ一索

開局早々、ドラ2枚のチャンス手です」

古久根「なんとかアガりたいところだね」

谷井「けれど、どれを切ればいいのか少し迷ってしまう形ですよね…。
まずはイーシャンテンを維持できる二萬四萬七筒はどうですか?」

古久根「七筒を切れば余剰牌がないので、覚え始めは七筒を切ってしまいそうだけど、
これは問題外だね。
ピンズに手をかけると、好形のテンパイを組むのが難しくなってしまうから」

谷井「それでは四萬はどうですか?」

古久根「四萬を切るとマンズの対応力がなくなってしまうのでよくないね」

谷井「じゃあマンズにも対応出来ていて、イーシャンテンを維持できる
二萬切りがいいって事ですね?」

古久根「と思うだろ(笑)。君はまだまだ麻雀の基本が出来てないね〜」

谷井「え?二萬切りじゃダメなんですか?」

古久根「ダメだね。打二萬でイーシャンテンを維持し、三萬三索を引いて
テンパイしても結局イーシャンテンに戻す方がいいよね?
そういう時はイーシャンテン維持に意味はなく、より良いイーシャンテンに
なるようにリャンシャンテンに戻すのが基本なんだよ。
例えば、打二萬とするとピンズを引いた時に、

二萬四萬三筒四筒五筒六筒七筒一索一索四索七索八索九索

のようなイーシャンテンになってしまうでしょ?それよりもピンズを引いた時に

二萬二萬四萬三筒四筒五筒六筒七筒一索一索七索八索九索

のイーシャンテンの方が形が良いよね」

谷井「確かにそうですね。という事は、リャンシャンテンに戻す
二索四索がいいって事ですね!!どちらがいいでしょうか?」

古久根「答えから言うと四索だね。二索を切ると三索を引いた時のロスが大きすぎる。
四索を切り三索を引いた形が

二萬二萬四萬四筒五筒六筒七筒一索一索二索三索七索八索九索

二索を切り五索を引いた形が

二萬二萬四萬四筒五筒六筒七筒一索一索四索五索七索八索九索

どちらがいい?」

谷井「前者のほうがいいと思います。」

古久根「そうでしょ。四索切りの後に三索を引くとドラは切ることになるけど、
マンズとピンズのくっつきのイーシャンテンになるのでむしろ大歓迎。
この手牌は、マンズかソウズの愚形が処理されての、
くっつきのイーシャンテンになるのがベストなんだよ。
ドラが一索という事で間違えやすいけど、ドラにはとらわれずに
和了りを逃しにくい四索を選択すべきだね」

谷井「二索を切る人は、その後に五索を引いたら何を切るのでしょうか?
僕は二萬を切るのがいいと思いますが…」

古久根「それでいいと思うけど、七筒を切ったりして間違える人も出てきそうだね。
そういう事も含めてシンプルな打四索がいいんじゃないかな」

谷井「なるほど。解説を聞く前には難しく思えた手牌ですが、
今はどのように打つべきか理解出来ました。
今日はありがとうございました。また質問させて頂きます!」

古久根「まだ技量が低い若手選手は、もっと積極的に
こういう質問をしたほうがいいと思うよ。
そうしないといつまでたっても強くなれないからね」


僕が古久根さんに麻雀を教わり始めたのは、今から約4年前。
フリーで毎日のように打っていたものの、どこか伸び悩んでいた時期でした。
殻を破れないでいた僕に麻雀を教えてくれ、
それ以来フリーでの成績が飛躍的にアップしました。

向上心のある人は、早くいい環境を見つけて下さい。
それが強くなるための一番の近道だと思います。
せっかくRMUには強い打ち手が揃っているのですから、
これを活かさない手はありませんよ。


(文責・谷井 茂文)

何切るテレフォン 第3回

こんにちは、鈴木智憲です。
大好評(!?)の何切るテレフォン第3回目は
私鈴木が「寡黙な王者」こと阿部孝則プロに電話します。

阿部さんと言えば、プレイヤーの横顔でも紹介されているように、
非常に我慢強く、常に淡々と打ち、気配が表に出ないという凄い打ち手です。
観戦していて「さすがにここは勝負か!?」という局面でも、
簡単には打たずに当たり牌を止めてテンパイを入れたり、
勝負所ではきっちりアガる場面を何度も目の当たりにしてきました。

私も目標としている選手であり、最近はよく観戦させて頂いてます。
その中で印象に残った局に関して質問してみました。
今回は「何切る」というより「どう打つ?」と言った方が、
合っているかもしれませんが…。

まずは某タイトル戦の本戦、半荘2回勝負の1回戦目からです。
(半荘2回を打ってトータルポイント上位2名が勝ちあがり)

鈴木「遅くにすいません。○○戦の時の事で質問なんですが、覚えていますか?」

阿部「うん、牌姿さえ言ってくれれば大体答えられると思うよ」

鈴木「ずっと先手を取れず、苦しい戦いが続いていて、
ラス目で迎えた一回戦目のオーラス、ドラが暗刻の手が入りましたよね?」

四萬六萬八萬九筒九筒九筒二索三索七索八索九索東東 ツモ四索 ドラ九筒

 ・前巡に打五索としている
 
 ・マンガンはツモでも出アガりでも3着、跳満をアガっても2着には届かない

鈴木「阿部さんはここから、八萬を切ってダマテンにしましたよね?
役を作ることが難しいこの手牌だと、四萬を切ってリーチを打つ人が結構多いと思うんですよ」

阿部「たしかにそうだね。
でも四萬切りのもろ引っかけリーチでそう簡単にアガれるわけじゃないし、七萬の場況も良くは見えなかった。
俺はこういう局面だとほぼ八萬を切り、両面への手変わりを考えるね」

鈴木「そういえば、阿部さんってこういうリャンカン選択の時は、大体外を切ってヤミテンですね。
僕がファクトリーでカン二萬のリーチを打った時も一萬を切ってヤミテンがいいって仰ってましたね。
まあ、あの時はかなり二萬がいい場況だったんですが(笑)」

阿部「まあ、そういう場合は引っかけリーチも全然アリだと思うけど、
やっぱりここでは八萬を切るよ」

結果、すぐに五萬をツモアガって、大きなラス抜けをします。

鈴木「あのマンガンツモは本当に大きかったですよね。
そして2回戦なんですが、オーラスを迎えて非常に微妙なポイント状況でした」

※阿部(西家、トップ目)から見て1回戦トップが対面(ラス親)、
 1回戦2着が上家(南家)、下家(北家)は大きくマイナスしてほぼ目無し

・対面と上家は1100点差で対面が上。
・上家はこの半荘で二着目に浮上すれば勝ちあがり。

よって阿部は上家を二着目に上げないように、半荘を終わらせなければならない。

阿部「いや〜ホント微妙な点数状況だったよね。
親から1300点は当たれない。1000-2000はOKだけど、1300-2600はダメ(笑)。
2000-4000だとトータルで親をまくれるからOKなんだけど」

鈴木「正直、僕は完璧には把握してなかったんですけど、
そんなにシビアな状況だったんですか!?
ホント難しいですよね、条件戦って。
僕も最終局で1000点をアガれば残って…(略)」

阿部「で、とにかく早くテンパイを入れて、アガりきらなきゃいけないんだけど…」

鈴木「手がまとまらない9巡目、なんと親がドラの南をリリースと」

阿部「驚いたよね。親は平穏に終わらせればいいわけだから。
でもまあ、ドラを切ったからにはテンパイと読むよね。
俺としては親にアガってもらってもOKだし」

鈴木「最悪な事にそのドラに当面の敵である上家がポンの声をかけるわけです。
上家も高い手はいらないんだから、あまり目立ちたくはなかったでしょうけど」

阿部「上家にアガられないように、手牌を進めなきゃいけないと思ってたら、なんと親がチー。
まだテンパってなかった。まあ、それでもアガってくれりゃいいんだけどさ」

その時の阿部の手牌が

三萬四萬五萬七萬七萬二筒四筒四筒六索六索八索八索八索 ツモ八索

鈴木「ここに4枚目の八索を引いてくるんですよね。
阿部さんは少考して六索を切るんですが難しかったですね。
対局終了後に多井さんや古久根さんが来て、
微妙だけどカンした方が良かったんじゃない?と言っていました」

阿部「もちろんカンもあるんだけど、
カンして1300点以上の手になると対面の親からアガれなくなるんだよね。
さすがに親もチーでテンパイだろうし」

鈴木「最悪でもテンパイはしなくちゃいけないから、カンしてツモを増やした方が良い気もするのですが…、
う〜ん、微妙ですね。正直どう打つのが良いのかわからないです。
そして結局、テンパイしないまま終盤に上家に超危険牌の四萬を引いて、オリるんですが…」

阿部「テンパイしてたら当然切るんだけど、ノーテンだからね。
ドラを切った親は途中からオリてたから、俺はテンパイしててもアガらなきゃ無意味。
だから四萬は切らないよ」

結局上家の1人テンパイで終局し、阿部さんは+20オーバーにも関わらず、
卓内3位で残念ながら敗退となってしまいました。
ちなみに、上家の待ちは一萬四萬だったそうです。
敗退したとは言え、最後までプロの麻雀を見せてくれました。

鈴木「ありがとうございました。またお話させてください」

阿部「おう、いつでも大丈夫だよ」

こうして「どう打つテレフォン!?」は終わったわけですが、
改めて感じたのは阿部麻雀の太い芯でした。
安易に引っかけリーチを打たなかったり、アガらなきゃいけないのにしっかり危険牌を止めたり、
どんな状況でも自分の麻雀を打っているという事に驚きました。
局面、局面で多少の打ち筋の変化はありますが、根っこの部分は全く変わらないのです。
文章にしてみると、普通にできそうな気がしますが、実戦ではとても難しい事です。
私を含めこれからの選手には、この辺りを見習って精進していくべきだと感じました。

以上、鈴木智憲でした。
次回の「何切るテレフォン」もお楽しみに。


鈴木 智憲
文責・鈴木 智憲


何切るテレフォン 第2回

皆さんこんばんは、RMU事務局です。
先日、当ブログ内で土田浩翔のエヌスク記事を紹介したところ、
会員の方からコメント欄に2点ほど質問をいただきました。
→土田のエヌスク記事紹介はこちら

土田から「回答しようにもコメント欄だけで書ききれる内容ではない」と相談され、
本日は「何切るテレフォン」第2回(というか番外編)としてそのテーマを取り上げようと思います。


みなさんこんにちわ!土田浩翔です。
最近は日本麻雀機構の業務に追われRMUのみなさんにはすっかりご無沙汰してます。
さっそく質問してくれた麻雀に対して向上心のある方に回答をさしあげたいと思います。
質問された方もそれ以外の方も読んでみてください。よろしく!

【質問1】
スジ牌を残すことがなぜ『即効性』になるのでしょうか?

【回答1】
「トイツ場」と呼ばれる場が出現すると、御存知のようにリャンメン形が埋まらなくなります。
もちろん、ツキが偏っていて何でもOKみたいな状態に仕上がっている人に「場」の性質は関係ありませんから、「トイツ場」でもタンピン三色がアガれることもあります。
また、例外的にリャンメンがスイスイ埋まる人もいます。
麻雀には例外がつきものですから致し方ありません。

リャンメン形が埋まらない裏側では何が起きているかというと、そのリャンメン形に必要な牌たちが一人の打ち手に集まっていることが多々あります。

したがって、「トイツ場」においてチートイツを狙うときには、
その「場」の偏りというか性質を利用して、手中にある牌の孤立筋牌を残せば他の孤立牌より重なる確率が高いという考え方をしたらどうか。
何も知らず、山読みや他家の捨て牌読みから、残す牌を決めるやりかたより即効性があると言いたかったのです。

【質問2】
チートイイーシャンテンになったときに選択肢の孤立4枚が全てトイツのスジになっていたとします。
ここでの打牌の判断基準はなんでしょうか?

【回答2】
イーシャンテンで残している牌がすべてスジ牌でどれも重なりそうな雰囲気のとき、
テンパイした瞬間、どの牌を待ちにすればいいのか?ということです。
私は、あとから来たスジ牌を優先して残すようにしています。
さらに言えば、あとから出来たトイツのスジ牌を優先して残すようにしています。
例題を挙げると…

一萬一萬二萬二萬四萬七萬七萬二筒二筒五筒六索六索九索

という手牌に、ツモ五萬と来れば、その五萬が重なりそうに感じた牌ならば、
すでに手中にある孤立筋牌四萬五筒九索の中で一番古くから存在する牌を捨てていくということです。

また、

一萬二萬二萬四萬七萬七萬二筒二筒五筒三索六索六索九索

という手牌に、ツモ一萬と来たならば最新のトイツが一萬になったわけですから、孤立スジ牌の中でも四萬は一番ホットな孤立筋牌として最後まで残すということ。
この意味わかりますか?
孤立スジ牌だけの比較ならばあとから引いてきた牌を優先して残せばいいし、
トイツになっている牌を基準にすれば最後にトイツになった牌のスジ牌を優先して残せばいいんです。



以上、土田からのメールを掲載させていただきました。
「何切るテレフォン」ではブログ読者の皆様からの質問をお待ちしています。
質問がある方は事務局(info@rmu.jp)までメールをお送りください。
その際はメールの件名に「何切るテレフォンの質問」とお書きください。
なお内容は麻雀の質問に限定させていただきます(主旨と外れた内容の場合はお答えできない可能性があります)。

皆様の質問をお待ちしています。


何切るテレフォン 第1回

皆さんこんにちは、RMUの伊東直毅です。
まだまだ厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
南国育ちの私には、東京の冬でさえも耐え難い毎日です。

さて、もう年が明けて大分たつというのに、私の麻雀は今ひとつパッとしません。
「どうすればもっと上手くなるのだろう…。
それこそ、ライセンスの人たちみたいに…って、その手があったか!」

そう、強くなりたいなら強い人に聞けばいい。
そして、強い人ならたくさん自分の周りにいるではないか!
彼らの麻雀に対する考えを電話で学んでみよう。
そうすれば、私もブログ閲覧者の皆さんも、一緒にレベルアップできる!
という訳で、今回から新企画「何切るテレフォン」が始まります。

その内容は読んで字の如く、電話で何切るについて語っちゃおうというわけです。
その中でライセンス者の麻雀と若手の麻雀が熱くぶつかります。
是非最後までご覧下さい。

第1回目の今日は、「最速最強」こと多井隆晴プロ。
多井プロが優勝したペルセウスカップからの何切る問題です。

伊東「多井さんこんばんはー。ちょっと麻雀の話をしたいんですけど」

多井「おう、なんだ伊東か。勉強熱心だね〜。
いいよ、麻雀のことなら何でも聞いてくれ(笑)」

伊東「さすが多井さん。まず、改めて先日のペルセウスカップ優勝おめでとうございます。
さすがでした」

多井「おうサンキュー。麻雀の調子は悪くなかったからね。
それで、話したいことって何?」

伊東「ラス前で連荘した多井さんの親番なんですけど覚えてます?」

多井「当たり前じゃん、全部覚えてるよ。」

伊東「さすがです。それで1本場の牌姿なんですが…
前局5800をアガり、いいムードで迎えた1本場、この手も是非仕上げたいですよね。
でも1メンツ4トイツのこの手、メンツ手でもトイツ手でも2シャンテンと捌きが難しそうです」

ペルセウスカップ決勝戦 南3局1本場 親 トップと4000点差の2着目(トップが優勝)

二萬二萬三萬三萬二筒三筒四筒四筒八筒九筒九筒一索三索 ツモ六筒 ドラ發



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