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  • 2011.09.26 Monday
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第3期クラウン予選 自戦記

こんにちは、RMUアスリートの深谷祐二(ふかたにゆうじ)です。
今回のブログは、私の第3期クラウン予選の自戦記をお送りします。



11月29日、日曜日。
第3期クラウン予選初日、私は会場のヤナギカルチャースクールへ足早に向かっていた。

一昨年、私は去年とも予選は通過したが、本戦で敗退。

一方で、過去2大会ともに決勝へ古久根・多井というS級ライセンスが残ったものの、
第1回は山谷、第2回は渡辺という若い打ち手が彼らを打ち破って優勝した。
それを見て、少なからず悔しさを感じたことを覚えている。
何故あの場にいるのが自分ではないのだろう、と。

私は裏方として採譜係や観戦記事を書くことに楽しさを覚え、やりがいも感じている。
しかし、たまにはその主役になってみたいとも思う。
恥ずかしながら、自分は未だタイトル戦決勝という大舞台を味わったことが無い。
今年こそ…という思いで足を進め、会場入りした。

クラウンの予選システムは、午前に行われる1次予選と、
午後に行われる2次予選の2回を勝ち上がらなければならない。
それぞれ3半荘打ち、プラマイ0ポイント以上が勝ち残りという
非常にわかりやすいシステムだが、
リーグ戦やワンデー大会などとはまた違った打ち方が求められる。
まあ…冷静に打てば大丈夫さ、と自分を落ち着かせながら初戦の卓へ向かった。


1次予選の1回戦。
31,300点持ちの2着目で迎えた南3局の親番、終盤にこのテンパイが入った。

五萬六萬三筒三筒三筒五筒六筒七筒三索四索七索七索七索 ツモ四索 ドラ七萬

全体的にマンズは安く、自分は早い巡目に六萬を切っている。
とは言え、残りのツモは3回程で、待ちの四萬七萬は1枚も見えていない。
両面を引いてテンパイならまだしも、
このツモは両面ではアガれないツモだと教えてくれているようにも感じる。
それにも関わらず、自分はリーチを宣言してしまう。
すると、役牌をポンしていた上家が

三萬四萬四萬四萬七萬七萬七萬 ロン三萬 七索横八索九索 發發横發 ドラ七萬

この満貫を対面からアガり、自分に代わって2着に浮上。
オーラス、ドラがトイツで入るも、
シュンツ手もトイツ手もリャンシャンテン止まり。
全員ノーテンで終了し、ほぼ配原の3着スタートとなる。
観戦していた現王者の渡辺も「あの四萬七萬リーチは無い」と言うように、
ひどいリーチだったと思う。
してはいけないとわかっていながらリーチをしてしまった。
むしろ、自分が振り込まずに済んでツイていたと言っても良いだろう。

(▲4.7)


だが反省はそれまで。
気を取り直して向かった2回戦の東2局1本場、6巡目。
チャンスが訪れた。

五萬五萬六萬四筒五筒六筒六筒七筒八筒一索一索一索二索 ツモ四萬 ドラなし

上家のRMUアスリート・宮田がピンズの染め。
二索三索は1枚ずつ切れており、一旦打二索として
マンズにくっつけたピンフ、イーペーコーを狙う手もあったが、
ツモの流れを信じて五萬切りリーチ。
すると、裏ドラは乗らなかったものの一発で高目の二索ツモ、かなりの好感触だった。

南1局の親番。
今度は下家がソーズの染めだが、またしても6巡目にリーチ。

四萬五萬六萬九萬九萬九萬二筒三筒三筒四筒四筒八筒八筒 ドラなし

ツモも良く、ピンズの場況も悪くない。
数巡後、対面から追いかけリーチが入るものの、
「リーチ棒を得したな」くらいに思っていた。
しかし、ここで宮田が対面の宣言牌をチー。
流れて来た三索を下家にポンされ、直後に持ってきた六索にロンの声が。

一索一索四索五索 三索横三索三索 東東横東 八索横七索九索 ドラなし

点数は2,000点だが、かなり動揺してしまう。
後に聞いてみると、二筒五筒はやはりほとんど山残り。
宮田のチーは、「事件を起こさせるためにやった」とのこと。

南2局。

二萬三萬二筒三筒四筒二索三索四索六索七索八索發發 ドラ七索

高目234の三色でリーチするも、無筋を2、3枚押され、
現物の八筒で宮田がピンフツモ。
うまく交わされてしまった。

南3局1本場、9巡目。

一萬一萬四萬五萬六萬六筒七筒八筒一索二索三索北北

二萬三萬のポンが入っており、絶好の待ちでリーチをするも、
宮田のクイタンに交わされ、自分はオーラスに30,800点の2着目。
トップ目は親の宮田、2着目の対面ともテンパイノーテンで変わる点差だ。

そんな中、自分はチートイツのイーシャンテンだったが、対面からリーチが来る。
必死にテンパイを取りに行く選択肢もあったが、
ラスを引くほうが致命的だと判断し、撤退。

結局この半荘は完全に宮田にやられてしまった形で、29,800点の3着にて終了した。

(▲5.2/トータル▲9.9)


そして、1次予選最後となる3回戦。
条件は34,900点以上の2着だ。

ここでは東2局1本場に満貫をツモり、東4局2本場で

一萬一萬一萬九萬九萬三筒三筒三筒五筒五筒南南南 ドラ二萬

この四暗刻をテンパイ。
この手をアガれば決定打だが、九萬は河に2枚切れている。
形だけ見れば普段ならリーチを掛けるだろうが、そんな場況もあり、
またプラスマイナス0以上で通過という条件のうち自分がトップ目なので、ダマテンを選択。
そして、ドラの二萬を持ってきたところですぐに九萬を落とす。
結果的にアガり逃しはなかったため、好判断だったと思う。

その後は東3局3本場に6,400は7,300をアガり、そのままトップで終了。
なんとか通過を果たすことが出来た。

(+22.4/トータル+12.5)


1次予選と2次予選の間の休憩中、最後に後ろで観戦していた真下修プロと少し話をした。
それは、自分が最後の局、最初からベタオリしていたことに対するものである。

「あの局面では最善かもしれないけど、この後の予選のことを考えたら、最善とは思えない」

曰く、気持ちの切り替えをしなければいけないのは大変だ、ということらしい。
自分ではあまり意識したことが無いが、言わんとすることはよくわかる。

麻雀というのはとても繊細なものであり、例え同じ局面であっても、
その時の精神状態によって全く選択が変わってしまうものだ。
自分はメンタルがあまり強くない自覚がある。
そのため、そんな状態にならないよう再び気合を入れなおし、2次予選に臨んだ。



小休憩を挟み、始まった2次予選1回戦目。
東3局、親番で先制リーチを打った。


三萬四萬四萬五萬五萬七萬七萬七萬二筒二筒六索七索八索 ドラ五筒

高目三萬ツモで4,000オールだが、六萬でも文句なし。
最初のツモが七萬だったのでそれをカンすると、表示牌に四萬がいて満貫が確定。
よし、と内心思うも、その後ツモ切った2sが
RMUアスリート小杉のダマテンに捕まり、5,200に放銃となる。

その後は自分以外が叩き合い、置いてけぼりの展開に。
南3局、親番でリーチを打つが、簡単に上家に満貫をツモられ、
感触の悪いラススタートを切ることとなった。

(▲26.4)


2回戦、少なくとも2着以上を取らないと最終戦がかなりキツくなるが、
この緊張感が逆に自分を冷静にさせたように思う。

東2局1本場、4巡目。

一筒一筒二筒二筒四筒四筒四筒五筒八筒二索西北發 ドラ一萬

配牌からあった五萬六萬の両面ターツを払い、ピンズへ一直線に向かってこの形。
そこへ下家から四筒が打たれる。
もちろん、鳴くという選択肢もあるのだろうが、スルー。
1枚仕掛けたらそう簡単には鳴けないし、仕掛け倒れで終わりたくなかった。
これが功を奏し、二筒五筒八筒と引き込んでこのイーシャンテン。

一筒一筒二筒二筒二筒四筒四筒四筒五筒五筒八筒八筒發 ドラ一萬

ここで一筒をポンし、出てハネ満、ツモれば倍満のテンパイを入れる。
ほどなく五筒が対面から出て、大きな12,300のアガリを得た。

続く東3局の親番では、ひどい手順を踏みながらもどうにかテンパイし、その1本場。

四萬四萬五筒五筒六筒七筒七筒二索二索二索三索四索五索 ドラ四萬

テンパイは終盤だが、四筒が全部と、五筒が3枚、六筒が1枚、七筒が2枚、八筒が3枚
自分から見え、ピンズが激安。
早々にピンズが安くなり、五筒の周りがほとんど無くなったが、
序盤からあったここを見切らなかったのが良かった。
終盤で対面がオリ打ったような六筒を捕らえ、再び12,300をアガる。
その後は脇の2人に追撃され、最後はヒヤっとする展開だったが、
どうにか逃げ切りマイナスを帳消し。
これで最終戦次第となった。

(+33.4/トータル+7.0)


3回戦、条件は28,000点以上の3着だが、ほぼ2着以上が条件。
最初から守りに行かないように、と再確認して臨んだ。

すると東1局の親番、いきなりターニングポイントが訪れる。
6巡目でこのイーシャンテン。

六萬七萬二筒三筒四筒六筒六筒七筒二索三索七索七索八索 ツモ九索 ドラ八筒

これなら誰もが七索を切るだろう。
しかし、その後ドラの八筒をツモり打六筒とすると、
10巡目、再び七索をツモったところで少考。

六萬七萬二筒三筒四筒六筒七筒八筒二索三索七索八索九索 ツモ七索 ドラ八筒

テンパイ枚数では、圧倒的にツモ切りの方が枚数が多い。
しかし、自分の選択は打八索
そして直後に八萬を引き入れ、ノータイムでリーチ。
高めの四索をツモり、会心の手順で4,000オール。
その後も加点し、危なげなくトップを取ると同時に、2次予選も通過を決めた。

(+31.2/トータル+39.2)


全てが良い内容だったとは決して言えないが、
随所で自分らしさを出すことができたと思っている。
別に偉くも何ともないのだが、これでクラウン予選は3年連続で一発通過。
今度こそは、次の壁を突破したい。

クラウン予選は、12月20日、27日とまだ2回あるので、
まだ出場していない方は是非ご参加ください。



深谷 祐二
文中敬称略・文責 深谷 祐二

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  • 2011.09.26 Monday
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  • 01:21
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コメント
最後の7s引き戻したとこ
8sより9sが先でいいんじゃないの?

次に6s引いたらさすがに3色見るんじゃない?
  • さくらい
  • 2009/12/18 9:40 AM
あんな仕掛けをしている時点で相当ギャンブルなんだけどね。
でも、結果的にあれがうまくいったから、私も通過できたようなもので・・
  • ミヤタ
  • 2009/12/18 12:16 PM
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