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  • 2011.09.26 Monday
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ファクトリー日記 その5

皆さん、こんにちは!
RMUアスリート、仲大底 充(なかおおそこ みつる)です。
今回は私がファクトリーの模様をレポートします。

過去4回のファクトリー日記でも記されているように、「ファクトリー」とは将棋界で言えば奨励会。
RMUの設立趣意である“真のプロ競技者を創出する”目的に沿って各自が技術を研磨するための「工場」のようなものです。

先日1月19日に、2008年最初のファクトリーが行われました。
朝11時に集まったのはアスリート、ライト、タレントの各コースから計14名の参加者と阿部、多井、古久根、藤中の講師陣4名。

今までの開催では、最初に各参加者が複数の卓に分かれ2〜3半荘を打ち、その後で講師を交え研究対局を行っていました。
しかし今回は最初にひとつの卓だけを使用して参加者が順に研究対局を打つ事となりました。
したがって講師陣の目が隅々まで行き届きます。
参加者はいつも以上にビシビシと厳しく、されど的確で暖かい指導を受けることができました。
※今回はRMU公式Bルール(一発、裏ドラ、カンドラ、赤牌無し)で行われました


各自が課題を持って臨む研究対局。
ここで重要なのは「その牌を切る(切った)理由が明確であること、
そしてその打牌に対する説明が論理的で他者を納得させられること」です。
全ての打牌でそれを心がける。口で言うほど簡単に実践できるものではありません。
日々の精進が肝心です。

今回の研究対局で私が学んだ大切なポイントは2つありました。
私の失着もあり少々気恥ずかしいのですが以下に記させていただきます。


point1 : 「リーチすることの意味」

南場で私が南家のときです。
私は13巡目にドラ3枚持ちで南白のシャボ(白1枚切れ)のリーチをかけました。

このリーチ、かけた瞬間に「しまった!」と後悔しました。
点棒状況や河の状況が問題なのではなく、

1.巡目が遅い、したがってツモる回数が少ない
2.手役がありダマでも打点がある、したがってリーチする意味があまり無い
3.私は南家、したがって私のリーチにダブ南は警戒されてしまう
4.手が整ってない人が私の現物を切ってオリる、そうすると他家にそこを狙われてしまう

…というようにマイナス面ばかり。
一発と裏ドラがないのでリーチしても打点は対して変わらないのに…。
結局、この局は上記4のケースに終わりました。

この局を含め、複数の局でリーチの有無について議論がなされました。
一般にリーチをかける時は理由があり、それは例えば次のような場合だと考えられます。

・点棒状況的にリーチをかける理由がある(オーラスで逆転するなど)
・捨牌を見て他家が使いづらそう(ヤマに残っていそう)な待ちだから
・待ちが良い形(3メンチャンなどの多面待ち)だから
・ルールによって(一発、裏ドラが有るから)

このどれかを満たせばリーチをかけたくなるのですが、講師の古久根さんや多井さんからは「リーチをかけた時の和了り難さ」についてお話を頂きました。

「リーチをかければ当然ダマよりも警戒されるので、ロン和了りしにくくなるためツモしか期待できない。
確実に和了りたいのであればリーチは控えるべきだ。」

やっぱり自分達より何倍も大舞台を経験してきた人が、数々の実体験から得た言葉は重かったです。
とても勉強になりました。


point2 : 「深く考えた打牌」

今回一番、議論が沸騰したのが、以下の「三筒五筒の切り順」でした。
多井さんがおっしゃったことを簡単にまとめると、基本的な考えとしては

手出しで五筒三筒の順番で切られる → 六筒九筒待ちの可能性が高い
手出しで三筒五筒の順番で切られる → 六筒九筒待ちの可能性は低い(0ではない)

とのこと。
「どっちから切っても一緒じゃないのか?と思うかも知れないが、そうではない。
三筒五筒七筒八筒と持っていた場合、五筒が先で次に三筒を切るということは七筒八筒が面子候補として存在する可能性が高いのである。
逆に三筒が先で次に五筒を切る場合は、九筒六筒)が先に入って六筒九筒)を待っていたが他が面子候補となったと考えられる」
ということでした。

100%そうだとは限らないのですが、捨牌という与えられた情報を基に推理していくことで相手の手を読み、
そして無駄にビビッて自分の手を壊さずに攻めていくことが出来るのだと感じました。

ただ麻雀を打つだけではなく、あるひとつのテーマ(打牌、捨牌、点棒状況etc)についてみんなで深くまで考えることができる。
これがファクトリーの最高の持ち味です。
すべての意見を漠然と盲信するのではなく、自分の中でどのように消化するかが大事なんです。


最後は講師であるライセンス者4名による模範対局。
各者一進一退の攻防の結果、阿部さんがトップを取りました。
観戦していて感じたのは、「リーチは多用せず着実に和了る」ことを実践しているということでした。
Bルールということもあるのでしょうが、常に細心の注意を払い和了りを目指しているその姿に、ただただ感心するばかりでした。


今回のファクトリーですが、自分の中では「リーチ」が重要なポイントとなりました。
これまで「親だから」とか「ドラ持っているから」などと根拠の無い理由で無為にリーチをかけることが多かったのですが、
講師陣の経験から得た言葉を聞いて目が覚めました。
教えて頂いた内容を頭の中に置き、場の状況を正確に把握することでリーチの判断をつかむことが出来ると考えているので、
これからも常に心がけていこうと思います。

ライセンス選手の皆さんから「頑張っている教え子」ではなく「ライバル」として認められるように日々精進していくので、
これからも宜しくお願い致します。


仲大底 充
文責・仲大底 充




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  • 2011.09.26 Monday
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  • 18:54
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コメント
前回の古久根勉強会では、
自分が切る時にペンチャン落しの場合に
どのような順番で切った方が
相手に読まれにくいかの話になりました。
ファクトリーであったァ↓の切り順だと
Α櫚の受けが残っている事が多く、
逆だと前者よりもその可能性が
若干低いので切りやすくなる。
細かい事ですが、本物のプロを目指す
僕らには大切な事だと思いました。
  • 谷井 茂文
  • 2008/02/19 12:32 PM
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