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何切るテレフォン 第1回
- 2008.01.31 Thursday
- 何切るテレフォン
- 21:19
- comments(2)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
皆さんこんにちは、RMUの伊東直毅です。
まだまだ厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
南国育ちの私には、東京の冬でさえも耐え難い毎日です。
さて、もう年が明けて大分たつというのに、私の麻雀は今ひとつパッとしません。
「どうすればもっと上手くなるのだろう…。
それこそ、ライセンスの人たちみたいに…って、その手があったか!」
そう、強くなりたいなら強い人に聞けばいい。
そして、強い人ならたくさん自分の周りにいるではないか!
彼らの麻雀に対する考えを電話で学んでみよう。
そうすれば、私もブログ閲覧者の皆さんも、一緒にレベルアップできる!
という訳で、今回から新企画「何切るテレフォン」が始まります。
その内容は読んで字の如く、電話で何切るについて語っちゃおうというわけです。
その中でライセンス者の麻雀と若手の麻雀が熱くぶつかります。
是非最後までご覧下さい。
第1回目の今日は、「最速最強」こと多井隆晴プロ。
多井プロが優勝したペルセウスカップからの何切る問題です。
伊東「多井さんこんばんはー。ちょっと麻雀の話をしたいんですけど」
多井「おう、なんだ伊東か。勉強熱心だね〜。
いいよ、麻雀のことなら何でも聞いてくれ(笑)」
伊東「さすが多井さん。まず、改めて先日のペルセウスカップ優勝おめでとうございます。
さすがでした」
多井「おうサンキュー。麻雀の調子は悪くなかったからね。
それで、話したいことって何?」
伊東「ラス前で連荘した多井さんの親番なんですけど覚えてます?」
多井「当たり前じゃん、全部覚えてるよ。」
伊東「さすがです。それで1本場の牌姿なんですが…
前局5800をアガり、いいムードで迎えた1本場、この手も是非仕上げたいですよね。
でも1メンツ4トイツのこの手、メンツ手でもトイツ手でも2シャンテンと捌きが難しそうです」
ペルセウスカップ決勝戦 南3局1本場 親 トップと4000点差の2着目(トップが優勝)
ツモ ドラ
まだまだ厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
南国育ちの私には、東京の冬でさえも耐え難い毎日です。
さて、もう年が明けて大分たつというのに、私の麻雀は今ひとつパッとしません。
「どうすればもっと上手くなるのだろう…。
それこそ、ライセンスの人たちみたいに…って、その手があったか!」
そう、強くなりたいなら強い人に聞けばいい。
そして、強い人ならたくさん自分の周りにいるではないか!
彼らの麻雀に対する考えを電話で学んでみよう。
そうすれば、私もブログ閲覧者の皆さんも、一緒にレベルアップできる!
という訳で、今回から新企画「何切るテレフォン」が始まります。
その内容は読んで字の如く、電話で何切るについて語っちゃおうというわけです。
その中でライセンス者の麻雀と若手の麻雀が熱くぶつかります。
是非最後までご覧下さい。
第1回目の今日は、「最速最強」こと多井隆晴プロ。
多井プロが優勝したペルセウスカップからの何切る問題です。
伊東「多井さんこんばんはー。ちょっと麻雀の話をしたいんですけど」
多井「おう、なんだ伊東か。勉強熱心だね〜。
いいよ、麻雀のことなら何でも聞いてくれ(笑)」
伊東「さすが多井さん。まず、改めて先日のペルセウスカップ優勝おめでとうございます。
さすがでした」
多井「おうサンキュー。麻雀の調子は悪くなかったからね。
それで、話したいことって何?」
伊東「ラス前で連荘した多井さんの親番なんですけど覚えてます?」
多井「当たり前じゃん、全部覚えてるよ。」
伊東「さすがです。それで1本場の牌姿なんですが…
前局5800をアガり、いいムードで迎えた1本場、この手も是非仕上げたいですよね。
でも1メンツ4トイツのこの手、メンツ手でもトイツ手でも2シャンテンと捌きが難しそうです」
ペルセウスカップ決勝戦 南3局1本場 親 トップと4000点差の2着目(トップが優勝)
ツモ ドラ
ペルセウスカップ 自戦記
- 2008.01.28 Monday
- コラム
- 23:58
- comments(4)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
みなさん、初めまして。
アスリートコース所属の大崎なおこです。
ちょっと前の話になりますが
1月6日にペルセウスカップに出場してきました。
本日はその自戦記をお送りします。
ブログ初登場ですが頑張って書いたので読んでください。
ペルセウスカップはRMUスプリントのトライアル第3戦です。
カシオペアカップで運よく3位入賞できたワタシはここでポイントを上乗せしてスプリントファイナルに出たいなぁとかたくらんでます。
頑張るぞ。
てなわけで1回戦。
「2008年の初戦だし、ちょっと無理してでもまっすぐ攻めよう!」
とか普段は弱気なワタシが珍しくポジティブ。
しかし!
まったく手が入りません。
今日は一発裏ドラのないBルールなんで戦える形を作るには
手役とかドラとかが絶対必要なのにどっちにも嫌われ気味。
ホントに見てるだけで東場が終了してしまいました。
でも南場になり、初めてチャンス手が来ました。
ドラ
ドラ1枚の役なしイーシャンテンが6巡目にドラのを引いたことで一気にチャンス手に変わりました。
やっぱりカッコ良くハネマンとかツモりたいですね。
いろいろ考え始めました。
「対面が發を鳴いてマンズに染めてるから受けはどうなんだろう…」
「引いてもテンパイ取りたくないなぁ。
もし引いたらを切りたいけど対面のケアを考えてツモ切りがいいのかなぁ」
なんてカンジでアタマをフル回転させています。
結果、数巡たってを引いてテンパイしました。
薄いと思ってたマンズが埋まってやる気急上昇です↑↑
ここはさっきまで参加できなかったうっぷん晴らしに元気よくリーチです。
リーチ棒を出してしまえばカッコよくアガる自分をイメージしながらツモ番を待つだけです。
「イーペーコーの方をツモればハネマンね。」
一発目はツモれませんでした。
「まあアガれるならでもいいかなぁ…」
二発目もツモれません。対面が無筋を切りました。
「あれ?対面の人、やる気満々ね。ワタシの手は結構高いんだよ。
打ち込んで後悔しないでね。」
またツモれません。対面がまた無筋を切りました。
他のふたりはちょっと戦意喪失したみたい。
「ツモれないのかなぁ。
対面の人はどうせ無筋ならワタシのアタリ牌を打っちゃえばいいのに…」
対面はまた無筋を切りました。もちろんでもでもありません。
「あれ?対面が鳴いてるけど…が見えてない。も1枚しか…」
対面はまた無筋です。どうやらオリる気はないようです。
「神様、ずうずうしいことを考えたワタシが悪かったです。
アガれなくていいからとを引くのだけは勘弁してください」
切る牌に困った下家が少考。
迷った末に自分で1枚切っているを切りました。
対面が満面の笑みで「ロン!!」
幸いにもアンコのタンキ。
大三元ではありませんでしたが、ホンイツがついてハネマン。
そりゃワタシのリーチにもやる気満々なわけだ(納得)。
結果は小三元でしたが大三元の可能性も充分あったわけですよね。
ってことはワタシのリーチはかなり場の見えてないリーチってことなのね↓↓
そんなしょんぼりなワタシにその後も手は入る事もなく、26500点の3着で終了。
順位点を入れて▲8.5。
先行きも不安であります。
少々気落ちした状態で2回戦。
東1局に私の手が
ツモ ドラになりました。
テンパイですが既に終盤。
誰もリーチはしてないけど親と対面が濃厚なテンパイ気配を出してます。
「は危ないよなぁ」とか切り遅れてる実感があったのにも関わらず、
「せっかくテンパイしたことだし…」的な誘惑に負けて打。
対面に「ロン!!8000」と言われてしまいました。
危ないと思った牌でも「これが通れば勝てるかも」という誘惑に負けてしまうワタシ。
もっと我慢できるように精神的に強くならなくてはいけませんね。
そして失点を挽回できないまま迎えた東場の親番。
ツモ ドラ
が1枚切れ。
いつもなら、ダブ東でもを払っていく事が多いのですが、
一発裏ドラなしでダブ東の大きな価値を諦められずをツモ切りました。
「やっぱりを切れば良かったかなぁ」とかキモチが揺れる中、
結果オーライの引きでテンパイ。
うっかりテンパイしちゃった感がありますがこれはリーチでしょう。
しかしカシオペアカップの決勝でワタシをいじめた吉田さんから追いかけリーチ。
「嫌な予感…」とか思う暇もなく、ドラドラのマンガンをツモられ親カブリ。
ますます点棒と後がなくなってしまいました。
南場に入り、なんとかマンガンをツモるもののラスのまま終了。
(2回戦▲24.5 合計▲33.0)
準決勝への条件は4回戦終了時でポイントがプラスであること。
3回戦は何とか浮かなくては。
アスリートコース所属の大崎なおこです。
ちょっと前の話になりますが
1月6日にペルセウスカップに出場してきました。
本日はその自戦記をお送りします。
ブログ初登場ですが頑張って書いたので読んでください。
ペルセウスカップはRMUスプリントのトライアル第3戦です。
カシオペアカップで運よく3位入賞できたワタシはここでポイントを上乗せしてスプリントファイナルに出たいなぁとかたくらんでます。
頑張るぞ。
てなわけで1回戦。
「2008年の初戦だし、ちょっと無理してでもまっすぐ攻めよう!」
とか普段は弱気なワタシが珍しくポジティブ。
しかし!
まったく手が入りません。
今日は一発裏ドラのないBルールなんで戦える形を作るには
手役とかドラとかが絶対必要なのにどっちにも嫌われ気味。
ホントに見てるだけで東場が終了してしまいました。
でも南場になり、初めてチャンス手が来ました。
ドラ
ドラ1枚の役なしイーシャンテンが6巡目にドラのを引いたことで一気にチャンス手に変わりました。
やっぱりカッコ良くハネマンとかツモりたいですね。
いろいろ考え始めました。
「対面が發を鳴いてマンズに染めてるから受けはどうなんだろう…」
「引いてもテンパイ取りたくないなぁ。
もし引いたらを切りたいけど対面のケアを考えてツモ切りがいいのかなぁ」
なんてカンジでアタマをフル回転させています。
結果、数巡たってを引いてテンパイしました。
薄いと思ってたマンズが埋まってやる気急上昇です↑↑
ここはさっきまで参加できなかったうっぷん晴らしに元気よくリーチです。
リーチ棒を出してしまえばカッコよくアガる自分をイメージしながらツモ番を待つだけです。
「イーペーコーの方をツモればハネマンね。」
一発目はツモれませんでした。
「まあアガれるならでもいいかなぁ…」
二発目もツモれません。対面が無筋を切りました。
「あれ?対面の人、やる気満々ね。ワタシの手は結構高いんだよ。
打ち込んで後悔しないでね。」
またツモれません。対面がまた無筋を切りました。
他のふたりはちょっと戦意喪失したみたい。
「ツモれないのかなぁ。
対面の人はどうせ無筋ならワタシのアタリ牌を打っちゃえばいいのに…」
対面はまた無筋を切りました。もちろんでもでもありません。
「あれ?対面が鳴いてるけど…が見えてない。も1枚しか…」
対面はまた無筋です。どうやらオリる気はないようです。
「神様、ずうずうしいことを考えたワタシが悪かったです。
アガれなくていいからとを引くのだけは勘弁してください」
切る牌に困った下家が少考。
迷った末に自分で1枚切っているを切りました。
対面が満面の笑みで「ロン!!」
幸いにもアンコのタンキ。
大三元ではありませんでしたが、ホンイツがついてハネマン。
そりゃワタシのリーチにもやる気満々なわけだ(納得)。
結果は小三元でしたが大三元の可能性も充分あったわけですよね。
ってことはワタシのリーチはかなり場の見えてないリーチってことなのね↓↓
そんなしょんぼりなワタシにその後も手は入る事もなく、26500点の3着で終了。
順位点を入れて▲8.5。
先行きも不安であります。
少々気落ちした状態で2回戦。
東1局に私の手が
ツモ ドラになりました。
テンパイですが既に終盤。
誰もリーチはしてないけど親と対面が濃厚なテンパイ気配を出してます。
「は危ないよなぁ」とか切り遅れてる実感があったのにも関わらず、
「せっかくテンパイしたことだし…」的な誘惑に負けて打。
対面に「ロン!!8000」と言われてしまいました。
危ないと思った牌でも「これが通れば勝てるかも」という誘惑に負けてしまうワタシ。
もっと我慢できるように精神的に強くならなくてはいけませんね。
そして失点を挽回できないまま迎えた東場の親番。
ツモ ドラ
が1枚切れ。
いつもなら、ダブ東でもを払っていく事が多いのですが、
一発裏ドラなしでダブ東の大きな価値を諦められずをツモ切りました。
「やっぱりを切れば良かったかなぁ」とかキモチが揺れる中、
結果オーライの引きでテンパイ。
うっかりテンパイしちゃった感がありますがこれはリーチでしょう。
しかしカシオペアカップの決勝でワタシをいじめた吉田さんから追いかけリーチ。
「嫌な予感…」とか思う暇もなく、ドラドラのマンガンをツモられ親カブリ。
ますます点棒と後がなくなってしまいました。
南場に入り、なんとかマンガンをツモるもののラスのまま終了。
(2回戦▲24.5 合計▲33.0)
準決勝への条件は4回戦終了時でポイントがプラスであること。
3回戦は何とか浮かなくては。
スタッフ奮闘記 その3
- 2008.01.24 Thursday
- スタッフ奮闘記
- 15:54
- comments(6)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
こんにちは、RMUアスリートさくらいりょーすけです。
多井代表の横顔を書いて以来のブログ登場です。
本日は「スタッフ奮闘記」ということで臆面もなく相変わらずの駄文を発信させていただきマス。
みなさま最後までお付き合いくださいませませ♪
実はワタクシ、僭越ながらRMUスプリントの企画を担当させていただいております。
早いものでRMUの執行部会議に「RMUスプリント企画書」なる5枚ほどのA4用紙を持ち込んだのが4ヶ月前。
まもなく開催されるアンドロメダカップ(2/3開催予定)で2007年度のスプリントトライアルはおしまいとなります。
(2008年度も開催されることが決定!さらにパワーアップするとのウワサも…)
そもそもこの企画を打ち出した発端は「麻雀の大会はどれもそんなにかわりばえがしない」という、競技麻雀ファンの友人からの不満を聞いたからです。
そういえばRMUオープンリーグにしろ他団体が主催しているタイトル戦にしろ、
はっきりとした内容の差分は見られないような気がします。
もともと子供のときからクラスのお楽しみ会なんかでオリジナルのゲームを考えるのが大好きだったさくらいです。
「それなら新しい団体の新しい大会を企画しちゃるワイ」となったわけです。
RMUオープンリーグが終わって「もうひとつくらいタイトル戦を打ち出したい」という議題が上がってたことも手伝って「RMUスプリント」っていうタイトルが執行部満場一致で誕生しました。
いくつものルールもシステムも異なる大会をやって上位者には得点を与え、
最後に得点の合計上位者を集めて決勝をやろうではないか。
「強い奴はどんなルールでも強い」という麻雀プロの理想形をRMUが打ち出そうではないか。
まず10月にカシオペアカップが行われました。
※各カップ戦は花の名前(コスモスカップとかフリージアカップとか)にしようとしたのですが、素敵で嘘くさい笑顔が特徴的な室生事務局長に「ほんわかすぎじゃない?」とダメ出しされたため星座の名前になりました。
1発目ということで基本のRMU公式Aルール。システムも普通。
参加者数も上々でなかなかの好発進。
また来場者にアンケートを取る事で会員の内外を問わず多くの貴重なご意見を吸収できました。
優勝の吉田さんはこのときは一般参加だったのですがのちに入会されています。
そうか、一般の方にはお試し的な側面もあったのか。
そして12月にケフェウスカップ。
こちらでは一発裏ドラに加え赤牌までも採用したCルールを使用。
さくらいが知る限り競技団体主催の公式戦で赤牌が使われたことは無いような気がします(調べたわけではないですが…)。
これも新しい団体ならではの試みになったと思われます。
優勝はアスリートコースの谷井さん。
ライセンス選手ふたりを決勝でうっちゃっての優勝に喜びもひとしおのご様子。
さらには1月にペルセウスカップ。
開催日は1月6日。こちらは2008年で一番早く行われた競技団体主催の大会になったと思います(やはり調べたわけではないですが…)。
そしてルールは一発裏ドラなしのBルール。あまり一般には馴染みのないルールにも参加者の方の反応は良好。
優勝は多井隆晴代表。この日は朝から体調悪そうにしていたと思ったらインフルエンザだったそうです。
翌日以降インフルエンザが発症した方はおそらく会場でうつったものと思われます。
クレームはRMUではなく多井隆晴個人宛てにお願いします。
これで公式の3つのルールを大会で試したわけですが、アンケートの結果「どのルールも楽しい」が圧倒的に多い。
そして大会自体にも「とても楽しかった」と言っていただける声が多く、スタッフ一同嬉しく思っています。
また反対にアンケートを通じて残念ながらスタッフの対応等にクレームを頂戴することもあります。
こちらも必ずそのままにはせず、会全体の問題として改めるよう努めてまいりますので忌憚の無いご意見をこれからもよろしくお願いいたします。
そんなわけで2月3日はアンドロメダカップです。
まだファイナル進出にチャンスアリアリです。
皆様の参加をお待ちしています。
今回のルールは(ABCを1回ずつやったんで)Aルールを再度使用します。
だからこそシステムに工夫を凝らし今回は予選ブロック方式というちょっと珍しいシステムを採用しています。
開会式で選手全員がくじ引きでブロック分けをします。
個人的にはライセンス選手が5人くらい固まった「死のブロック」が見てみたい気がしますが…。
P.S.
人前で話すことがちょっぴり苦手なさくらいはその克服のために毎回のカップ戦で司会をやらせていただいています。
しかしきちんと出場もしています。
ただすぐに負けちゃうだけです。
いつも準決勝の頃にはスタッフとして会場をうろついているからと「あ、司会の人だ」と思わないで下さい。
さっきまでは選手だったんですから…。
文責・さくらい りょーすけ
多井代表の横顔を書いて以来のブログ登場です。
本日は「スタッフ奮闘記」ということで臆面もなく相変わらずの駄文を発信させていただきマス。
みなさま最後までお付き合いくださいませませ♪
実はワタクシ、僭越ながらRMUスプリントの企画を担当させていただいております。
早いものでRMUの執行部会議に「RMUスプリント企画書」なる5枚ほどのA4用紙を持ち込んだのが4ヶ月前。
まもなく開催されるアンドロメダカップ(2/3開催予定)で2007年度のスプリントトライアルはおしまいとなります。
(2008年度も開催されることが決定!さらにパワーアップするとのウワサも…)
そもそもこの企画を打ち出した発端は「麻雀の大会はどれもそんなにかわりばえがしない」という、競技麻雀ファンの友人からの不満を聞いたからです。
そういえばRMUオープンリーグにしろ他団体が主催しているタイトル戦にしろ、
はっきりとした内容の差分は見られないような気がします。
もともと子供のときからクラスのお楽しみ会なんかでオリジナルのゲームを考えるのが大好きだったさくらいです。
「それなら新しい団体の新しい大会を企画しちゃるワイ」となったわけです。
RMUオープンリーグが終わって「もうひとつくらいタイトル戦を打ち出したい」という議題が上がってたことも手伝って「RMUスプリント」っていうタイトルが執行部満場一致で誕生しました。
いくつものルールもシステムも異なる大会をやって上位者には得点を与え、
最後に得点の合計上位者を集めて決勝をやろうではないか。
「強い奴はどんなルールでも強い」という麻雀プロの理想形をRMUが打ち出そうではないか。
まず10月にカシオペアカップが行われました。
※各カップ戦は花の名前(コスモスカップとかフリージアカップとか)にしようとしたのですが、素敵で嘘くさい笑顔が特徴的な室生事務局長に「ほんわかすぎじゃない?」とダメ出しされたため星座の名前になりました。
1発目ということで基本のRMU公式Aルール。システムも普通。
参加者数も上々でなかなかの好発進。
また来場者にアンケートを取る事で会員の内外を問わず多くの貴重なご意見を吸収できました。
優勝の吉田さんはこのときは一般参加だったのですがのちに入会されています。
そうか、一般の方にはお試し的な側面もあったのか。
そして12月にケフェウスカップ。
こちらでは一発裏ドラに加え赤牌までも採用したCルールを使用。
さくらいが知る限り競技団体主催の公式戦で赤牌が使われたことは無いような気がします(調べたわけではないですが…)。
これも新しい団体ならではの試みになったと思われます。
優勝はアスリートコースの谷井さん。
ライセンス選手ふたりを決勝でうっちゃっての優勝に喜びもひとしおのご様子。
さらには1月にペルセウスカップ。
開催日は1月6日。こちらは2008年で一番早く行われた競技団体主催の大会になったと思います(やはり調べたわけではないですが…)。
そしてルールは一発裏ドラなしのBルール。あまり一般には馴染みのないルールにも参加者の方の反応は良好。
優勝は多井隆晴代表。この日は朝から体調悪そうにしていたと思ったらインフルエンザだったそうです。
翌日以降インフルエンザが発症した方はおそらく会場でうつったものと思われます。
クレームはRMUではなく多井隆晴個人宛てにお願いします。
これで公式の3つのルールを大会で試したわけですが、アンケートの結果「どのルールも楽しい」が圧倒的に多い。
そして大会自体にも「とても楽しかった」と言っていただける声が多く、スタッフ一同嬉しく思っています。
また反対にアンケートを通じて残念ながらスタッフの対応等にクレームを頂戴することもあります。
こちらも必ずそのままにはせず、会全体の問題として改めるよう努めてまいりますので忌憚の無いご意見をこれからもよろしくお願いいたします。
そんなわけで2月3日はアンドロメダカップです。
まだファイナル進出にチャンスアリアリです。
皆様の参加をお待ちしています。
今回のルールは(ABCを1回ずつやったんで)Aルールを再度使用します。
だからこそシステムに工夫を凝らし今回は予選ブロック方式というちょっと珍しいシステムを採用しています。
開会式で選手全員がくじ引きでブロック分けをします。
個人的にはライセンス選手が5人くらい固まった「死のブロック」が見てみたい気がしますが…。
P.S.
人前で話すことがちょっぴり苦手なさくらいはその克服のために毎回のカップ戦で司会をやらせていただいています。
しかしきちんと出場もしています。
ただすぐに負けちゃうだけです。
いつも準決勝の頃にはスタッフとして会場をうろついているからと「あ、司会の人だ」と思わないで下さい。
さっきまでは選手だったんですから…。
文責・さくらい りょーすけ
エヌスク連載コラム紹介 即席チートイツ克服法−土田浩翔
- 2008.01.20 Sunday
- コラム
- 23:57
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- -
- by RMU
皆さんこんばんは。RMU事務局です。
RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
有料コミュニティ「RMU」を展開しています。
本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。
今回は土田浩翔の「即席チートイツ克服法」第1回をお送りいたします。
こんな手牌がやってきました。
まだ開局まもない東場2局の話です。は自風でドラは。
4巡目としては、なかなか魅力ある手牌で機動力も活かせそうです。
しかもやを早めに引いてくることができたら、
西を鳴いて123の三色をオマケに付けてのマンガンも夢ではありません。
そんなところにツモってきた牌が2。
ひとつ、ふたつ…とトイツが増えて5組になりました。
チートイツのイーシャンテンです。
チートイツは
「イーシャンテンになってからテンパイになるまで苛々がつのりやすくなるからイヤだ」
とおっしゃる方の多い手役です。
とくにこの手のように、鳴きやすい形になっている場合には、
もう一組のトイツを増やすガマンが効かず、エエイとばかりに
ポン!の声を発してしまうこともしばしばなのです。
ここでオススメな即席チートイツ克服法をひとつご紹介しておきましょう。
とにかくイーシャンテンになったときには、
「天秤にはかけない」ことを自身に言い聞かせましょう。
つまり、チートイツとピンフイーペーコーとか、チートイツとアンコ含みシュンツ手とかの天秤をかけずにチートイツに決め打ちする腹をくくることです。
腹がくくれたら、あとは簡単です。
トイツになる牌を3枚残すことだけを考えればいいのです。
一番即効性の高い残し方は、手中にもっている牌の筋牌を残すこと。
上の手牌でいえば、の筋の、の筋の、の筋のと、の筋のがそのパターンにはまります。
そこで、ツモときてチートイツのイーシャンテンになった上の手牌からは、
とはの筋牌なので切らず、かが打牌候補になります。
が小さな壁になっていることを踏まえると、自然にが選択打牌になります。
次にまた新しい筋牌を引いてくれば、も捨てましょう。
おわかりいただけましたか?
即席チートイツ克服法、次回もお楽しみに!
いかがでしたか?エヌスクでは他にも
「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」
などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しております。
もちろん、スポーツ新聞業界トップの日刊スポーツならではの、
特色あるコミュニティが他にも多数あります!
日刊スポーツの11人の記者による取材日記や裏話をはじめ、音楽、お笑いなど、とっておきのエンターテインメント情報、ファイナンシャルプランナーによるマネー講座といった生活情報、ギャンブル好きにはたまらない競馬情報など、35もの専門家コミュニティに、月額315円ですべて参加可能です。
「エヌスク」には無料ゾーンもあり、RMUでも日記を更新しています。
是非ご登録ください。
http://sns.nikkansports.com/
RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
有料コミュニティ「RMU」を展開しています。
本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。
今回は土田浩翔の「即席チートイツ克服法」第1回をお送りいたします。
こんな手牌がやってきました。
まだ開局まもない東場2局の話です。は自風でドラは。
4巡目としては、なかなか魅力ある手牌で機動力も活かせそうです。
しかもやを早めに引いてくることができたら、
西を鳴いて123の三色をオマケに付けてのマンガンも夢ではありません。
そんなところにツモってきた牌が2。
ひとつ、ふたつ…とトイツが増えて5組になりました。
チートイツのイーシャンテンです。
チートイツは
「イーシャンテンになってからテンパイになるまで苛々がつのりやすくなるからイヤだ」
とおっしゃる方の多い手役です。
とくにこの手のように、鳴きやすい形になっている場合には、
もう一組のトイツを増やすガマンが効かず、エエイとばかりに
ポン!の声を発してしまうこともしばしばなのです。
ここでオススメな即席チートイツ克服法をひとつご紹介しておきましょう。
とにかくイーシャンテンになったときには、
「天秤にはかけない」ことを自身に言い聞かせましょう。
つまり、チートイツとピンフイーペーコーとか、チートイツとアンコ含みシュンツ手とかの天秤をかけずにチートイツに決め打ちする腹をくくることです。
腹がくくれたら、あとは簡単です。
トイツになる牌を3枚残すことだけを考えればいいのです。
一番即効性の高い残し方は、手中にもっている牌の筋牌を残すこと。
上の手牌でいえば、の筋の、の筋の、の筋のと、の筋のがそのパターンにはまります。
そこで、ツモときてチートイツのイーシャンテンになった上の手牌からは、
とはの筋牌なので切らず、かが打牌候補になります。
が小さな壁になっていることを踏まえると、自然にが選択打牌になります。
次にまた新しい筋牌を引いてくれば、も捨てましょう。
おわかりいただけましたか?
即席チートイツ克服法、次回もお楽しみに!
いかがでしたか?エヌスクでは他にも
「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」
などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しております。
もちろん、スポーツ新聞業界トップの日刊スポーツならではの、
特色あるコミュニティが他にも多数あります!
日刊スポーツの11人の記者による取材日記や裏話をはじめ、音楽、お笑いなど、とっておきのエンターテインメント情報、ファイナンシャルプランナーによるマネー講座といった生活情報、ギャンブル好きにはたまらない競馬情報など、35もの専門家コミュニティに、月額315円ですべて参加可能です。
「エヌスク」には無料ゾーンもあり、RMUでも日記を更新しています。
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スタッフ奮闘記 その2
- 2008.01.16 Wednesday
- スタッフ奮闘記
- 20:58
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- -
- by RMU
こんばんは!RMUの深谷祐二です。
年明け最初のRMU行事は、1月4日に行われたエキシビションマッチでした。
僕の書いた観戦記が公式HPで更新されました。
是非ご覧頂けたらと思います。
さて、僕が観戦記を担当するのは今回で2回目となりました。
1回目はオープンリーグ決勝。阿部さんが優勝した対局です。
その時は初めてということで、すごい時間がかかってしまいました。
当日の取材も、基本的に立ちっぱなし&絶えず動き回ったり、
話を聞いたり、結構大変なのですね。
それでも、観戦記者をやっていて楽しいです。
多くの人に、感動と興奮を伝えることができる。
これって素晴らしいことだと思うし、とても大事なことだと思うんですよ。
今日は、そんな観戦記者(僕)の一日を紹介していきたいと思います。
でもほら、ブログなんだから、ちょっと砕けたカンジで書いていこうかな、と。
事の始まりは1月2日、夕方。家でまったりと過ごしていたところ、
人材派遣部長(事務局注・そんな部署はありません笑)仲川さんからの電話です。
「明後日のエキシビションの観戦記、書いてくれない?」
そう言われたものの、正直僕はあまり乗り気ではありません。
なぜなら、エキシビションは観戦記者としてではなく、
純粋にギャラリーとして楽しみたかったからです。
しかし、他になかなか都合の合う人がおらず、
僕がやらないと観戦記がアップされないかもしれないと言うではありませんか!
「そんな事があってたまるか!(いや、ない!)
来なかった人に、来た人にはもう一度、本物の闘牌を伝えたい!」
ということで、承諾しました。
さて、まずは準備をしなくてはなりません。
対局の時間と場所、自分が何時までに到着すればいいか、
抜け番や現在のポイントの確認、インタビュー内容の検討…etc。
そして当日の1月4日。場所は神楽坂の「ばかんす」、対局開始は16時。
僕の会場入りはその20分前。
記者たるもの、これくらいに到着しなければ選手の様子がわからないし、
インタビューもできないからです。
さすがに選手はまだ来てないだろう、と思いきや、そこにはすでに萩原さんの姿が。
(うお、来るの早いなあ…。さて、インタビューしなければ…)。
コメントを貰うことは非常に大事。
その人がどう思っていたか、どう感じたか、よりリアルに伝えるためです。
しかし、僕が最も苦手としているのが、このインタビュー。
シャイで人見知りの激しい僕にとって(ココ大事)、すごく緊張するんですよ、これが!
しかも、今回の相手は、俳優の萩原さん。
そりゃ、緊張するなっていう方が無理なもんです(落ち着け俺。深呼吸、深呼吸…)。
本当にその場で深呼吸してたら、明らかに変な人なのでしていませんが。
とにかく、笑顔で話しかけてみると、気さくに話してくれたので一安心。
それで少し気が楽になり、無事全員に試合前インタビューをすることができました。
年明け最初のRMU行事は、1月4日に行われたエキシビションマッチでした。
僕の書いた観戦記が公式HPで更新されました。
是非ご覧頂けたらと思います。
さて、僕が観戦記を担当するのは今回で2回目となりました。
1回目はオープンリーグ決勝。阿部さんが優勝した対局です。
その時は初めてということで、すごい時間がかかってしまいました。
当日の取材も、基本的に立ちっぱなし&絶えず動き回ったり、
話を聞いたり、結構大変なのですね。
それでも、観戦記者をやっていて楽しいです。
多くの人に、感動と興奮を伝えることができる。
これって素晴らしいことだと思うし、とても大事なことだと思うんですよ。
今日は、そんな観戦記者(僕)の一日を紹介していきたいと思います。
でもほら、ブログなんだから、ちょっと砕けたカンジで書いていこうかな、と。
事の始まりは1月2日、夕方。家でまったりと過ごしていたところ、
人材派遣部長(事務局注・そんな部署はありません笑)仲川さんからの電話です。
「明後日のエキシビションの観戦記、書いてくれない?」
そう言われたものの、正直僕はあまり乗り気ではありません。
なぜなら、エキシビションは観戦記者としてではなく、
純粋にギャラリーとして楽しみたかったからです。
しかし、他になかなか都合の合う人がおらず、
僕がやらないと観戦記がアップされないかもしれないと言うではありませんか!
「そんな事があってたまるか!(いや、ない!)
来なかった人に、来た人にはもう一度、本物の闘牌を伝えたい!」
ということで、承諾しました。
さて、まずは準備をしなくてはなりません。
対局の時間と場所、自分が何時までに到着すればいいか、
抜け番や現在のポイントの確認、インタビュー内容の検討…etc。
そして当日の1月4日。場所は神楽坂の「ばかんす」、対局開始は16時。
僕の会場入りはその20分前。
記者たるもの、これくらいに到着しなければ選手の様子がわからないし、
インタビューもできないからです。
さすがに選手はまだ来てないだろう、と思いきや、そこにはすでに萩原さんの姿が。
(うお、来るの早いなあ…。さて、インタビューしなければ…)。
コメントを貰うことは非常に大事。
その人がどう思っていたか、どう感じたか、よりリアルに伝えるためです。
しかし、僕が最も苦手としているのが、このインタビュー。
シャイで人見知りの激しい僕にとって(ココ大事)、すごく緊張するんですよ、これが!
しかも、今回の相手は、俳優の萩原さん。
そりゃ、緊張するなっていう方が無理なもんです(落ち着け俺。深呼吸、深呼吸…)。
本当にその場で深呼吸してたら、明らかに変な人なのでしていませんが。
とにかく、笑顔で話しかけてみると、気さくに話してくれたので一安心。
それで少し気が楽になり、無事全員に試合前インタビューをすることができました。
プレイヤーの横顔 第6回 藤中 慎一郎
- 2008.01.14 Monday
- プレイヤーの横顔
- 01:05
- comments(10)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
皆さんこんにちは、RMUの伊東直毅です。
今回のプレイヤーの横顔は「重戦車」ことライセンスA藤中慎一郎です。
彼に出会ったのは2年ほど前だったと思います。
まだ競技団体には所属していないものの、かなりの麻雀オタクだった私は、
その日もとある団体のリーグ戦を観戦に行ってました。
すると、大きな体で窮屈そうに観戦している藤中さんを発見したのです。
麻雀オタクが当時のタイトルホルダーの顔を知らないはずがありません。
それより私は、他団体のリーグ戦をわざわざ観戦に来ているという事実に驚き、
その向上心溢れる姿勢に感心しました。
「ここは藤中プロと同じ卓を観戦しない手はないな」と。
そして観戦後には狙い通り(?)、彼はある局面に対する見解を語ってくれました。
一言二言とはいえ、現役タイトルホルダーと言葉を交わせたことが、
オタクとしてはかなり嬉しく、
「とても気さくな人だな。きっと私がそうであるように、藤中プロも3度の飯より麻雀が好きなんだろう」
と勝手な解釈ながらも好感を持ったものです。
その後、彼との親交を深めたのは同じ団体に入ってからでした。
タイトル戦で対局していたときに、ふと気配を感じて振り返ると、
名もない新人である私の麻雀を観戦している奇特な人がいました。
それが、半年間でまた一回り大きくなっていた藤中さんでした。
以前の会話を覚えてくれていたのでしょうか。
彼はその半荘が終わると、私の麻雀に対して忌憚の無い意見をぶつけてきてくれて、
大変参考になりました。
これを機に、彼は「面倒見のいい兄貴」のような存在になったのです。
最後に彼の麻雀について語ります。
彼はとにかく状況判断が的確であるように思います。
いってはいけないときは石橋を叩いて渡るように慎重に守りを固める。
また攻めるべきときは放銃を恐れずに、大胆に深く踏み込める。
その当たり前のことを当たり前にできるのが藤中慎一郎の麻雀だと思います。
一度自分の型に持ち込めばその爆発力は絶大で、
リーヅモ攻撃に手も足も出せなくなります。
彼の第13期發王戦決勝の勝ちっぷり(6回勝負で5トップ2着1回)からもそれが窺えるでしょう。
安定感と爆発力、この二つの武器を搭載した彼こそが「重戦車」の名にふさわしい打ち手であるといえるのではないでしょうか。
と締めたら事務局からメールが…。
事務局:「キャッチフレーズ『重戦車』改め『トリプルヘビー』でいこうかなと。
心技体が『重たい』って感じです〜」
確かに、最近またお腹がやばいような…。
藤中さん!毎晩1.5リットルのコーラ空けるとかありえないっス!
対面の山からツモれなくなりますよー!!
RMU若手選手とセットしている藤中選手(写真右)。
質問しても気さくに答えてくれます。
文責・伊東 直毅
今回のプレイヤーの横顔は「重戦車」ことライセンスA藤中慎一郎です。
彼に出会ったのは2年ほど前だったと思います。
まだ競技団体には所属していないものの、かなりの麻雀オタクだった私は、
その日もとある団体のリーグ戦を観戦に行ってました。
すると、大きな体で窮屈そうに観戦している藤中さんを発見したのです。
麻雀オタクが当時のタイトルホルダーの顔を知らないはずがありません。
それより私は、他団体のリーグ戦をわざわざ観戦に来ているという事実に驚き、
その向上心溢れる姿勢に感心しました。
「ここは藤中プロと同じ卓を観戦しない手はないな」と。
そして観戦後には狙い通り(?)、彼はある局面に対する見解を語ってくれました。
一言二言とはいえ、現役タイトルホルダーと言葉を交わせたことが、
オタクとしてはかなり嬉しく、
「とても気さくな人だな。きっと私がそうであるように、藤中プロも3度の飯より麻雀が好きなんだろう」
と勝手な解釈ながらも好感を持ったものです。
その後、彼との親交を深めたのは同じ団体に入ってからでした。
タイトル戦で対局していたときに、ふと気配を感じて振り返ると、
名もない新人である私の麻雀を観戦している奇特な人がいました。
それが、半年間でまた一回り大きくなっていた藤中さんでした。
以前の会話を覚えてくれていたのでしょうか。
彼はその半荘が終わると、私の麻雀に対して忌憚の無い意見をぶつけてきてくれて、
大変参考になりました。
これを機に、彼は「面倒見のいい兄貴」のような存在になったのです。
最後に彼の麻雀について語ります。
彼はとにかく状況判断が的確であるように思います。
いってはいけないときは石橋を叩いて渡るように慎重に守りを固める。
また攻めるべきときは放銃を恐れずに、大胆に深く踏み込める。
その当たり前のことを当たり前にできるのが藤中慎一郎の麻雀だと思います。
一度自分の型に持ち込めばその爆発力は絶大で、
リーヅモ攻撃に手も足も出せなくなります。
彼の第13期發王戦決勝の勝ちっぷり(6回勝負で5トップ2着1回)からもそれが窺えるでしょう。
安定感と爆発力、この二つの武器を搭載した彼こそが「重戦車」の名にふさわしい打ち手であるといえるのではないでしょうか。
と締めたら事務局からメールが…。
事務局:「キャッチフレーズ『重戦車』改め『トリプルヘビー』でいこうかなと。
心技体が『重たい』って感じです〜」
確かに、最近またお腹がやばいような…。
藤中さん!毎晩1.5リットルのコーラ空けるとかありえないっス!
対面の山からツモれなくなりますよー!!
RMU若手選手とセットしている藤中選手(写真右)。
質問しても気さくに答えてくれます。
文責・伊東 直毅
エヌスク連載コラム紹介 凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則
- 2008.01.11 Friday
- コラム
- 22:31
- comments(3)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
皆さんこんばんは。RMU事務局です。
RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
有料コミュニティ「RMU」を展開しています。
本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。
今回は阿部孝則の「凡人の凡人による凡人のための麻雀」第1回をお送りいたします。
誰でもそうだと思いますが、心にゆとりがないと何かと順調にいかないことが多いです。
最近では私たちの国、日本でも若年層の凶悪犯罪が急増しています。
そのようなニュースを耳にするたびに、もう少しだけ穏やかな気持ちがあれば…と
心を傷めるばかりです。
では心のゆとりとは何でしょう。
単純に道端に咲く花を見て『きれいだな』と思えるか?
いつもと同じ帰り道でもふと立ち止まり、星空を見上げることができるか?
ということだと思います。
確かに花や星を見ても、その時は得することは何もないかも知れません。
でも一見ムダなように思える事のなかにこそ、
本当に大切なことのヒントが隠されていると、私は確信しています。
ではそろそろ本題に入りましょう。
例えば、その日の最初の半荘、東1局だとします。
親のあなたは5巡目に早くもイーシャンテンになりました。
ドラ
から仕掛けていけば、高目5,800のテンパイです。
しかし、です。
ここはとにかくメンゼンでいってみて欲しいのです。
安易なポンテン(ポンしてテンパイ)やチーテンは、目先の点棒こそ得られることは多いですが、これを続けていると勝ちきる力が身に付きません。
一見合理的ではない、ムダとも思える選択をしない限り見えてこない真実が多々ある!
ということは、多分あなたもわかっているはずなのです。
私たち“凡人”は、転ばぬ先の杖をついつい使いたがります。
たとえ会社では色々な制約やしがらみがある私たちでも、卓上では自由です。
今日は、帰り道にちょっと遠回りをして星空を見上げてみて下さい。
既に家路についているあなたは、缶ビール片手に夜の散歩などいかがでしょうか…。
それではまた次回(b^ー')
いかがでしたか?エヌスクでは他にも
「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「即席チートイツ克服法−土田浩翔」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」
などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しております。
もちろん、スポーツ新聞業界トップの日刊スポーツならではの、
特色あるコミュニティが他にも多数あります!
日刊スポーツの11人の記者による取材日記や裏話をはじめ、音楽、お笑いなど、とっておきのエンターテインメント情報、ファイナンシャルプランナーによるマネー講座といった生活情報、ギャンブル好きにはたまらない競馬情報など、35もの専門家コミュニティに、月額315円ですべて参加可能です。
「エヌスク」には無料ゾーンもあり、RMUでも日記を更新しています。
是非ご登録ください。
http://sns.nikkansports.com/
RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
有料コミュニティ「RMU」を展開しています。
本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。
今回は阿部孝則の「凡人の凡人による凡人のための麻雀」第1回をお送りいたします。
誰でもそうだと思いますが、心にゆとりがないと何かと順調にいかないことが多いです。
最近では私たちの国、日本でも若年層の凶悪犯罪が急増しています。
そのようなニュースを耳にするたびに、もう少しだけ穏やかな気持ちがあれば…と
心を傷めるばかりです。
では心のゆとりとは何でしょう。
単純に道端に咲く花を見て『きれいだな』と思えるか?
いつもと同じ帰り道でもふと立ち止まり、星空を見上げることができるか?
ということだと思います。
確かに花や星を見ても、その時は得することは何もないかも知れません。
でも一見ムダなように思える事のなかにこそ、
本当に大切なことのヒントが隠されていると、私は確信しています。
ではそろそろ本題に入りましょう。
例えば、その日の最初の半荘、東1局だとします。
親のあなたは5巡目に早くもイーシャンテンになりました。
ドラ
から仕掛けていけば、高目5,800のテンパイです。
しかし、です。
ここはとにかくメンゼンでいってみて欲しいのです。
安易なポンテン(ポンしてテンパイ)やチーテンは、目先の点棒こそ得られることは多いですが、これを続けていると勝ちきる力が身に付きません。
一見合理的ではない、ムダとも思える選択をしない限り見えてこない真実が多々ある!
ということは、多分あなたもわかっているはずなのです。
私たち“凡人”は、転ばぬ先の杖をついつい使いたがります。
たとえ会社では色々な制約やしがらみがある私たちでも、卓上では自由です。
今日は、帰り道にちょっと遠回りをして星空を見上げてみて下さい。
既に家路についているあなたは、缶ビール片手に夜の散歩などいかがでしょうか…。
それではまた次回(b^ー')
いかがでしたか?エヌスクでは他にも
「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「即席チートイツ克服法−土田浩翔」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」
などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しております。
もちろん、スポーツ新聞業界トップの日刊スポーツならではの、
特色あるコミュニティが他にも多数あります!
日刊スポーツの11人の記者による取材日記や裏話をはじめ、音楽、お笑いなど、とっておきのエンターテインメント情報、ファイナンシャルプランナーによるマネー講座といった生活情報、ギャンブル好きにはたまらない競馬情報など、35もの専門家コミュニティに、月額315円ですべて参加可能です。
「エヌスク」には無料ゾーンもあり、RMUでも日記を更新しています。
是非ご登録ください。
http://sns.nikkansports.com/
ワンデーマッチ「アンドロメダカップ」のお知らせ
- 2008.01.09 Wednesday
- お知らせ
- 23:55
- comments(5)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
皆さんこんばんは!RMU事務局です。
「アンドロメダカップ」開催日の2月3日(日)まで1ヶ月を切り、
エントリー受付を開始いたしました!
アンドロメダカップとは、RMU会員でなくとも参加が可能な1日決着のカップ戦です。
(概要)
開催日:2008/2/3(日)
会場 :銀座「柳本店」
参加費
アスリート会員:3,000円
ライト・VIP会員:4,000円
一般:5,000円 ※女性割引、学生割引あります!(学生証必須)
(当日タイムスケジュール)
受付 10:15〜10:45
1回戦 11:00〜12:10
2回戦 12:20〜13:30
食事休憩
3回戦 14:00〜15:10
4回戦 15:20〜16:30
5回戦 17:00〜18:10
決勝 18:30〜(時間無制限)
ルールはRMU公式Aルール(一発・裏ドラ・カンドラ有り)を使用します。
(システム)
出場者をA、B、Cの3ブロックに分け予選リーグを行います。
各ブロックの上位5名とワイルドカード1名の計16名が準決勝進出とし、
準決勝1回戦の上位4名による決勝戦を1回戦行います。
(申込み)
お名前、電話番号、「2月3日アンドロメダカップ申込み」と記載した
メールをinfo@rmu.jpに送信するか、ハガキに上記を記載し
〒100-0014東京都千代田区永田町2-9-6RMU事務局宛に投函
(定員次第締め切り)
また、RMUスプリントファイナルへのトライアル戦第4戦としても
位置づけられています。
RMUスプリントファイナルについての詳細はコチラ
2007年度最後のRMUスプリントファイナルへのトライアルとなります。
皆様のご参加、お待ちしています!
ペルセウスカップ 速報
- 2008.01.06 Sunday
- 速報・試合結果
- 20:42
- comments(11)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
本日行われたペルセウスカップ、優勝はRMU代表多井隆晴!
優勝者コメント
「今年最初の公式戦で優勝という結果を出すことができ、
正直ホッとしています。
今後も良い牌譜を残せるよう引き続き頑張っていきますので、
RMUともども、よろしくお願いします!」
詳細はRMU公式HPにて近日公開されます。
お楽しみに!
多井 隆晴 +62.6
鈴木 大成 +49.4
坂巻 稔永 +22.6
古久根 英孝 +7.3
(全試合終了時)
優勝者コメント
「今年最初の公式戦で優勝という結果を出すことができ、
正直ホッとしています。
今後も良い牌譜を残せるよう引き続き頑張っていきますので、
RMUともども、よろしくお願いします!」
詳細はRMU公式HPにて近日公開されます。
お楽しみに!
RMUエキシビションマッチ 速報
- 2008.01.04 Friday
- 速報・試合結果
- 22:21
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by RMU
こんばんは。RMU事務局です。
本日行われたRMUエキシビションマッチ第4節の速報をお送りします。
対局の詳細は近日HPにて公開いたします。
お楽しみに!
本日行われたRMUエキシビションマッチ第4節の速報をお送りします。
本日の結果
萩原 +47.8
古久根 +96.3
土田 △61.3
阿部 △82.8
(多井抜け番)
トータル
萩原 +160.0
古久根 +108.5
多井 +36.9
土田 △96.9
阿部 △210.5
対局の詳細は近日HPにて公開いたします。
お楽しみに!
- RMU
- リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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- 何切るテレフォン 第1回 (01/31)
- ペルセウスカップ 自戦記 (01/28)
- スタッフ奮闘記 その3 (01/24)
- エヌスク連載コラム紹介 即席チートイツ克服法−土田浩翔 (01/20)
- スタッフ奮闘記 その2 (01/16)
- プレイヤーの横顔 第6回 藤中 慎一郎 (01/14)
- エヌスク連載コラム紹介 凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則 (01/11)
- ワンデーマッチ「アンドロメダカップ」のお知らせ (01/09)
- ペルセウスカップ 速報 (01/06)
- RMUエキシビションマッチ 速報 (01/04)
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