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  • 2011.09.26 Monday
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第1期Rリーグ R2レポート 第4節

現在第1期のRリーグが進行中である。
今期はライセンス選手がR2、非ライセンスのアスリート会員がR3に振り分けられて開始した。

私の所属するR2リーグは15人中3人が降級する。
私は3節終了時で12位、つまり残り2節であと1つ順位を落とすと降級してしまう立場にある。
ライセンス選手初のR3降級者の汚名はできれば他の人にお譲りしたい。
誤解のないように言っておくが私自身、同じリーグの選手はみんないいヤツと思っている。
しかしリーグ戦がプロとしての戦いである以上、自分の身が一番大切である。
こんなプロ競技独特の人間関係が私は大好きだ。

8月2日、第4節の対戦相手は藤中・江澤・石川・山田。
私はお恥ずかしながら今期の目標を決勝進出からR2残留に切り替え済みである。
そんなドライな割り切り方ができるのも昇降級のあるリーグ戦のオモシロさといえる。
残留作戦立案の目安に、とこれまでの成績表を見る。
石川は現在5位、山田は現在4位だった。彼らは雲の上の人のようだ。
他ふたりは…藤中10位、江澤11位。ご近所さんを発見した。
今日は彼らとのポイント差を詰めることを目標にしよう。

そんな中で1回戦、抜け番は江澤。
起家の私の配牌はメンツがない上にターツさえも足りていない。
この文章を書きながら手牌を思い出そうとしたが無理だった。
そのくらいひどい配牌だった。
アガれる気はまったくしないが最初からオリても仕方ないので第1打に一萬、次に西を切る。
すると2巡目、南家藤中が元気よく「リーチ」を宣言。
干支が私と一回りも違う藤中だが相変わらず配牌は若々しい。

私の手はターツが足りないくせに字牌が既に切った西と自風のダブ東しかないという体たらく。
リーチに現物もスジもない。
どう考えても選択肢は1枚切れば2巡しのげるトイツの九索、そして字牌という理由で東のいずれか。
しぶしぶながら東を選んだ私に無情にも藤中から「ロン」の声がかかる。
手の内にイーペーコーとドラメンツができた三索東のシャンポンに一発で飛び込み8,000点。
大きなビハインドと引き換えに最初の親番が終わった。

そして次局、8,000をアガり気を良くしたのかまたも東家藤中から2巡目の親リーチ。
今度もアガれそうにない手牌だったが幸いにも現物が3枚、スジもあるので何とかオリることはできそうだ。
山田、石川が少しずつ安全牌を増やしていく。
攻めっ気を残している彼らの進行状況にも気を配りながら私は早々と守備に専念。
いつもより丁寧にオリる。
しかしここで12巡目の私に訪れた試練。
完全安全牌を切っていただけなのにタンヤオのイーシャンテンになってしまった。
そして西家山田から切られた牌は鳴けばテンパイの2枚切れのカン四索
鳴いて打つ牌が藤中に通っていたため一瞬テンパイ取りも考えた。
しかし石川に少々のテンパイ気配を感じたのと三索五索が共通安全牌のためフラフラと前に出ることは思いとどまった。
するとその巡目の私のツモが九萬。まだ通っていないスジである。
これでタンヤオも消え、オリることに専念できる。
そしてこの局は流局した。
藤中の手を見ると九萬高めの平和サンショク。私がチーテンを取ると6,000オールを引かれていた。
予想通り石川もテンパイしていた。
場を正確に把握できて鳴かない判断をした2分前の自分を誉めてあげよう。

局は進み、東3局。
北家藤中が役牌を仕掛ける。私がドラを持っていないということもあり藤中の打点がいまいち読めない。
そこに南家山田からダマテン気配を感じた。
藤中の河の七索と山田の河の四索を見て私は七索を切った。すると山田から「ロン」。
山田は理牌をしないで打っているのでロン発声から手が開けられるまで若干の間がある。
発声の感じは高そうだった。少々の間をおいて開けられた手牌はタンヤオチートイドラ2、「8,000」と言われた。
ダマテンに対してスジを追ってオリウチしてしまった。非常に情けない。
山田の現物が全て私の手の内でメンツになっていたために中途半端な対応になってしまった。反省。

そして東4局、南家。
今日初めてのテンパイ一番乗りを果たした局だったと思う。
私の7巡目の手牌が

四萬五萬三筒四筒五筒六筒二索二索五索六索七索八索九索 ツモ三萬 ドラ三萬

ドラを引いてサンショクが崩れた。
河を見ると七索が北家石川、東家山田に1枚ずつ、四索も石川に1枚切られている。
7巡目であることを差し引いても、すでに4枚見えている四索七索待ちは私の中で純カラと類義である。
幸い誰も仕掛けていないしダマテン気配も感じない。せっかくのテンパイ一番乗りだが9sを切ることにした。
西家藤中にすぐ七索をツモ切られるがリーチをしても切ったかは違う話になる。気にはならない。
ダマテンならばアガれたのだろうがこの手材料と大きくへこんだ点数状況で2,000点をアガる麻雀は自分のスタイルではない。
次巡自分で1枚切っていた二萬を引き戻す。これでマンズ待ちになったとしてもフリテンになる可能性は低くなった。
そして13巡目、山田から親リーチ。そして私はドラ三萬を引いてテンパイ復帰。

二萬三萬四萬五萬三筒四筒五筒六筒二索二索五索六索七索 ツモ三萬 ドラ三萬

山田が九筒を切っていたので六筒の方を切って追いかけリーチ。
山田が一発で一萬をつかみ裏ドラ乗らずで8,000点をアガることができた。
「どうせつかむなら四萬つかめばいいのに」とムシのいいことを思ったが、半荘終了時に山田に聞いたところ四萬は山田のアガリ牌でもあったらしい。

とりあえず先ほど山田に打った8,000を回収して迎えた南1局の親番。
ドラが一萬で7巡目にこの形。

一萬一萬四萬五萬五筒六筒七筒八筒二索四索七索八索九索 ツモ六萬 ドラ一萬

先ほど同様に二索切りもよぎったが一索二索が自分の手を含めて7枚見えているという場に合わせて即リーチとした。
リーチ2巡後に六索を持ってきたのが功を奏したのか西家石川から三索が出て7,700。

その後は大きな点数の移動もなく28,000点の2着目でオーラス。
西家藤中とは9,800点差。

六萬六萬八萬一筒二筒三筒四筒六筒八筒八筒五索六索七索 ツモ七萬 ドラ六索

7巡目にこの形になるも五萬が既に3枚切れている。
日ごろの行いを顧みる。裏ドラ期待はやめて一筒を外すことにした。
次巡四索を持ってきて六筒を切る。
数巡後にツモ八萬。ダマテンで条件を満たす手ができた。

しかし最後まで試練は続く。
七萬より先に六萬を引いてしまった。
下家のトップ目藤中は二索三索四索を鳴いてタンヤオ志向。六萬七萬八萬のどれも鳴かれる可能性が高く感じる。
アガリやすさでは八萬切りなのだが九萬をツモるとまたも裏ドラが必要になる。
考えた末に打六萬ツモ切り。
藤中から「チー」の声がかかる。藤中は手牌から七萬八萬をさらして打二萬
そして私がその後引かされた三萬にロン。2着になってしまった。
ちなみにこのときの藤中の鳴く前の形は

二萬三萬六萬七萬七萬八萬八萬六筒七筒八筒 二索横三索四索

であった。
六萬七萬八萬全てが鳴ける珍しい形。
私がトップになれるとすれば以下の2パターン

七萬を切ってリーチ。藤中がポンではなくチーを選択して打八萬
八萬を切ってリーチ。藤中がチーではなくポンを選択して打六萬

どちらも藤中のとる手順としてまずありえない。
私はトップになれない運命だった。

1回戦の話をたくさん書いたので詳細な局の展開を語るのはおしまいにしようと思う。

対局を終えて、藤中は4連勝でこの日は100Pオーバー。一気に上位戦線に復帰した。
私は何とか1桁のマイナスで抑え、60P沈んだ江澤よりわずかながら上になった。

藤中の成績を見た何人かの上位陣から冗談半分のクレームを受ける。

「4連勝されるのはまずいっしょ」
「藤中さんにポイントあげるのやめてくださいよ」

私だけが悪いわけではないがこの場を借りて言い訳をしたい。
「だって…藤中カーニバルに参加したら怪我しちゃうじゃん。
見てるだけで充分ですわ。」

来月は最終節、今回の結果並んだ江澤とまたも同卓。
別卓の結果次第ではあるが江澤に勝てばほぼ残留できそうだ。

「来月はさくらいカーニバルが開催されますように…」

1 鈴木 智憲   +174.9  +64.8
2 谷井 茂文   +139.6  +54.8
3 仲川 翔     +107.1  +5.3
4 藤中 慎一郎  +103.5  +120.4
5 飯島 健太郎  +51.4  +49.2
6 山田 田     +46.0  △28.9
7 石川 泰之    +25.8  △28.2
8 壽乃田 源人  +25.2  △11.7
9 室生 述成   +10.4  △18.7
10 さくらい りょーすけ   △82.5   △8.6
11 江澤 陽一   △84.8  △56.7
12 伊東 直毅   △90.1  +12.5
13 佐竹 孝司    △98.3  △108.5
14 石田 めぐみ   △120.5  +7.6
15 真下 修     △255.7  △56.3
左から順位・氏名・今期トータル・今節成績
上位4名が成績を半分持ち越して5回戦の決勝を行い、2位までが昇級。下位3名降級


P.S.
「下位の君は俺のために頑張らなくていいからな」と開始前、私の言葉攻めにあった伊東と対局後に焼肉を食べに行った。
伊東は今日はわずかだが浮いたらしい。
焼肉屋では「今日のそれなりの結果に」乾杯をした。
開始前は敵だが、終わった後は戦友だ。
そんなやり取りも含め、リーグ戦は本当にオモシロい。



文中敬称略 文責・さくらい りょーすけ



第3期オープンリーグ決勝戦 結果



8月23日に行われた第3期オープンリーグ決勝戦、
優勝はRMUライセンスBの飯島健太郎!

飯島 健太郎 +53.7
飯野 正治  + 38.2
寿乃田 源人 △ 25.2
室生 述成  △ 66.7
(最終戦終了時)

優勝者コメント
「ミスもたくさんありましたが、勝ちたい気持ちは誰にも負けていなかったつもりです。
長い対局になりましたが、最後の最後まで、切れることなく集中できました。
初めての決勝でしたが、思ったよりも緊張することなく
楽しみながら打つことができたのが、敢えて言うなら勝因なのかなと思います」

決勝戦の模様は、HPにて近日公開いたします。
お楽しみに!



多井隆晴(ライセンスS)、「第2回TwinCup」優勝!

8月14、15日に「第2回TwinCup」が開催され、我らがRMU代表、
多井隆晴が見事優勝しました!

決勝戦、トップを取れば優勝という中、69,400点の大トップ!

優勝者コメント
「全団体の選手が参加した大会、しかも100人を超える参加者数ということで
気合いが入りました。
RMUは僕1人という超アウェーの中、団体のために頑張ってきましたよ(笑)。
これから私を含めてRMUの選手が、RMU以外の試合でも
活躍することを願っています」


中央で微笑む多井と、大会主賓である双子の竹中兄弟。
どちらが兄でどちらが弟か、多井にはわからないらしい(笑)。



ジュピターカップのお知らせ



皆さんこんにちは!RMU事務局です。

「ジュピターカップ」開催日の9月7日(日)まで1ヶ月を切り、
エントリー受付を開始いたしました!


ジュピターカップとは、RMU会員でなくとも参加が可能な1日決着のカップ戦です。

(概要)
開催日:2008/9/7(日)
会場 :銀座柳本店
参加費
アスリート会員:3,000円
ライト・VIP会員:4,000円
一般:5,000円 ※女性割引、学生割引あります!(学生証必須)

(当日スケジュール予定)
受付  10:30〜11:00
1回戦 11:10〜12:10
2回戦 12:20〜13:20
休憩
3回戦 14:00〜15:00
4回戦 15:10〜16:10
準決勝 16:20〜17:20
決勝  17:30〜(時間無制限)

ルールはAルール(一発・裏ドラあり)を使用します。


(申込み)
お名前、電話番号、「ジュピターカップ申込み」と記載したメールを
info@rmu.jp に送信するか、ハガキに上記を記載し
〒135-0033江東区深川2-2-1-303RMU事務局宛に投函
(定員次第締め切り)

また、スプリントファイナル2008へのトライアル戦第4戦としても
位置づけられています。
スプリントファイナルについての詳細はコチラ


皆様のご参加、お待ちしています!




エキシビションマッチ決勝戦 会場変更のお知らせ

RMUエキシビションマッチの決勝戦に関しまして、
急遽会場が変更となりました。

会場:麻雀柳・勝どき店

誠に申し訳ございません。
なお、開始時間(8月24日午後5時〜)等に変更はございません。

皆様のご来場をお待ちいたしております!

RMUエキシビションマッチ決勝戦のお知らせはコチラ




RMUエキシビションマッチ決勝戦のお知らせ

こんにちは。RMU事務局です。

8月24日(日)17時から、「RMUエキシビションマッチ決勝」が
開催されることが決定いたしました!


決勝戦は5節終了時の成績を半分持ち越して行われます。

萩原聖人  +78.3
古久根英孝 +51.6
多井隆晴  +21.8
土田浩翔  ▲47.3

萩原氏が逃げ切るか?S級が差し返すか?
観戦自由です。是非ご来場ください!

日時:2008年8月24日(日)17時対局開始
会場名:東京「麻雀柳・勝どき店」※会場が変更されました
住所:中央区勝どき2-10-14 勝どき中央ロードス2階
電話:03-3534-8981
最寄駅:大江戸線勝どき駅A3出口すぐ


第3期オープンリーグ ベスト16結果



こんにちは。RMU事務局です。

8月9日、第3期RMUオープンリーグのベスト16トーナメントが行われ、
決勝進出の4名が決定いたしました!

室生述成(ライセンスA)
飯島健太郎(ライセンスB)
壽乃田源人(ライセンスB)
飯野正治

→第3期オープンリーグ全成績はこちら

決勝戦は、8月23日(土)13時より柳勝どき店で行われます。
Aルール(一発裏ドラあり)による5回戦です。

観戦自由です。
ご友人等お誘い合わせの上、是非お越しください!

※会場の都合により入場制限する場合がございますのでご了承ください。


マーズカップ 速報



昨日行われたマーズカップ、優勝はRMUアスリートの合田雄亮!

合田 雄亮 +224.9
仲川 翔  + 48.7
石川 義之 + 45.1
水沼 利晃 + 19.8
(最終戦終了時)

優勝者コメント
「今日はほんとに、一日中ずっとツイてました。反動が怖いですね(笑)」

決勝戦の模様は、HPにて近日公開いたします。
お楽しみに!



入会審査のお知らせ

皆さんこんばんは。RMU事務局です。

RMUでは定期的に入会審査を実施しており、
入会希望者は面接と簡単な審査を経て、会員となることが出来ます。

今回アスリートコース会員になりますと、
10月から始まる後期のRリーグに出場可能となります。
また女流のアスリートコース会員は11月から始まる女流リーグにも出場可能となります。
RMUのトッププロに挑戦したい方、本当に強いプロになりたい方は是非!

実施日:8月24日(日)
時間:13時から約3時間
会場:麻雀柳・勝どき店(TEL:03-3534-8981)※会場が変更されました!
申込資格:下記のいずれかに当てはまる18歳以上の方
もっと強くなりたい、強い人と打ちたい・生計を立てられるプロを創りたい、目指したい・積極的に麻雀の社会的地位を向上させる活動をしたい・麻雀タレントを創りたい、目指したい
申込方法:郵便番号・住所・氏名・ふりがな・性別・年齢・電話番号・連絡の取れるメールアドレス・志望コース(アスリート、ライト、タレント)を記載したメールを送信(info@rmu.jp 携帯可)
メール環境の無い方は、上記のメールアドレス以外をハガキに記載して投函
内容:点数計算と打牌選択の筆記、実技(RMU公式Aルール)、面接
審査料:5,000円

問い合わせ先:〒135-0033 東京都江東区深川2-2-1-303 RMU事務局
TEL:03(3641)6000
E-MAIL: info@rmu.jp


第1期Rリーグ R3レポート 第3節

リーグ戦も全5節中、3節が終了した。
各節の組み合わせは前節終了時のポイントによって決定するのだが、
白石温郎と私は1〜3節まで全て同卓となった。
余程縁があるのだろうか。

彼とはプライベートで打つ機会も多く、
互いの手の内はある程度わかっているつもりだ。
麻雀でコミュニケーションがとれるのは嬉しいかぎりだが、
正直あまり同卓したくはない強敵でもある。

1節目。
白石の牌勢が良く、勢い任せに攻めてくる。
私は白石にぶらさがるので精一杯。
オール2着でなんとか30ポイントほどプラスを確保できた。
白石には大三元までツモられ100ポイントも叩かれてしまったがこれはリーグ戦。
今回はマイナスしなかっただけで良しとしよう。

2節目。
2441着で少しだけマイナス。
途中つまらない放銃をしてから、崩れてしまった。
まだまだメンタル的な弱さが課題であることを痛感した。

3節目。
本来は白石と同卓の予定はなかったのに欠場者が出たため私の順位が繰り上がった。
そのため3度白石と同卓。
リーグ戦というシステム上、自分のポイントが大切で
誰と打つかはあまり意識する必要はないだろうが、さすがに3回目となれば…。
これからの長い競技麻雀生活のことを考えると、
ここらで白石をぎゃふんと言わせて私に対する苦手意識を持ってもらいたいものだ。

そんな少々過激な雑念がよぎったところで対局開始時間になった。
もちろんそんな感情を抑え、普段通り打つことが大切なことはわかっている。
私の本来の麻雀は「受けの比重が強く若さがない」と一部で言われている。
しかし前述の雑念から今日は少し攻めっ気が強くなっていたようだ。

結果は1421着でプラス60ポイント。

リーグ戦初となる卓内での最下位となり悔しがる白石。
トータルポイントでも私が上回った。
「白石君もここまでまあまあ頑張ってたね」と上から目線で思ってみる。
勝者の特権と思いご容赦願いたい。

半荘20回中の12回が終わった。

ここまで成績だけ見れば順調にきている。
折り返しを過ぎて、昇級を意識できる位置にいることを嬉しく思う。

しかし修業中の私にとって一番大切なのは、まだ結果ではないと思っている。
白石をはじめとしたたくさんの良いライバルに恵まれ、
リーグ戦を戦いながら自分が成長していることを少なからず実感できている。
今よりも内容と結果が伴った麻雀を打つために、
ひたすら経験という財産を蓄えていきたいと思う。

1 神崎 崇   +195.7 +52.9
2 古久保 祐介 +95.8  +100.3
3 中村 浩三  +94.3  +57.0
4 角野 健   +91.3  +9.7
5 宮本 祐造  +83.5  +64.1
6 仁賀 泰蔵  +83.1  +94.3
7 白石 温郎  +79.9  △46.4
8 大崎 なおこ +27.9  △59.6
9 江原 翔   +25.9  +23.6
10 堀江 貴太  +21.9  △50.3
11 小杉 正博  +18.9  △28.4
12 土屋 大輝  △7.8  △30.0
13 仲大底 充  △15.7  △33.0
14 合田 雄亮  △24.5  +1.8
15 清水 裕貴  △30.0  △33.6
16 萩原 亮   △37.7  △17.8
17 深谷 祐二  △39.2  △10.7
18 長谷川 玄  △48.3  +66.5
19 老田 浩之  △59.3  △58.3
20 山下 健治  △78.8  △9.9
21 伊藤 太   △93.2  △28.4
22 秋山 昌士  △95.9  △30.0
23 渡辺 卓也  △98.9  △67.6
24 長澤 正史  △107.4 +18.4
25 所 貴志   △149.5 △46.6

左から順位・氏名・今期トータル・今節成績
上位4名昇級、下位5名成績全て選手ポイントから減算

私自身の対局は終わったが他の卓はまだ戦いの真っ最中だ。
半荘4回戦を戦い、頭は疲れていたが次節以降の研究のため、
そして勉強のため他の卓のライバルも見ておこう。

長谷川、長澤、所、伊藤という卓を観戦することにした。
伊藤は翌日に機構杯の決勝を控えての対局だ。
勢いに乗っている者の打ちまわしが見れるかもしれない。

南2局
親の長谷川が果敢に仕掛けた

一索二索三索五索北發發 ポン七索 ポン九索 ツモ北 ドラ三索

もちろん打五索でテンパイを取る。
親の仕掛けは他家から見れば安い仕掛けには見えないだろう。

「ドラ色のホンイツか?それともドラや役牌持ちのトイトイか?」

卓外から見て、どう受けるかを考えていた私と違ってこの卓の3人は好戦的だった。
仕掛けられた後でも全員が真っ向勝負。
まず南家の所がピンズの染め手で仕掛け

一筒一筒白白 チー二筒横三筒四筒 チー五筒横六筒七筒 ポン中

となった。
一方、北家の長澤はマンズで対抗、

三萬三萬四萬五萬八萬八萬八萬四索白發 ポン南

しかしこちらは少し手遅れ感がある。
私は親が先手を取って仕掛けた局面では受けにまわることが多いため、
こういう戦い方もあるのか、と思いながら観戦。
上のリーグでもこういった打ち方をする人が何人か思い当たる。

さて、残された伊藤はひとり出遅れて(しかもすでに二人がテンパイ)万事休すか、
と思っていたら

いきなり13巡目に打六索
親の最終手出しが五索のため、これは相当強烈な牌だ。
見ればこのイーシャンテンからだった。

六萬六萬七萬七萬四筒四筒一索三索三索四索六索西北北  ドラ三索

26,000点持ちでドラトイツ、もし打ち込みになってもオーラスの親が残っている。
トータルポイントですでに大きな負債を抱えているため、
ある程度の手材料ならば攻めなければならないのだろう。

そして伊藤は次巡ツモ四索で打一索。またも危険牌。
西タンキでテンパイすると、3フーロの南家が西をつかみチートイドラ2をアガリきった。
これは今の私にはアガれないだろう。
六索を打つという選択を選べる気がしない。

私の思考としては、
・この状況では一索四索六索西の全てに大きな期待ができない。
またテンパイしても待ちにも自信が無い。
・自分がアガる為にはソーズか西の少なくとも2枚を通さなくてはならない。
こんな感じである。

しかし伊藤は勝負に出て、あの苦しい状況で6.400をものにした。
翌日世界一周を賭けた麻雀に挑む勢いと関係あるのだろうか。

私の受けに重きを置いた麻雀はともすれば、
「自分からは全く踏み込まずに、相手に致命傷を与えたい」
という虫の良い考えともいえる。
もう少しだけ踏み込む攻めを今度意識してみようと思った。

全卓が終了して成績が確定すると来節の対戦相手もわかる。
見ればなんと来節も白石が同卓にいるではないか。
新生宮本祐造麻雀の、初の犠牲者は彼に決まったようだ。
まさか自分が犠牲になるなんてことも…とは考えないようにしよう。


宮本 祐造
(文中敬称略 文責・宮本 祐造)



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RMU
リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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組織名 RMU(アールエムユー) 設立日 2007年7月1日 所在地 〒272-0134 千葉県市川市入船3-15 RMU事務局 TEL 047(399)9150 E-MAIL info@rmu.jp
                
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