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  • 2011.09.26 Monday
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2008年後期 R2レポート 第1節

どうも、お久しぶりです。

前期も第1節のレポートを書かせてもらいました、
体重50キロの「しなやかなる剛腕」こと飯島健太郎です。
今回も乱文乱筆だと思いますが、最後まで読んで頂けたらと思います。
よろしくお願いします。


前期R2リーグ最終節、僕は大きなチャンスを掴んでいました。
昇級者2名を決める決勝ボーダーまで、50ポイントというところです。
それも同卓者に暫定3位の仲川と4位の藤中が。
少なくともどちらかをかわして「別卓の結果待ち」くらいの
戦いをするつもりでいたのですが、現実はそんなに甘くありませんでした…。

アガっても、アガっても、ポイント差が縮まらないのです。
それどころか離れていくばかり。
最終戦オーラス。終盤に入れたテンパイは、ピンフドラ1。
南家だった僕はハイテイまで待ってリーチをかけました。
一発ツモ、なおかつ裏ドラが2枚乗り、倍満になれば
卓内で藤中をまくることができる…。
条件であって条件でないような、こんなリーチがアガれるわけもなく、
僕の前期Rリーグは終わりました。

その1週間後にR2決勝が行われ、仲川、鈴木の2人がR1昇級を決めました。
不思議と「悔しいな」とか「羨ましいな」とかいった感情はありませんでした。
あるのはただ1つだけ。
「次は勝つ」


そして迎えた後期Rリーグ第1節。
1節4回戦を5節戦い、5節終了時に下位3名が降級、上位4名で5回戦の決勝が行われ、
上位2名が昇級するといった基本的なシステムは前期と変わらず、
人数だけが15人から14人になっています。

前回も書いた気がしますが、上位4名に入らないことには
昇級のチャンスすらないので、まずはここを目指します。
そして、決勝はポイント持ち越しなので、ポイントはどんなに持っていても、
持ち過ぎということはないのです。
つまりは、ぶっちぎりの1位を目指す、ということになるでしょうか。
しかし、リーグ戦への臨み方、戦い方は千差万別。1人1人違うでしょう。
そんな第1節の対戦者は江澤、神崎、壽乃田、室生。
縛りも条件もない第1節目はその人の麻雀観が如実に出ると思います。
僕はというと、手牌に忠実に、遠回りも曲がり道もせず、
なるべくまっすぐ突き進みます。
バランス感覚が良い方ではないので、どうしても攻撃的なシフトになってしまいますが、
対戦者たちはどうなのでしょうか。
あまり考えないほうが良いのだろうなと思いつつも、やっぱり考えてしまいますよね。
リーグ戦前の1人作戦会議では室生、江澤も僕と共に
前に出てくる局面が多くなるだろうと考えていました。

当日の江澤は手牌をまとめるだけでも一苦労といった感じの状態で、
我慢の麻雀に徹していました。
降級をギリギリで免れた前期の不調を引きずっているのか、
本来の彼の麻雀ではないのかなと思いました。
一旦爆発してしまうと、手がつけられなくなる江澤の破壊力は、
店舗は違えど同僚だった頃に幾度も聞かされ、
この目や身にもしっかり焼き付いています。
このまま下位で低迷しているはずがありません。
必ず巻き返してくるでしょう。
 
そして戦前「ぶつかり合うことになるだろうなぁ、嫌だなぁ」と予想していた室生。
僕のリーチに対してノータイムで無筋を切ってきます。
長い競技人生で培った体勢読みや手牌読みでブンブン無筋をぶつけてくるのです。
自分が蚊帳の外にいれば「助かります、どんどん行ってください…」なんて
思えるんですけどね(笑)。
自分が押される立場だと本当に気が滅入ってきます。
オープンリーグの準々決勝や決勝、前期リーグ戦などで、
RMU内では対戦数が多い方だと思うのですが、
自分の間合いに入ってきているのに斬ることができない、
という気持ち悪さは未だに払拭できません。
後期の対戦表を確認すると、3節、5節とあと2回も対戦することになるので、
それまでになんとか慣れることができればなあ…と思います。

上記の2人とは逆に、自ら局面を動かすような打牌はしてこないだろうなと
思っていたのが壽乃田。
前期何度か戦ってみて、キャッチフレーズである「野武士」のイメージとは少し違う、
守備的でクレバーな打ち手だなという印象を持っていました。
しかし終わってみれば、リーチの数もアガり回数も一番多かったのが壽乃田でした。
親番で子方の足を止めるようなリーチ1つとっても、
場況に沿った待ち取りになっていたのが壽乃田のすごいところでしょう。
足止めリーチはなんでもリーチ!な僕は感心してしまいました。

最後に、戦前予想もできなかった神崎。
R2とR3は同時に行われているので、前期R3から
昇級を決めた神崎の麻雀を観戦したことがありません。
とりあえず、第1期オープンリーグの観戦記を読み直しましたが、有益な情報はなし。
やっぱりやる前からウダウダ考えるのは向いてないので、
卓についてから感じたまま対応しようという結論になりました。
もちろんたったの4半荘でわかるはずもないのですが、
あくまで第1印象として表現するなら飄々とした麻雀を打つなぁと、そう思いました。
東場の親番で、役牌を一鳴きして1,500点。
1本場も仕掛けてアガると次局6巡目リーチの4,000は4,200オール。
別の半荘、南場までノーホーラでおとなしいなと思っていたら、
南場の子方で2つポンポンと晒してから、手出しが3枚。
「うーん、何をやってるんだろう?」とション牌をしぼる僕を尻目に、
役牌暗刻のトイトイをツモ。
攻撃的とも守備的とも違う、「やり辛い」を感じさせる打ち手でした。
苦手なタイプだなぁと思っていたら、今期の対戦はもうないようでした。
しかし、今後何度も対戦することになるでしょう。
来節の抜け番中に観戦してみたいと思います。

ところで自分はというと、1万点差のあるオーラストップ目で、
焦りからか危険な仕掛けをいれてしまい、観戦していた方に後から聞いた話では、
鳴いた直後に2人に条件を満たすイーシャンテンをいれてしまったとか…。
その後もチンイツをやっている人がいる場面で、親番とはいえ、
かけなくていいリーチをかけてみたりと、まっすぐ行くと決めた第1節とはいえ、
雑な打牌が多々あったようです。
今節プラスしたのはたまたま、次同じことを繰り返せば、
きっと怪我をするんだろうなと猛省しました…。

対戦相手紹介のようになってしまったリーグレポートですが、
個性溢れる面々が揃うR2リーグは毎節ごとに新たな発見や、
自分の糧になることがたくさんあります。
その1部でも、このブログの読者の方々に伝わればいいなと、
こういう形式にしてみました。

最後になってしまいましたが、第1節の総合結果です。


1 山田 田   +100.8 +100.8
2 飯島 健太郎 +47.3 +47.3
3 さくらい りょーすけ  +36.7 +36.7
4 壽乃田 源人 +33.0 +33.0
5 伊東 直毅  +21.2 +21.2
6 神崎 崇   +13.4 +13.4
7 藤中 慎一郎 +10.5 +10.5
8 室生 述成  ▲4.8  ▲4.8
9 古久保 祐介 ▲6.6  ▲6.6
10 白石 温朗  ▲12.3 ▲12.3
11 谷井 茂文  ▲17.3 ▲17.3
12 石川 泰之  ▲57.1 ▲57.1
13 大崎 なおこ ▲76.9 ▲76.9
14 江澤 陽一  ▲88.9 ▲88.9

左から順位・氏名・今期トータル・今節成績
5節(1節は1人4回戦)行い、上位4名が成績を半分持ち越して5回戦の決勝を行う
2位までがR1へ昇級、12〜14位の3名がR3に降級となる


首位に躍り出たのは山田。
対局の合間にトイレであったとき「どうですか?」と聞くと
「まあまあかな」と不敵な笑みを浮かべていましたが、100ポイントオーバーとは!
前期決勝まで駒を進めた山田、前期の巻き返しを図るさくらい、
伊東なども上位に名を連ねているし、
藤中、室生、谷井といった実力者もチャンスを窺っているだろう。
昇級してきた4名も油断はできない。

最終的に笑うのは誰か?


飯島 健太郎
文中敬称略 文責・飯島 健太郎

2008年後期 R3レポート 第1節

今日から後期Rリーグが始まった。
僕は前期Rリーグには出ることが出来ず、今回からの参戦。
多少の不安や緊張はあったが、それ以上に楽しみで仕方なかった。
やはり、『麻雀を楽しむ』ことが一番大事だと思う。
好きな麻雀をやるのだから、とことん楽しまなきゃ損だ。
僕はいつもそれを1番のテーマにしている。
「今日もまず楽しもう。そうすればおのずと成績はついてくるさ」
と思いながら会場入りした。

会場入りしてみて気づいたが、雰囲気は明るかった。
多くの人が2回目と言うこともあるのだろう、選手達はあまり緊張していないようだ。
もっとピリピリした空気だと思っていたのだが、これなら存分に楽しめそうである。

今回のR3リーグは、27人参加で上位3名が昇格という狭き門となっている。
みんな前回以上に気合いが入るに違いない。

卓割が発表され、僕の第1節目の相手は石田、長澤、角野。
石田はB級ライセンス者。
彼女とは他の大会で何回か同卓したことがあるが、対戦成績はよくない。
彼女の早いリーチや、アガリに翻弄される。
苦手意識を持つのはよくないと思うのだが、警戒しなければならない相手である。

長澤、角野とは面識はあるが、同卓するのは初めてである。
どんな麻雀を打つのだろうか。

各々の思いが交錯する中、いよいよ後期Rリーグの開始である。
一斉にサイコロの転がる音が会場内に響いた。


1回戦目、手は入るもののなかなか実らず、この半荘は3着。
アガることはできなかったが、
「今日は割と調子はいいかな」
と手が入っていたことに多少の手応えを感じていた。
2回戦以降に期待をかける。


2回戦目、東1局北家。
6巡目に西家の角野から先制リーチが入る。
捨て牌はヤオチュー牌が何もなく、すごく派手である。
そのときの僕の手牌は

一萬一萬二萬四萬五萬八萬九萬東東南南北中中 ドラ中

現物は宣言牌の四萬のみだが、これを切っても後が続かない。
ドラが重なり、感触もよかったので、これは攻める手だ。
多少怖かったが、北を打って前進する。
2巡後、親の石田が少考後にドラの中を打つ。
僕はそれをポン、八萬九萬と落とす。
さすがにドラをポンされ、石田もオりたようだ。
その後、南東とポンでき、この形

一萬一萬四萬五萬 ポン東横東東 ポン南横南南 ポン中中中横

すぐに三萬をツモることができ、3,000-6,000。
ちょっと遠い仕掛けだったが、なんとかアガることができた。
次局も6,400をアガリ、雰囲気はいい感じ。
ここはポイントを叩くチャンスだ。
上位3名しか昇格出来ないので、稼げるときに稼ぐ必要がある。
しかし、そう思い通りにはさせてもらえず、
これ以上ポイントを増やすことは出来なかった。
トップはとったものの少々悔しさが残った。
しかし2回戦でトップをとることができ、少し気持ちが楽になったのも事実である。


さて、続く3回戦目。
振り返ってみると、ここが今日の分岐点だったと思われる1局が訪れる。
東1局、前回トップの勢いか、3巡目テンパイ。

七萬八萬九萬七筒九筒九筒九筒一索三索七索八索九索發發 ドラ五萬

チャンタのみの3,200。ここでテンパイとらずの打發
ジュンチャンサンショクに向かう。
しかし、手が進まないうちに二索が4枚枯れてしまった…

一索六筒と引き、なんとかテンパイはしたものの、
その後親に連荘を許し、最悪の結果になってしまう。
普段からこう打つことがあるのだが、緩いのかもしれない。
この1局が響いたのか、結局このあとは何も出来ず、この半荘ラスを引いてしまう。

自分のミスとはいえ、ラスを引いたことは仕方ない。
気合いを入れ直して次に臨むだけだ。


4回戦、この半荘も何も出来ず、ラス目でオーラスを迎える。
しかし、決定的な放銃をしたわけではなく、
まだトップは狙える位置にいた(トップの石田までハネマン出アガリ、
2着の角野までマンガン出アガリ、アガリ3着という条件)。

8巡目、この手牌。
四索六索七索八索八索九索發發發中 ポン白横白白 ドラ一筒

石田が切った七索をチー。中タンキに受ける(中は2枚切れ)。
2巡後、白を加カン(カンドラ九筒)。
リンシャンから西を持ってくる。
1枚切れの西の方が明らかにアガリやすそうだったが、それをツモ切った。
同巡、親の角野が西をツモ切る。
自分が西待ちにしていたとしても、アガれたとは限らないのだが…。
結局、その角野が長澤から12,000をアガリ、この半荘のトップをとる。
「やっぱ西タンキに受けるべきだよなぁ。」と最後のアガリ逃しを悔やんだ。


この日の僕の成績は3、1、4、3の▲11.7。
着順の割には、マイナスを押さえた方だろう。

しかしながら、『麻雀を楽しむ』ことは出来たもの、ミスの目立つ1日となってしまった。
このままだとRリーグを勝ち抜くのは厳しいだろう。
ミスを減らし、ライバル達を1人ずつ確実に追い抜いていきたい。


熱い戦いはまだ始まったばかりである。
この先、もっともっと熱くなるに違いない。

5節終了時にはどんな結末が待っているのだろうか。

1 萩原 亮   +94.1
2 仲大底 充  +69.6
3 老田 浩行  +64.8
4 長谷川 玄  +53.0
5 真下 修   +37.9
6 堀江 貴太  +37.6
7 渡辺 卓也  +32.2
8 佐竹 孝司  +26.7
9 角野 健   +25.7
10 深谷 祐二  +18.1
11 宮本 祐造  +15.6
12 石田 めぐみ +11.6
13 合田 雄亮  +8.8
14 福田 英一  +6.6
15 北島 路久  +3.0
16 村瀬 将之  ▲9.8
17 宮本 卓   ▲11.7
18 所 貴志   ▲13.4
19 山下 健治  ▲15.0(欠場ペナ)
20 長澤 正史  ▲26.6
21 小杉 正博  ▲31.4
22 伊藤 太   ▲40.0(欠場ペナ)
23 江原 翔   ▲45.0
24 津田 絢香  ▲76.6
25 森岡 貞臣  ▲89.4
26 中村 浩三  ▲97.5
27 花沢 唯   ▲105.9

左から順位、氏名、今節成績、上位3名昇級
下位5名は成績をそのまま選手ポイントから減算



宮本 卓
文中敬称略 文責・宮本 卓


プレイヤーの横顔  第10回 飯島 健太郎

こんにちは。RMUの佐野です。

今回紹介するのは、B級ライセンス「しなやかなる豪腕」こと
飯島健太郎選手です。

第3期オープンリーグ優勝
2007年度・最優秀順位率賞受賞

今注目の若手イケメンプロです。

飯島君と私は大田区蒲田の雀荘で一緒に勤務しており、
もうすぐ4年となります。
私は週に2回の勤務ですが、暇さえあればお店に顔を出しているので、
飯島情報には詳しいわけです。 

お店での彼は「けんちゃん」の愛称で親しまれています。
私も常に「けんちゃん」と呼んでいるので、「飯島君」というのはしっくりきません。

なもんで今回は「けんちゃん」で紹介させてもらいますね。


「プレイヤーの横顔」を書くにあたって、
仕事の合間に本人と打ち合わせ的なことをしてみました。


佐野:ねぇけんちゃん、書いて欲しいネタある?

飯島:特にはないけど、無難におねがいしますよ。無難に。

佐野:じゃぁ、競馬場行くと人が変わっちゃうことは?

飯島:ダメ、ないない。

佐野:じゃあ、菅野美穂が結婚するって噂に落ち込んでることは??

飯島:やめろよ、悲しくなる…。

佐野:じゃあ、現実逃避による失踪癖は??

飯島:それはいいけど…。

佐野:それはいいのかい(笑)!

飯島:ってかさ、もっと他にあるでしょ、オレの副店長っぷりとかさ〜。

佐野:…。

飯島:あるでしょ!

          〜中略〜

クダラナイやりとりと雑談の末…


飯島:まぁ好きに書いていいよ。
   あーヤバイ!時間ねぇ!次のレースの予想しねぇと!


真剣な眼差しの彼に私は何も言えず退散しました。
コレが副店長さんの1番忙しい瞬間です。

仕方なくスタッフやお客さんにも協力を得て、けんちゃんネタを集めてみました。


・甘いもの大好き、お酒は苦手。
 主食はチョコボールとグミ。

・かなりの読書家で、部屋の中は本だらけで居場所がない。

・痩せすぎ。身長175センチだが体重は50キロ。
 2キロ増えて喜んでいた。
 ちなみに、ウエスト、二の腕の太さは、私と一緒…。

・しょっちゅう貧血の虚弱体質。
 毎日鉄分のサプリを摂取しているそうだが、効き目ナシ。

・元バスケ部。野球も大好き(中日ファン)。

・本人いわく、バンドもやっていたとか
 ドラムだったらしいが、ホントに出来るかは怪しい。

・菅野美穂と大塚愛を愛している。
 カラオケでは「さくらんぼ」を熱唱(絶叫)する。

・苦手なものは「もつ」。
 もつ鍋の後は必ず気持ち悪くなる。

・仕事の麻雀では亜空間もどきを練習し、お客さんに迷惑がられているが、
 本人おかまいなし。独自のオカルト論を模索中。

・時々卓内でテンションが上がりすぎて誰よりも騒いでいる。

・こっそり女の子にモテる。
 あるメンバーに効率の良い口説き方を伝授していたとか。

・なんと言っても、競馬大好き。
 毎日頭の中はお馬のことでいっぱい。
 そして競馬場では人が変わったようにシャウトする。
 一緒に行った人は「隣にいるのが恥ずかしい」と口をそろえて言う。


ああだこうだ、けんちゃん話で盛り上がり、皆言いたい放題でした。
そういえば、けんちゃんがRMUでプロに認定されたときも、
キャッチフレーズをスタッフやお客さんが一緒に考えました。

ちなみに、「しなやかなる豪腕」というのは、
「ひょろひょろした体形に似合わず、力強い麻雀をする」ってことらしいです。


なんだかんだ言っていつもけんちゃんの周りには人が集まってきます。
ノリが良くて、空気が読めて、そして人の気持ちがわかる優しい奴だからです。

けんちゃんはいつも言葉を選んで話します。
だからと言ってお世辞の類は口にしません。

いつも素直で自然体なところが魅力ですかね。


飲み会やセット、いろんな場面で聞く言葉がコレです。

「けんちゃんがいるなら行こうかなぁ。」

本人には教えたくないけど、けんちゃんっていうのは
誰からも愛されるキャラで、「超」のつく人気者なんです。

う〜〜ん、ちょっとホメ過ぎて調子に乗りそうですが、

「けんちゃん、君はたくさんの人から期待されています。
 今後もより一層頑張ってください」

「あっそれから、もっと栄養をとって下さい。貧血禁止!」


 
仕事中の風景。真面目だったり、おちゃらけたり、毎日頑張ってます。



文責・佐野 たか子


RMU選手ゲストのお知らせ

RMU選手、ゲストのお知らせです。

ライセンスS河野高志が日本麻雀機構四国本部の大会にゲスト出演します!



定員まで残り4名ということですので、近隣にご在住の方は
お早めに会場までお申し込みください。

日時:10月26日(日)11:30〜12:00受付
会場:リング
住所:徳島県徳島市富田浜1丁目52−2−2F
電話:088-624-2853
参加費:3,500円(学生は2,500円)


匿名コラム・フィクションから学ぶ麻雀各論フィクションから学ぶ麻雀各論 「第2回 洞口武雄から学ぶ目標設定論」

「でかい目標ってのは自分にできる可能性の最大限のもんだからな。それ以下はすべて通過点よ」

『モンキーターン』(河合克敏作、全30巻、小学館)で主人公のライバル洞口雄大の父であり、
日本屈指の競艇選手である洞口武雄が目標を聞かれ、こう答えています。

これは、息子・雄大の目標が「父に勝つこと」であったことを「小さい目標」と切り捨てて言った言葉でもあります。

以前私が、麻雀のタイトル戦の準決勝進出者の取材をしたときのことです。
意気込みを聞いた私に、ある選手はこう言いました。
「とりあえず準決勝に残れば次の大会のシードがもらえるんでとりあえずの目標は達成しました。
あとは楽しみます」

私は「この人の優勝はないな」と確信しました。
このあと彼は準決勝を勝ち上がりますが、決勝では善戦むなしく敗退してしまいます。

敗因は何でしょうか。もちろん麻雀の中での失着も数多くありました。
しかし最大の原因は、設定した目標が達成されたことによる精神的な緩みではないかと私は思っています。

入学したばかりの大学生が高校時代の勉強疲れからか覇気を失っている、という話を耳にしました。

高校時代の目標を「××大学合格!」とのみ定め一心不乱に突き進んだことによる弊害だそうです。
前出の競技選手の場合も似たような状態であったと私には感じられました。
目標とは遠すぎてもダメです。しかし近すぎてもダメなのです。
冒頭のセリフにあるように「自分の可能性の限界」が目標設定として最善だと私は考えます。

別の作品では『スラムダンク』(井上雄彦作、全31巻、集英社)の赤木剛憲が同じような目標設定を行っています。

赤木選手は1回戦を勝てるかどうか、という弱小バスケ部にいながら1年生からずっと「全国制覇」を目標にしてきました。
この場合の「全国制覇」とは、赤木選手のみならず全ての高校バスケ選手にとっての最大限の目標です。文句のつけようがありません。
そして3年生にして初の全国大会出場!全国大会では前年度優勝の強豪校に勝利!全国制覇は叶いませんでしたが大成果を挙げたのです。

もし赤木選手が目標を「今年こそ県でベスト8を目指す」などとしていたらこのような成績を残すことはできなかったのではないでしょうか。
高き目標を明確に定め、そのための課題をひとつひとつクリアしていったからこその快挙であったと思います。

さて、皆さんに高い目標を設定する事の意義が伝わったでしょうか。

中には「そんなこと言われてもどこが自分の中の最大限なのかわからない」という反論があるかもしれません。
もちろんそのとおりです。
しかし、一度設定した目標を変えていけないわけではないでしょう。

達成できると思って設定した目標が一向に達成に近づかない。この場合には目標を変更する必要がありません。
ただ一歩でも近づくように努力するだけです。
反対に、最大限と思っていた目標が達成できそうになった場合は、目標を上方修正すればいいのです。

この達成前の修正が、目標を見失わないためのポイントではないかと思います。

では、最後に皆さんにお聞きします。

「あなたが麻雀を打つ上で目標にしていることは何ですか?」

願わくば、あなたの目標があなたの最大限でありますように。



エヌスク連載コラム紹介 即席チートイツ克服法−土田浩翔

皆さんこんばんは。RMU事務局です。

RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
コミュニティ「RMU」を展開しています。

本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。

今回は土田浩翔の「即席チートイツ克服法」第3回をお送りいたします。


前回までの復習をサラっとしておきましょう。

1)チートイツを狙う場合には、シュンツ手との天秤はかけないこと。
牌の流れは正直です。
いくらシュンツを作ろうとしても、トイツばかり増えていく「場」では、
ツモってもツモっても、リャンメンが埋まらないのです。
にもかかわらず、チートイツを狙いながらシュンツ手の保険をかける打ち方は、
ナンセンスそのものです。
ですから、チートイツにいこう!と決めたら、リャンメンをリャンメンと見ずに、
徹底的にトイツを増やすことだけを考えて打っていきましょう。

2)チートイツを狙う場合には、手牌にあるトイツのスジ牌を大切に扱うこと。
たとえば、四萬がトイツになっていたら、
そのスジ牌に当たる一萬七萬がまたトイツになりやすい、という法則です。
もう一例を挙げておくと、九筒がトイツで入っていれば
そのスジ牌の六筒が重なりやすいという法則です。
たとえ、スジ牌の色が場で高かろうと関係ありません。
まるで磁石のS極とN極の関係のように、スジ牌同士が引きつけ合うのです。
本当の話ですよ! 

さて、今回の克服法は、スジ牌が重なりやすい
法則との合わせ技として使いたい「チートイツ即リーチ」です。

テンパイした際に即リーチがかけられるような構えにしておくこと。
つまり、イーシャンテンの段階で、手牌に孤立している3枚の牌は
「攻めの3枚」でなければならないのです。

よくチートイツは、攻守兼用役などと言われますが、私にはその考えはありません。
ツモれる牌を残し、テンパイしたら即リーチをかけていく、
ここがチートイツ攻略のポイントです。
冷静に考えてみればすぐ理解できる話なのですが、
チートイツを狙っているときは、自力でトイツを増やそうとしているはずです。
テンパイまでは自力で増やそうとしているのに、なぜかテンパイしてしまうと、
他力本願な考え方がムクムクと頭をもたげてくるようなのです。
他力本願とは、ロンアガリを期待した待ちどりを指します。
どうしてもっと積極的にツモアガリを狙わないのか?
私には不思議でなりません。

チートイツは数ある手役の中でも、得点効率が一番優れています。
バラバラの手牌が、いつのまにか9600(親)や6400(子)に化けてしまうのですから、
リーチをかけてツモアガリを狙わない手はありません。
ヘタな鉄砲数撃ちゃ当たる!というではありませんか。
チートイツ即リーチ作戦を続けているうちに、裏ドラが乗ることだってあるわけです。
リーチ・ツモ・チートイツ・裏2での6000オールや、3000・6000は
あまりにオイシイ得点といえます。

では問題を出しますから、次回までに回答を考えておいてくださいね!

東4局東家8巡目。持ち点はマイナス2000点です。

一萬三萬三萬六萬八萬八萬九筒九筒七索七索八索東東 ツモ北 ドラ八索

場には、一萬三萬九筒北が1枚ずつ出ています。
さて、何を切りますか?


いかがでしたか?エヌスクでは他にも

「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」


などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しており、
現在これらは全て無料でご覧になれます。
是非ご登録ください!

http://sns.nikkansports.com/



麻雀打ちも意外とやる時はやるのね

RMUバスケ同好会の言いだしっぺ
さくらいりょーすけです。
本日、初大会で頑張ってきました。
以下、結果です。


・予選1試合目
 5−4で勝利  ←なんというロースコア…

・予選2試合目
 10−10で引き分け  ←バスケではレアな引き分け

※予選リーグ1勝1分で3位決定戦へ

・3位決定戦
 1−16で敗退  ←フリースロー以外完封…


結果は4位でした。
まあ初試合にしてはまあまあですかね。

今後も大会などに日程が合えば出ていきたいなぁと考えています。
今回は不参加だった方でも次回はやってみたい方は
公式戦などでさくらいにお気軽に申し出てください。

【チーム名】
Bamboo Phoenix  

「竹」と「鳳凰」です。つまりは一索です。
麻雀っぽい名前で、かつ子供受けしそうな所がさくらいのお気に入りです。
もしユニフォームを作るようなら背番号はソーズになるかもしれません。



【メンバー】
さくらいりょーすけ
谷井茂文
白石温郎
宮本卓
深谷祐二
老田浩行
伊藤太
(以上、入部順)



文責・さくらい りょーすけ


サターンカップ 速報



昨日行われたジュピターカップ、優勝はRMUの平山友厚!

平山 友厚 +157.2
山谷 克也 + 147.5
渋谷 渚  + 70.3
吉田 信之 + 29.6
(最終戦終了時)

優勝者コメント
「1回戦からドラ単騎をツモるなどして、今日はいける感じがしていました。
テンパイからアガりまでの速度が早く、大体2〜3巡。
長くて5巡…と、状態が良かったですね。

勝ったから言うのではなく、今日の決勝のメンバーで戦えて
本当に良かったと思っています。観戦された方も面白かったのではないでしょうか。

本日参加いただいた方、特に決勝卓で素晴らしい時間を共有できた山谷さん、
吉田さん、渋谷さんには改めてありがとうございましたと言いたいです」


決勝戦の模様は、HPにて近日公開いたします。
お楽しみに!



2008年前期 R3レポート 第5節

9月6日。Rリーグ最終節の日。
つまり、参戦している者の明暗をくっきりと分かつ日である。


4節までの私の成績は、2位。
昇級枠が4人ということを考えると、なかなかの好位置といえるだろう。
しかしながら、昇級を目の前にしてどうしたものか。
私は完全にビビっていた。
何せデカイ体に反比例するチキンハートである。
前世はニワトリに違いない。それもおそらく特大のニワトリだ。


震える足を押さえながら、朝イチの調整セットへ向かう。

「おはよう。優勝とかちらつくと思うけど、
しっかりと昇級に照準合わせて打つんだぞ」

ライセンスBのさくらいさんから会うなりアドバイスをいただく。
すると緊張が解け、少し楽になる。
毎半荘、毎局にそれぞれしっかりと
テーマを持って打つというのは大事なことなのだ。
最終的なテーマが決まっているからこそ、
長い目で見た正着打が打てるというものである。
緊張で頭が真っ白になっていたが、
この調整対局からしっかりテーマを持って打つことが出来た。


柳勝どき店にたどり着き、最終節同卓のメンツの顔ぶれを見る。
堀江、清水、そして宮本。

堀江は初対戦だが、実力者との評判は聞いており、
R3で警戒していた打ち手の1人である。

清水は前節に+128と大きく叩いており、爆発力と勢いを感じさせられる。
128ですよ128。たいしたもんだ(笑)。

宮本とはなんと5節全て同卓である。
R3は上位の成績同士でぶつかるので、
お互いに「こいつと打つと浮ける」なんてナメた事を考えているのだろう。


さて、結果から書くと。
この日私は彼ら3人を相手し、+102ポイントで首位昇級となる。

印象深かった局を挙げてみようと思う。


1回戦トップで迎えた2回戦。

東4局 親番 ドラ西

四萬六萬六萬一筒三筒四筒四筒六筒六筒六筒三索四索六索六索

配牌こんな感じ。うーん、仕上がってる。
イーシャンテンの頃には

六萬六萬七萬三筒四筒四筒六筒六筒六筒三索四索五索六索六索

ここからサンショクドウコウを意識して三筒とか切ってみる。そいっ!
そして次巡引いてきた七索とかツモ切ってみる。おらっ!
うーん。ファクトリー(育成会)なんかでやったら大目玉を喰らいそうな打牌だ。
しかしながら、六萬を引いてテンパイ。

六萬六萬六萬四筒四筒六筒六筒六筒三索四索五索六索六索

リーチしようかなぁ。なんて考える前に体が牌を横に曲げていた。
誤解を避けるために書いておくが、
三筒切りも七索切りもふざけていた訳でも麻雀をなめていた訳でもない。
ポイントを持っている、つまりアガれない親番があっても構わない状況の中で、
重いアガりを重ねる事が確実な勝利に繋がると思っていたからこその打牌だ。
決して思い出作りにサンショクドウコウをアガっておけ、
なんて浮いた気持ちからの打牌ではないのである。

この局の結末だが、七索五索が合わせて場に7枚顔を見せ、
堀江の宣言牌の六索を討ちとる形になった。
この間、二索五索八索二筒五筒も引いていないのはちょっと出来すぎであるが、
気持ちにゆとりがないとまず拾えないアガりだった。
麻雀は難しい。


結局この半荘もトップを取り、迎えた3回戦。
ここでもう1つの印象深い局を紹介しよう。

2着目で迎えた南3局。
配牌を取り、第1ツモに手を伸ばした堀江がおもむろに一筒を暗カン。
そして打六萬
次巡堀江は手出しで打七萬と並べ、その後も中張牌のバラ切りで明らかな変則手。
更に八筒を暗カンし、中盤、遂に堀江がリーチときた。
宮本の打った現物の六索をチーテンに取り、私にもテンパイが入る。

四萬四萬五萬五萬五萬三索四索四索五索五索 チー六索横五索七索  ドラ四萬三索北

宮本、清水両者ともリーチに対してかなりの受けの姿勢を見せており、
現物の三索六索はさすがに止まりそうにない。

「この局もおいらがアガっちゃうんだろうなぁ〜」

気分上々である。
そこに持ってくる三萬。ドラ表示牌に1枚見えるが…。
堀江の河にある五萬を含め、自分の目からは五萬が4枚。壁。
堀江の変則的な河と2つの暗カン。
うーん、ツモスーまでありそう。ますます危険そうだ。

「今のおいらにゃ、こいつは止まっちゃうんだよなぁ〜」

完全に麻雀漫画のキャラクター気取りで現物の五萬を抜き、まわす。
流局後の堀江は、カン三萬のテンパイだった。
しかし気持ちにゆとりがないと絶対に止まらない牌であった。
つくづく麻雀は難しい。


そんな紆余曲折を経て、私のリーグ戦は終了。
1節目で僥倖の大三元をアガるなど、天運に恵まれた展開で昇級することができた。


来期からはR2だが、名前を見ただけで気持ち悪くなるような
格上のメンツばかりである。
生意気ながら、素直に胸を借りるつもりはない。
卓についたら、ただのライバルだ。

新しいスタートラインでまた同じように結果を残せたら良いな、と思う。



(文中敬称略 文責・白石 温郎)

闘牌リーグ決勝のお知らせ

雀将倶楽部主催『第1期闘牌リーグ』の決勝に、RMUの選手が2名勝ち上がりました!

闘牌リーグは、プロ・アマ混合の平日夜開催のリーグ戦で、
連続する8半荘の成績を競うというものです。

決勝に進出したのはライセンスBの谷井茂文選手と新人アスリートの村瀬将之選手、
101競技連盟の岩沢和利選手と、一般から上原晋一さんです。

谷井選手にコメントをいただきました。
「一発・裏ドラ無しでの決勝戦は初めてなので、とても楽しみにしています。
いつも通り自然体で対局に臨むことを心掛け、無心で麻雀を打とうと思います」



R2決勝で敗退し、頭を丸めた谷井選手。気合い十分みたいです!

決勝戦は下記の通り開催されます。
観戦自由です。是非お越しください!

日時:10月8日(水)、15日(水)19時開始(各日2回戦の合計4回戦)
会場:秋葉原「雀将倶楽部」
最寄り駅:「秋葉原駅」昭和通出口から徒歩5分
住所:東京都台東区台東1-12-10 小守ビル4
電話:03-3835-0885





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RMU
リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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