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  • 2011.09.26 Monday
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エヌスク連載コラム紹介 即席チートイツ克服法−土田浩翔

皆さんこんばんは。RMU事務局です。

RMUは日刊スポーツ新聞社と提携し、
スポーツとエンターテインメント情報に特化したSNS「エヌスク」に
コミュニティ「RMU」を展開しています。

本ブログでは「エヌスク」の紹介を兼ねて、
連載中の記事の一部を定期的に掲載していく予定です。

今回は土田浩翔の「即席チートイツ克服法」第5回をお送りいたします。



今回は、調子が悪いときのチートイツの作り方についてお話していきましょう。

東場でマンガンをひとつ放銃し、あとはツモられ貧乏でマイナス1万5千点の南1局西家、
7巡目の手牌です。

二萬二萬三萬五萬七萬九萬九萬四筒四筒五筒五筒六筒七筒 ツモ六筒 ドラ八萬

さて、みなさんは何を切りますか?
ピンズのイーぺーコーを固めてしまう七筒切りが多数派でしょうか。
確かに七筒切りは、ピンフ・イーぺーコー狙いと、
もしもの場合のチートイツ保険が効いて悪くない選択です。

でもそれは、自分の運の状態が悪くないときの話だと私は考えます。

麻雀だからゲーム的な思考でデジタルに処理していく…という考え方を
私は否定します。
なぜなら、麻雀は自身の生き方そのもの、と考える立場を支持しているからです。
良いときもあれば悪いときもある。
良いときはいい気にならず、悪いときは腐らず。
欲をかいては落し穴にはまり、転ばぬ先の杖を教訓としておく。
ダメなときにじたばたせず、耐えながら工夫し変化させていく。
これは生き方も麻雀も重なりあうものです。

南1局を迎えて按配が悪いなら、いつもと同じことを考えず、
発想を変え、手順にひと工夫加えましょう。

七筒切りは多数派の考え方。
ありきたりの考え方がこの苦況で通用するとは思えません。
通用するのであれば、調子が悪いときに悩むこともないはずです。 
苦況に立たされているときほど、嫌な選択肢は広がるものです。
そんなときは敢えて、一番苦しみそうな選択を心がけましょう。

人間は弱い生きものです。
自分が弱ってくると、早く楽になりたいと思うあまり、
選択肢の中で一番楽そうなものを選ぶものです。
ツモ六筒ときたら、喜んで七筒に手をかけるはずです。
先にも書きましたが、七筒切りにはピンフ手とチートイツの天秤がかけられています。
ここが問題なのです。

運の流れが悪くないときは、天秤をかけても問題ありませんが、
調子の悪いときに天秤をかけるとさらなる放銃が待っています。
天秤をかける行為は贅沢な行為と考えてください。
苦しいときに贅沢ができますか?
答えは簡単ですね。

天秤をかけないのであれば、どちらの道を選ぶのか?シュンツ手?トイツ手?
これも答えは簡単です。
苦しいときは、より苦しい選択をすべきなのですから、トイツ手を選択します。

そして今回のキモとも言うべき、運の悪いときのタンキ選択法の話。
チートイツの話に限らず、数牌をタンキ待ちにするときには、ふだん選択する、1や9、
あるいは2や8は選ばないようにしましょう。
どうしても調子が悪いと、いまにも出アガれそうな牌にしてしまいがちですが、
苦しいときだからこそ、一見楽にみえる牌で待ってはいけないのです。
苦しいときには、火中の栗を拾いにいく感覚で、
敢えて苦しい待ちを選ぶようにしましょう。

それは何か?といえば、3と7です。
タンキ待ちの数牌としては、いちばん不適切な尖張牌を選ぶのです。
この手牌でいえば、三萬やドラ表示の七萬
あるいは七筒を待ちに想定したチートイツを狙うのです。
とくに、いつもであれば真っ先に捨てていく七筒タンキ待ち構想が魅力的に映ります。
運の流れが悪いときには、これくらい極端な発想が必要なのです。

つまり、例題からはスジ牌の法則を無視して五萬切りがオススメなのです。
尖張牌である3や7は、通常シュンツ手のキモ牌なのですが、
落ち目のときには逆手にとって、トイツ手のキモ牌として活用するようにしましょう。



いかがでしたか?エヌスクでは他にも<

「現代麻雀を語る−多井隆晴」
「凡人的東風講座−阿部孝則」
「凡人の凡人による凡人のための麻雀−阿部孝則」
「即席不ヅキ脱出法−土田浩翔 」
「第1打論−土田浩翔」
「麻雀名局アーカイブス−室生述成」


などなど、ライセンスプロの麻雀戦術とコラムを連載しており、
現在これらは全て無料でご覧になれます。
是非ご登録ください!

http://sns.nikkansports.com/



RMU選手ゲストのお知らせ

こんにちは、RMU事務局です。
RMU選手ゲストのお知らせです。

女流の深津海帆選手が、宮前平「まあじゃん海」に登場します!
よろしくお願いします!

日時:3月1日(日)14時〜20時
店名:まあじゃん海
最寄り駅:東急田園都市線「宮前平駅」下車徒歩30秒
住所:神奈川県川崎市宮前区小台2-6-10宮前平OFビル3F
電話:044-856-4153
店舗URL:http://www.umi1999.com/


「皆様こんにちは、深津海帆です。
ついこないだまでお正月だったのに、もうすぐ3月。
月日が経つのとツモ番が回ってくるのは早いものですね…。
麻雀打ちのお内裏様、お雛様、卓上でひな祭りバトルしませんか?
点棒をたくさん用意してお待ちしております」



2008年度後期 R2決勝 速報

こんばんは、RMU事務局です。

2月21日、2008年度後期R2決勝戦が行われ、
江澤陽一プロ(ライセンスB)が優勝しました!


1位 江澤 陽一 +125.3
2位 山田 田  +80.0
3位 室生 述成 +27.7

4位 谷井 茂文 +2.0
(最終戦終了時)


リーグ戦では降級も危ぶまれた位置から決勝にすべり込んだ江澤プロ。
決勝ではその卓越した勝負感覚を存分に発揮し完勝でした。
昨年度RMUアワード最多得点部門1位の爆発力をR1でも魅せてくれることでしょう。
また、2位山田プロと3位室生プロまでがR1への昇級を果たしました。


昇級者コメント

江澤 陽一
凡ミスを数えられないくらいやってしまいましたが、
運良く失点につながらなかったのが勝因かな、と思います。
最後の方は緊張と体力不足で集中力が欠けてしまっていたので、
R1でもいい成績が残せるように、
もう少し精神力と体力をつけていきたいです。


山田 田
牌勢は自分が一番良かったはずなのに硬くなりすぎ、
和了り逃しも多く決していい内容の麻雀は打てませんでした。
が、何とか昇級することが出来てホッとしています。
今回の決勝での問題点を克服してR1で戦えるよう
これからも精進したいです。


室生 述成
室生 述成どうにか、という内容であり結果でした。
ただ、江澤選手も山田選手も、相当読みにくい手筋で打ってくる、
ということが再認識できたことは大きな収穫でした。
R1?当然4人とも沈めないとマズイでしょう。
そのためには今の麻雀では難しいと思ってます。
来期、大幅に進化した室生を発表すべく、明日から稽古を重ねます!



クライマックスリーグ進出を賭けたR1は、来春スタートです!


ファクトリー日記 その8

皆さまはじめまして。堺ちひろ(さかいちひろ)と申します。
先日入会したばかりなのでご存じない方ばかりだとは思いますが、
どうぞ宜しくお願いします★

麻雀に出会ってそこそこの時間は経ちますが、麻雀店等の勤務経験等もなく、
経験も知識の研鑽もしないまま、ただ時間だけたってしまった感があり、
一度きちんと麻雀と向き合い、基礎からたたきなおしてもらおうと思っている
今日この頃でございます。

育成・研究・実践の3機能が備わったRMUに感激して入会し、
最も育成の恩恵を受けるレベルにいる私です。

土田顧問も仰っているように「優秀な選手を輩出するには優秀な指導者が必要」
「孤独な競技者は存在しない」真理だと思います。
ファクトリーには計り知れない魅力があるので、頑張って参加しようと思っています!
皆さまも是非おいでください〜♪


さて、1月17日、2009年初のファクトリーが実施されました。
遠隔地から参加の私は日帰り弾丸ツアーを敢行し、わくわくを胸に上京。

この日の講師は、多井隆晴、藤中慎一郎、室生述成のライセンス3名。
受講者に対して、ほぼマンツーマンレッスンという贅沢な状況。
さっそく卓につき対局開始。

受講者はそれぞれタイプが違う打ち手のようで、

・シュンツ手は得意だけど、縦に伸びると迷う
・リーチしてガンガン攻めるタイプで、攻めすぎる
・小賢くなって今までの長所までもが伸び悩んでる
などなど。

私クラスには他の人の実力などわかりませんが、多種多様な感じで魅力的。
自分に言ってもらう指導以外に、人が言われていることも頑張って吸収するぞ!
と意気込んで対局開始。

自分の甘さが身にしみました…。

いざ、対局開始すると、矢のように飛んでくる指導の嵐。
いかに自分が今まで惰性で打っていたかを実感。

「手なりで打ちすぎ。もう少し考えて打っていいよ」
「基本事項が全くなってないから、ゆっくり考えていいよ」

涙。

「仕掛けが軽すぎ。場にあった仕掛けをしなさい」
「またさっきと同じ形で仕掛けてる」

はぅ…。本当に申し訳ない。

しかも、メモする余裕すらないという始末。
そんな雰囲気を察してか、局を止めてメモを取らせてくれました。

恥ずかしながら、どれくらい私がダメダメかというと、

三萬四萬六萬七萬八萬九萬九萬五筒一索二索三索四索七索七索 ドラ八索

こんな形で、打九萬としてしまうくらいダメダメです。


他にも、疑問符をいただいた牌姿として、

3巡目
五萬八萬九萬二筒二筒四筒五筒六筒五索七索九索南南 ツモ二筒 ドラ七萬

この形から、私はドラ表示牌の七萬で待つことも辞さない!と打五萬としました。
それに対して、多井プロより

「ドラ表示牌の七萬で待ってもいいという考えは、
巡目も早いしあまり持たない方がいいよ」

というご指導。

ここで打五萬としてしまうと、愚形待ちがほぼ確定してしまう上に、
手牌の成長を殺してしまうので、ペンチャンを落とすなり九索を切るなりして
広がりを見る発想を持った方がいいということでした。

麻雀はテンパイ効率ではなくアガり効率を高めることが重要ということが
身についていない(言葉でしか分かっていない)打ち手が陥りやすい罠だそうです。

なるほど!
(わかったつもり)

それから、講師陣からのお言葉で耳が痛かったもの。

「普通、みんなリーチしまくるからこんな助言は珍しいんだけど、
もっとリーチした方がいいよ」

「ダマにする意味がわからない。いったい何を待ってるの?」

…はい。それは本当によく言われます。
何でなのでしょうか、リーチと宣言する決心がなかなかできないという傾向があります。
一度じっくり考えてみます。


他受講者の牌姿で悩ましかったものを1つ。

手牌五萬五萬六萬七萬八萬四筒五筒六筒二索三索三索五索七索九索 ドラ五萬

ここで、当事者は打三索としていました。
そして最終形はカン六索

講師陣からの「河の三索が光りすぎてるな〜」というお言葉。
今回はドラ五萬なので打三索でもありという結論でしたが、
普通は打九索でよいのでは?とのこと。

うむむ…。

他にもいろいろ重要ポイントはあったのですが、ちょっと私の頭がついていかず、
メモしそこなうなどでもったいない結果となっています。


気を取り直して、自分帳(採譜&アドバイスノート)に記した多井プロの闘牌を1つ。

この半荘、起家で始まるも手が整わないまま、

六萬七萬七筒七筒九筒一索一索二索六索七索七索八索九索

で11巡目に南家のダマテンに5,200放銃スタート。

途中、紆余曲折あり南1局3本場に親マンツモ。

その時の配牌

五萬六萬一筒二筒四筒八筒八筒一索二索八索九索北白 ドラ四筒

…で、最終形が

五萬六萬一筒一筒二筒三筒四筒八筒八筒八筒白白白 ツモ七萬

そして、オーラスの1局。
全体的にトイツ場の様相を呈していたこの半荘。配牌が

一萬一萬二萬四萬六萬四筒三索四索八索北北白中 ドラ三筒

第1ツモ三索で打白
次巡ツモ白
河に白2連打、若干いやな雰囲気が漂う。2着目と2,200点差。

5巡目
一萬一萬二萬四萬六萬七萬四筒五筒三索三索四索北北
6巡目
一萬一萬二萬四萬六萬六萬七萬四筒五筒三索四索北北
8巡目
一萬一萬二萬四萬六萬六萬七萬四筒五筒二索三索四索北
9巡目
一萬一萬二萬四萬六萬六萬七萬七萬四筒五筒二索三索四索
12巡目
一萬一萬二萬六萬六萬七萬七萬八萬四筒五筒二索三索四索
13巡目
一萬一萬五萬六萬六萬七萬七萬八萬四筒五筒二索三索四索

次巡、静かにツモ六筒

きちんと場にあった手順を踏むと、こんなふうに
流れるような牌姿になるのだなぁと感じさせられました。

東1局に放銃し、東場は何もできずラス目。
南1局に親マンで一躍トップ目に返り咲き。
へっぽこ雀士の私からすると、さっさと残りの局消化!という気持ちになるのですが、
それが罠だそうです。

多井プロ「この半荘は全体的にメンゼンでのアガリが多かった。
だから、鳴ける牌が出ても、簡単には鳴いたらダメなんだよ」

2着との点差が縮まっても決して浮き足立たない。
言葉のとおり体現してみせる。

終わってみれば5万点近いトップ。
さすがです。

あんなふうになれる日が来るのでしょうか…。

最後に、対局とはちょっと離れた感想を一言。
願わくば、ファクトリーの対局者数は「卓に着く人と後ろで採譜する人」という
ペア以上の人数で、それを指導する講師陣という布陣となればな…と。

ある程度の実力がないとせっかくの指導を聞き洩らすし、
卓についていると余裕もなく、メモする為に止めてしまうのが申し訳ない…。
それを受講者どうしが補完しあえれば最高かと!

それから、自分帳(採譜&アドバイスノート)を
改良していこうかとの目論見をしております。
いまは採譜とメモ書きしかできませんが、
『この牌姿のときこういうアドバイスをもらった』というのを
もう少し効率よくできるようにしたいです。

焦ってもことを仕損じるので、一歩ずつ確実に頑張ろうと思います!


さて、次回のファクトリーは2月28日です。
得るものが多すぎて聞き洩らしそうなくらい贅沢なこの行事。
ぜひご参加の上、お勉強を!



文責・堺 ちひろ


水咲まり CDリリースのお知らせ(追加情報アリ)

こんにちは。RMU事務局からのお知らせです。

2月18日、RMUタレントの水咲まりが、歌手『HEARTLAND』として
「Believe...feat.ラッパ我リヤ」をリリースします!!


Believe...feat.ラッパ我リヤ

発売元:ハドソン・ミュージックエンタテインメント
発売日:2009/02/18
QWCH-00005 ¥1,050(税込)
ホームページ:http://hudsong.jp/artist/heartland/index.html

また、発売に伴いアップルストア渋谷にてインストアライブを行います!

日程:2009.02.20(金)
時間:20:00〜20:30
料金:無料
出演:HEARTLAND(水咲まり)、ラッパ我リヤ
会場HP:http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/


●追加情報
音楽情報バラエティ番組、【GyaOジョッキー】六本木音楽部に出演しました!
無料で閲覧出来ますので、是非ご覧ください。

番組HP:http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0080295/


よろしくお願いします!


水咲 まり
水咲まりのブログはコチラ




2008年後期 R2レポート 第5節

今晩は、RMU事務局です。

2月7日にRリーグの後期最終節が行われ、下記の通り
R2決勝戦の進出者が決定いたしました。

【R2】
1 山田 田   +155.0 +85.3
2 室生 述成  +135.7 ▲16.1
3 谷井 茂文  +105.6 ▲29.6
4 江澤 陽一  +73.6 +153.1

5 さくらい りょーすけ  +64.9 +7.5
6 古久保 祐介 +52.3 +18.1
7 白石 温郎  +48.2 +0.2
8 伊東 直毅  +33.1 +59.8
9 飯島 健太郎 ▲0.7  +6.5
10 神崎 崇   ▲8.5  ▲25.7
11 壽乃田 源人 ▲56.5 ▲131.2
12 藤中 慎一郎 ▲70.8 ▲83.5
13 石川 泰之  ▲260.0 +7.8
14 大崎 なおこ ▲274.9 ▲53.2

左から順位・氏名・今期トータル・今節成績
上位4名が成績を半分持ち越して5回戦の決勝を行い3位までがR1へ昇級、
13〜14位の下位2名がR3に降級となる


今回のレポートでは、R2決勝進出者のインタビューをお送りしたいと思います。


山田 田
山田 田後期Rリーグでは開幕戦で大きくポイントを叩き出したにも拘わらず、
その後はジリジリポイントを削られしばらく苦戦を強いられました。
このままだと決定戦の4人に残るのは厳しいと思いましたが、
最終節に四暗刻を和了るなど展開にも恵まれ、
決定戦の椅子を獲得することができました。
結果、ポイントでは首位でリーグ戦を終えましたが、今期は途中体調を崩したりと
内容以外にも反省すべき点が多かったと思います。
ポイント的にアドバンテージを貰って決定戦を迎える形になりましたが、
それに甘えて守勢に入ったりすることのないように闘って、
前期の無念をはらしたいです。勿論、優勝狙ってますよ!

江澤 陽一
江澤 陽一1人を落とす戦いではあるけれど、同時にR2の優勝者を
決める対局でもあるので、普通に優勝を目指します!
まあ、細かいところで、リーチ・ヤミテンの選択や仕掛ける仕掛けないが
変わることもあるかとは思いますけど…。
正直なところ、条件戦はあまり得意ではないので難しいことは考えず
前向きに頑張りたいと思います!

谷井 茂文
谷井 茂文前期の決勝では、3位で昇級ならず。
とても悔しく、そして不甲斐ない結果で終わりました。
決勝を振り返ると、もっと力があれば良い結果になっていた局がいくつもあり、
反省だらけでした。そして、後期こそは必ず昇級すると誓ってリーグ戦に臨み、
決勝に残ることができました。
しかし、あくまでもこの決勝は僕が目指す場所への通過点に過ぎません。今回は1人だけが昇級できないということですが、残り1半荘まではそのことは意識しません。
クラウン決勝のように格上を相手にしても、優勝を目指してしっかり自分の麻雀が打てるようになるために、今回はタイトル戦決勝と同じく優勝を狙って打ちます。

室生 述成
室生 述成昇降級を賭けた前後期の10節、久々に麻雀を楽しめた。
半荘40回は至福の時間だった。やはりリーグ戦というものは、ひたすら面白い。
ただ、今は決勝進出の悦びはなく、悲愴感にさいなまれている。その独創性が結実してきた山田。堅実さと突破力を併せ持つ谷井。勝負センスに傑出する江澤。3人とも麻雀界の将来を担うべき打ち手だと、私は思っている。さらに、俺は麻雀だけで食っていく、という不器用でひたむきな姿勢。淡い嫉妬と、強烈な期待がある。
誤解を恐れずに言えば、自分の諦めた夢を子に託そうとする親の心理に近いかもしれない。
この決勝は、タイトル決勝のような大それた設定はない。あくまで通過点の一部でしかない。しかし彼等とは、こういう陰欝な戦いはしたくなかった。
1人の敗者ではなく、1人の勝者を決める舞台で、存分に戦いたかった。



R2決勝は、2月22日(日)13:00から、
銀座ヤナギカルチャースクールにて行われます。
住所:東京都中央区銀座3-5-6井上商会ビル6階
TEL:03-3564-2633

全5節の成績を半分持ち越し、半荘5回戦で昇級を競います。
是非観戦にお越しください!



RMU選手ゲストのお知らせ

こんにちは、RMU事務局です。
RMU選手ゲストのお知らせです。

女流の深津海帆選手が、宮前平「まあじゃん海」に登場します!
よろしくお願いします!

日時:2月11日(水祝)14時〜20時
店名:まあじゃん海
最寄り駅:東急田園都市線「宮前平駅」下車徒歩30秒
住所:神奈川県川崎市宮前区小台2-6-10宮前平OFビル3F
電話:044-856-4153
店舗URL:http://www.umi1999.com/




東京麻雀ワールドのご案内

こんばんは、RMU事務局です。

2月3日(火)より、日本麻雀機構が主宰する
「東京麻雀ワールド」がオープンいたしました!


「東京麻雀ワールド」とは4つのカテゴリーから作られています。

【麻雀アカデミー】
東京麻雀ワールドの目玉で、ハイクオリティーな麻雀論を
日本を代表する講師陣でお届けする時間です。

第1期は2月〜4月までです。
第1火曜日 19:00〜22:00
講師 古久根英孝
テーマ 4メンツ1雀頭の精密な作り方

第2火曜日 19:00〜22:00
講師 土田浩翔
テーマ 第6打牌までのストーリー

第3火曜日 19:00〜22:00
講師 土田浩翔
テーマ 字牌の切り出し方と鳴かせ方

受講希望者は下記会場まで直接お電話かメールにてお申し込みください。
先着20名様で締め切ります。
講座は19時より始めますが、途中からの受講も退席も自由となっております。

雀将倶楽部
電話:03-3835-0885
メール:jansho-club@jamu.co.jp
住所:東京都台東区台東1-12-10 小守ビル4F
最寄り駅:秋葉原駅から徒歩5分
受講料:1講座3,500円


【夢道場IN東京】
初級者〜中級者まで、いまひとつ麻雀に馴染めない、勝てない、壁にぶつかっている、
そんな悩みを解消してもらう時間です。
いつもはネットや携帯でしかゲームをしていない人たちにも、
プレッシャーなく楽しんでいただける時間なので、安心していらしてください。
主任スタッフには、人気女流プロの手塚紗掬を配し、
RMUタレントの雪森しずくや土田浩翔もスタッフとして常駐しています。

第1・第3・第5木曜日の18:00〜22:00まで秋葉原の雀将倶楽部にて開催しています。
参加費は2,500円です。
事前受付の必要はなく、何時に来場しても何時に帰られても自由ですので、
気軽に遊びにいらしてください。


【ウーメンチークラブ】
ウーメンチーとは、中国マージャンにある代表的手役の名前です。
そうです!
この時間は知的ゲームとしての最高峰〔中国マージャン〕を楽しめる時間なのです。
エッ?!「中国マージャンって何?」と顔をしかめてるアナタ、
食わず嫌いはいけません。
日本マージャンと似ていますが、
老若男女どなたでもすぐに覚えていただける易しさが魅力です。
まったく知らない初心者の方にはマンツーマンで土田浩翔がレクチャーいたします。
また、ある程度ご存知の方は、世界チャンピオンの初音舞が
レギュラーでお相手することになっています。
マージャン発祥の地、中国との交流もあり、
日本マージャンにはないワールドワイドな触れ合いが広がる世界を
是非覗いてみてください。
第2・第4木曜日の17:00〜22:00まで秋葉原の雀将倶楽部にて開催しています。
参加費は2,500円で「夢道場IN東京」同様、何時にいらしても、
何時に帰られても自由です。
事前受付はなく開催当日にお気軽にお越しください。


【キャラバンシューズクラブ】
同じく秋葉原の雀将倶楽部にて、第4・第5火曜日の18:00〜22:00に開催する
中級者〜上級者向けの、麻雀打ち込み会です。
普段は平地で走ってるかのような打ち方に少し負荷をかけるトレーニングをする時間です。
つまり〔高地トレーニング〕のようなものとイメージしてください。
ただ麻雀を打つだけでは物足りなくなってる方にはもってこいの時間で、
体が熱くなるような刺激をコーチから受けながら、心身共に鍛えていけます。
その主任コーチにはRMU代表の多井隆晴が当たり、土田浩翔がサポートしていきます。
参加費は3,000円。やや高く感じるかもしれませんが、
絶対に損はさせない時間になることを保証いたします。
18:00と20:00の1日2回、コーチの講義があり、
実戦的な必勝戦術をレクチャーいたします。
もちろん赤入りマージャンやネットマージャン必勝法等、
時代のニーズに応えるメニューになっていますのでお楽しみに。
事前受付の必要はなく、ご自分の都合に合わせていらしてください。
22:00まで開催していますが、お帰りも自由ですのでお気軽にいらしてください。


この「東京麻雀ワールド」は、日本麻雀機構が活動の基幹として
総力を結集させてスタートするものであり、RMUも全力で協力していく予定です。

皆様のご来場をお待ちしております!


2008年後期 R2レポート 第4節

こんにちは。谷井茂文です。
今回のレポートは私谷井がお送りします。


最終節は、第4節までのポイントによって
昇級を狙うのか残留を考えるのかが変わってくる。
したがって、今回の第4節が今期の結果を大きく左右すると言っても過言ではない。

牌確認が終わり、各々が戦いに向けて心の準備をする中、
立会人から開始の合図が告げられた。

自分は5人打ちの卓で、1回戦が抜け番になる。
途中で抜けるのはあまり好きじゃない僕としては、最初の抜け番は大歓迎だった。

抜け番の間、現在首位の室生と2位の壽乃田が同卓なので、
決勝を狙う僕としては、その卓を観戦することにした。

並びは、東家からさくらい・室生・壽乃田・石川。

開局から動いたのは親のさくらい。
ドラは五萬八筒七索とポンしタンヤオの1,500点のカン七萬のテンパイ。
門前派の僕にはちょっと怖くてできない仕掛けである。
そんなことを思っている中、南家の室生の手牌に目をやると、
ジュンチャンイーペーコーのカン八萬テンパイ。
さくらいは手替わりして、室生に飛び込むんじゃないかと思っていたら、
さくらいがすぐに八萬を引いてタンヤオトイトイになる。
2人のめくりあいになるが、アガリ牌は守備に定評のある壽乃田と
ベタオリの石川に行き、流局。

平穏に終わったなと思っていたら、またもやさくらいが早々に仕掛ける。
六萬五索をポンで、ダブ東アンコのトイトイテンパイ。
しかし、またもやそこでテンパイを入れているのは室生。

二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒南南白白白 ドラ無し

高目ハネマンのテンパイで、当然のダマテンにする。
しかし、この局を制したのはさくらい。
石川は手詰まったのか、一萬でさくらいの親満に飛び込む結果に終わった。

さくらいはブラフ仕掛けを多用して、心理戦を得意とする打ち手だが、
今日の鳴きは本手に仕上がっていて調子が良さそうだ。

続く2本場では、またもや本手の仕掛けをするさくらいだが、
石川が満貫のツモ和了り。

東2局では、本手が連続で空振っている室生が、
トップ目のさくらいからダマテンで9,600点を直撃。
親で本手をやっと成就させた。

この後、室生の連チャンになるかと思っていたが、
そうはさせぬと自ら動き、300-500でさくらいが室生の親を落とす。

ここまでは、さくらいと室生の激しい争いになっている。
南場に入ってもさくらいと室生の手はぶつかるが、軍配は室生に上がった。

そんな中、ここまでじっとチャンスをうかがっていたのはトータル2位の壽乃田。
なんとこの半荘、700-1,300を和了っただけで2着をもぎ取る。
その局もリーチが入る中、ポンテンを取り
五萬五萬五萬六萬の好形でテンパイをするが、
自分の読みで危ない牌を掴み、その牌を使いきりテンパイを組み直す。
そしてそれをきっちりアガリ切るところに壽乃田の強さを感じた。
もし壽乃田と決勝で戦うことになったら、最も警戒しなければならない相手の1人だろう。

さて、抜け番での観戦も終わり、ここからは自分の戦いが始まるわけだが…。

もちろん自戦記を書く予定だった。
しかし…麻雀を辞めようかと思うほどに自分の内容が悪く、
頭が真っ白になってあまり覚えていないので、自戦記はまたの機会にします(笑)。

最後に、ちょっとだけ辛口のコメントを。
僕が思うRリーグ全体の感想だが、
もう少しピリッとした空気になってもいいのではないかと思う。
多くの人も同じだとは思うが、僕は日頃の鍛錬の全てを
このリーグ戦で出し切るつもりで臨んでいる。
何よりも大切な日なのだ。

最終節は、参加している全員からそんな思いが伝わってくる中で、
真剣勝負をしてみたいと思います。

1 室生 述成  +151.8 +43.4
2 谷井 茂文  +135.2 +53.8
3 壽乃田 源人 +74.7  ▲29.8
4 山田 田   +69.7  ▲17.9
5 さくらい りょーすけ  +57.4  +59.5
6 白石 温朗  +48.0  +91.3
7 古久保 祐介 +34.2  +27.7
8 神崎 崇   +17.2  +14.6
9 藤中 慎一郎 +12.7  +14.9
10 飯島 健太郎 ▲7.2  +11.2
11 伊藤 直毅  ▲26.7  ▲58.8
12 江澤 陽一  ▲79.5  ▲115.7
13 大崎 なおこ ▲221.7 ▲21.1
14 石川 泰之  ▲267.8 ▲73.1

左から順位・氏名・今期トータル・今節成績
5節(1節は1人4回戦)行い、上位4名が成績を半分持ち越して5回戦の決勝を行う
3位までがR1へ昇級、13〜14位の2名がR3に降級となる


文中敬称略 文責・谷井 茂文

2008年後期 R3レポート 第4節

はじめまして。アスリートコース所属の所貴志と申します。
今回は私がリーグレポートをお送りします。
拙い文章ですが最後までよろしくお願いします。

私は栃木県在住で、対局の度に電車で上京してきます。
車中でイメージトレーニングの時間はたっぷりあります。
以前、ファクトリーにて阿部プロから「所君はバランスが悪すぎる」と
(ちょっとバランスが悪いね〜ではなく悪すぎる!というのがミソ)
言われたことがあったので、それ以来、
特にリーグ戦ではバランスを意識して打つように心がけています。
麻雀におけるバランスって、難しいですけどね。

現状、前期に引き続き大きくマイナスしていましたが、
実は今年になってから麻雀が絶好調だったので、
そのままの勢いで今日もイケたらいいなと思ってました。
そして、私はひそかに「日本一のオカルト雀士」を目指しているので(内緒ですよ)、
今節、また新たなオカルトシステムを見つけるきっかけがあればいいなと期待しながら、
したこともない4連勝をする気満々で勝どきへ向かいました。
すみません。前置きが長くなりましたね。

そして始まった1回戦。
東1局起親で中盤に

五萬五萬六萬六萬七萬七萬五筒六筒七筒三索三索八索八索 ドラ五筒

こんなテンパイ。二索四索がバラバラと河にあるので三索でアガリがあるかな、
ドラ引いたらチートイツにしよう、七索引いたら平和にして、
などなど思っていたらひょっこり三索をツモって4000オール。

その後大きな変動もなく、トップのままオーラス1本場。

三萬四萬五萬六萬七萬八萬三筒三筒七筒八筒九筒白白 ドラ七筒

白をツモって1回戦終了。

手が入って調子がいいと感じました。

2回戦、東場でマンガンの出アガリもあってトップ目で南入。
自親が流れた後の南3局、場を進めようとして
6巡目に普段ならほとんどしない1鳴きで白をポンしてドラの九筒を切って
五筒八筒待ちの1,000点テンパイ。
そこへ深津選手からリーチ。
ここで私は「満貫を放銃してもまだトップ目だし、
今調子もよさそうだから…掴むまい!」と思い、全ツッパしました。
結果、カンチャン待ちのサンショクにささり5,200の失点。
そしてオーラス、2着目4,700点差の花沢選手が白發ホンイツをアガって
捲られ2着で終了。
これにて今日の目標が4連勝から全連帯に格下げされました。
いや〜な予感。

3回戦。
起親であまり良くない形からマンズに染めるも、
上家の江原選手からマンズをかぶせられ、1300-2600をツモられる。
その後も少しずつ削られ、前のめりになってしまい、江原選手に12,000を打ち込み、
深津選手のリーチ一発ツモ平和でついに

「すみません、点棒貸してください」

…1・2回戦のプラスがほぼ帳消しになってしまいました。

そして、さっきのハコラスをひきずらないように打とうと強く決心して臨んだ4回戦。
手が入って調子良くアガリ、トップ目で迎えたオーラス、

四萬六萬二筒三筒四筒六筒七筒八筒九筒九筒中中中 ドラ九索

仕掛けた親が二萬八萬を切っていて、脇から五萬で出アガリ、トップで終了。
今節は+39.1で終えました。


1 佐竹 孝司  +287.1  +92.1
2 福田 英一  +148.8  +28.9
3 渡辺 卓也  +127.8  ▲3.6
4 宮本 卓   +119.4  +12.1
5 真下 修   +75.6   +52.0
6 伊藤 太   +67.3   +42.7
7 合田 雄亮  +62.6   +45.5
8 萩原 亮   +57.3   +12.3
9 宮本 祐造  +52.2   ▲31.2
10 村瀬 将之  +31.6   ▲20.8
11 北島 路久  +1.2    ▲31.2
12 堀江 貴太  ▲14.1   ▲56.6
13 中村 浩三  ▲14.4   ▲38.1
14 森岡 貞臣  ▲17.3   ▲2.8
15 長谷川 玄  ▲20.9   ▲30.0
16 長澤 正史  ▲21.7   +32.1
17 小杉 正博  ▲27.9   ▲14.3
18 山下 健治  ▲37.5   ▲89.8
19 深谷 祐二  ▲48.3   ▲28.4
20 角野 健   ▲82.0   ▲45.0
21 石田 めぐみ ▲88.1   ▲30.0
22 老田 浩行  ▲91.0   ▲0.6
23 所 貴志   ▲91.9   +39.1
24 仲大底 充  ▲141.5  ▲63.7
25 花沢 唯   ▲142.1  ▲63.7
26 深津 海帆  ▲148.7  ▲43.8
27 江原 翔   ▲188.7  ▲38.4
28 津田 絢香  ▲239.8  ▲60.0

左から順位、氏名、今期トータル、今節成績
5節(1節は1人4回戦)行い、上位5名昇級
下位5名は成績をそのまま選手ポイントから減算


プラスだったとはいえ、反省点は幾つもあります。
2回戦の白1鳴き。
3回戦の染め仕掛けと前のめりになっての大きな失点。
それ以外にも自分で気付いていない沢山のミスがあったことでしょう。
阿部プロに言われたバランスの悪さはまだまだ健在、そして課題のようです。

ちなみにオカルト的にはどうだったかと言うと。
今節の4回戦は全て同じ席でした。
メンゼンで白をアンコにしてのアガリが4回ありました。

え〜、特に得るモノはなかったようです…。

いよいよ次は最終節。
私はポイント的に昇級は難しいですが、
来期に向けてのいい麻雀が打てるようにしたいと思います。
そして、下位5名に入りませんように…。

ダラダラと書き連ねて参りましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回またブログを担当する機会がありましたら、
「所“アンバランス”貴志のオカルトシステム其の1 ペンチャン引きの法則」

をお送りします(嘘)。



文責・所 貴志

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リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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