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  • 2011.09.26 Monday
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雪森しずく出演舞台のお知らせ



こんばんは、RMU事務局です。

RMUタレントの雪森しずくが、明日から開演される舞台に出演します!


2009.Autumn
チェリーブロッサムハイスクールPLAY_7『セブンピーポー』


作:チェリーブロッサムハイスクール
脚本・演出:荒川修寺
演出:柴田雄平

【タイムテーブル】
10/28(水)19:30☆
10/29(木)19:30
10/30(金)14:00/19:30
10/31(土)14:00/19:30
11/1(日)14:00
※受付開始は開演45分前、開場は開演30分前

【チケット】
2009年9月28日(月)発売開始!
前売:2,800円 当日:3,000円 日時指定・全席指定席
☆初日割引あり…10/28(水)19:30の回のみ2,500円(前売・当日共)

予約はこちらから
チケット予約★(雪森扱い)
http://ticket.corich.jp/apply/15826/005/

※未就学児童はご入場になれません。

【アクセス】
会場:劇場MOMO
〒164-0001 東京都中野区中野3-22-8
JR中央線、地下鉄東西線、中野駅南口より徒歩約5分
※駐車場はございません。車・バイクでのご来場はご遠慮下さい。
劇場MOMOロビー 03-5385-9080(※公演期間のみ有効)
劇場事務所 03-3381-8422

【問い合わせ】
チェリーブロッサムハイスクール
TEL:080−3490−6658
mail:info@cbhs.jp
HP:http://www.cbhs.jp/


【ストーリー】
ある日突然、奇妙な空間に幽閉された7人の男女。
いったい何のために作られた空間なのか、
なぜ自分たちが閉じ込められたのか、誰も知らない。
何者かによって与えられる様々な脱出のヒント。
個人の得点のように積み重なってゆくナゾの球。
彼らには2つの共通点があった。
同姓同名。そして誕生日が一緒。
同じ名前の7人は、1977年7月7日、同じ日にこの世に生み出された。
彼らはこの奇妙で不条理な運命の謎を追いかけてゆく!


以下、本人からコメントです。

「セブンピーポー、いよいよ今週水曜日が本番初日となりました!
稽古場で毎日豆乳を飲みまくり、RMUのみんなと観に行った時に買った
エヴァンゲリオンTシャツを来て頑張っております。

今回のお話は、サスペンスというかファンタジーっというか何とも言い難いですが、
劇団員7人だけのギュッとしたお芝居になっていると思います。
約1時間45分、とにかく舞台上にいます。
こんなにずっといるの初めてで、トイレ行きたくなったらどうしよう〜とか
色々不安もありますが、まぁそれは客席にいる皆様も同じなので乗り越えていこうと(^w^)

さて、今回も多くの方から沢山ご予約頂き本当に有り難うございますm(_ _)m
観に来てくれる皆さんに楽しんでもらえるような舞台にしたいと思っています。
舞台やお芝居を観たことがない、という方は是非生の舞台を体験してみてください!

皆さんお待ちしております☆
予約してない人はそっこー予約してね♪」


雪森 しずく




第2回ジュピターカップ 速報



本日行われた第2回ジュピターカップ、優勝はRMU会員の水沼利晃!


水沼 利晃  +137.9
壽乃田 源人  +50.9
山下 健治   +31.2
芝 美穂子   ▲23.5
(全試合終了時)


優勝者コメント
「スプリントカップ2回目の決勝戦でしたが、悲願が叶って本当に嬉しいです!
我ながらデキ過ぎの結果だと思いますが…。
この調子でスプリントファイナルも頑張ります!」


詳細はRMU公式HPにて近日公開されます。
お楽しみに!


入会審査のお知らせ

皆さんこんばんは。RMU事務局です。

RMUでは定期的に入会審査を実施しており、
入会希望者は面接と簡単な審査を経て会員となることができ、
各種イベントに参加することが可能となります。

RMUのトッププロに挑戦したい方、本当に強い打ち手になりたい方は是非!


■実施日時
11月7日(土)13時から約4時間

■会場
神楽坂ばかんす
東京都新宿区神楽坂6-38 (TEL:03-3268-5577)

■申込資格
下記のいずれかに当てはまる18歳以上の方
もっと強くなりたい、強い人と打ちたい・生計を立てられるプロを創りたい、
目指したい・積極的に麻雀の社会的地位を向上させる活動をしたい・麻雀タレントを
創りたい、目指したい

■申込方法
郵便番号・住所・氏名・ふりがな・性別・年齢・電話番号・連絡の取れる
メールアドレス・志望コース(アスリート、ライト、タレント)を記載した
メールを送信(info@rmu.jp 携帯可)
メール環境の無い方は、上記のメールアドレス以外をハガキに記載して投函

■内容
点数計算と打牌選択の筆記、実技(RMU公式Aルール)、面接

■審査料
5,000円

■問い合わせ先
〒272-0134 千葉県市川市入船3-15 RMU事務局
TEL:047-399-9150
E-MAIL:info@rmu.jp


詳しくはRMU公式HPもご覧ください。
http://www.rmu.jp/join.htm


2009年度RMUリーグ第6節 結果


こんばんは、RMU事務局です。
10月17日、「麻雀柳勝どき店」にて行われたRMUリーグ第6節の結果をお送りします。


第6節 結果
河野 高志 古久根英孝 多井 隆晴 土田 浩翔 阿部 孝則 供託
1回戦 ▲24.2 ▲7.8 +28.8  ‐  +3.2  
2回戦 +39.4 +19.6 ▲45.3 ▲13.7  ‐   
3回戦 +38.2 +8.2  ‐  ▲10.3 ▲36.1  
4回戦  ‐  +6.4 ▲12.1 +46.1 ▲40.4  
5回戦 +7.3  ‐  +34.5 ▲31.7 ▲10.1  
小計 +60.7 +26.4 +5.9 ▲9.6 ▲83.4  


第6節終了時成績
順位 氏名 Total 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節
1 土田 浩翔 +150.5 +69.2 +59.0 ▲44.3 ▲24.8 +101.0 ▲9.6
2 阿部 孝則 +24.4 +48.0 +1.5 +62.1 +70.5 ▲74.3 ▲83.4
3 多井 隆晴 ▲21.1 ▲42.9 ▲14.9 +28.9 +7.8 ▲5.9 +5.9
4 河野 高志 ▲52.6 +37.8 +25.9 ▲76.0 ▲47.2 ▲53.8 +60.7
5 古久根 英孝 ▲132.2 ▲112.1 ▲71.5 ▲1.7 ▲6.3 +33.0 +26.4


第7節は11月1日(日)「麻雀柳勝どき店」にて13時より開始いたします。
是非観戦にお越しください!

なお、今節の詳細はRMU公式HPにて近日レポートを公開いたします。
お楽しみに!



RMU選手ゲストのお知らせ

こんにちは、RMU事務局です。
RMU選手ゲストのお知らせです。

女流の深津海帆選手が今週末の10月17日〜18日、連続のゲストです!

よろしくお願いします!


日時:10月17日(土)15時〜22時
店名:フラワー
最寄り駅:東京メトロ東西線「西葛西駅」北口出てすぐ
住所:東京都江戸川区西葛西3-15-13江の本ビル4F
電話:03-5605-5542
店舗HP:http://www.imsc-flower.com/


日時:10月18日(日)14時〜20時
店名:まあじゃん海
最寄り駅:東急田園都市線「宮前平駅」下車徒歩30秒
住所:神奈川県川崎市宮前区小台2-6-10宮前平OFビル3F
電話:044-856-4153
店舗URL:http://www.umi1999.com/


深津 海帆
「寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?
土曜日は『フラワー』です☆『フラワー』では
女流プロと同卓して役満をアガると豪華景品がもらえるので、
是非狙ってみてくださいね(ρ°∩°)
そして日曜日は『まあじゃん海』!
宮前平は遠いイメージがあるかと思いますが、
渋谷から田園都市線で一本、そして宮前平駅からも歩いてすぐなので
アクセスも楽々ですよ(ゝω・)v☆
週末は楽しく麻雀しましょう!お待ちしております(*´艸`)」




ジュピターカップのお知らせ



皆さんこんにちは!RMU事務局です。

「ジュピターカップ」開催日の10月25日(日)まであと2週間を切りました!

ジュピターカップとは、RMU会員でなくとも参加が可能な1日決着のカップ戦です。

(概要)
開催日:2009/10/25(日)
会場 :麻雀柳 銀座本店
参加費:4,000円

(当日スケジュール予定)
受付  10:15〜10:45
1回戦 11:00〜12:00
2回戦 12:10〜13:10
食事休憩
3回戦 13:40〜14:40
4回戦 14:50〜15:50
準決勝 16:00〜17:00
決勝  17:20〜(時間無制限)

(ルール・システム)
ルールはRMU公式Aルール(一発・裏ドラ・カンドラあり)を使用

なお、今大会はブロック制となります。
受付終了後にA〜Dブロックを決めるクジを引きまして、
予選4半荘を終えて各ブロックの上位4名が準決勝進出となります。

(申込み)
お名前、電話番号、「10月25日ジュピターカップ申込み」と記載した
メールをinfo@rmu.jpに送信するか、ハガキに上記を記載し
〒272-0134 千葉県市川市入船3-15 RMU事務局宛に投函

※当日のご参加も可能ですが、参加人数を把握したいので
なるべく上記のアドレスまでメールをするようご理解とご協力をお願い申し上げます。



また、この大会はスプリントファイナル2009へのトライアル第4戦としても
位置づけられています。
スプリントファイナルについての詳細はコチラ


皆様のご参加、お待ちしております!




RMUリーグ第6節のお知らせ

こんばんは。RMU事務局からのお知らせです。

RMUの頂点を決める対局、2009年度RMUリーグの第6節を
10月17日(土)、麻雀柳・勝どき店にて行います!



対局者は阿部孝則、多井隆晴、河野高志、古久根英孝、土田浩翔という
ライセンスSの5名。
RMUの誇る競技麻雀界トップクラスの打ち手が、
持てる力の全てを賭けて戦います!

RMU公式Aルール(一発裏有り)の5回戦です。
是非観戦にお越しください!


※RMU会員でない方からは観戦料500円を頂戴し、
収益の一部をチャリティ団体へ寄付させていただきます。
ご協力お願い致します。


日時:10月17日(土)13時開始
会場名:麻雀柳・勝どき店
最寄り駅:地下鉄大江戸線 勝どき駅A3番出口
住所:中央区勝どき2-10-14 勝どき中央ロードス2階
電話:03-3534-8981


第5節までの結果はコチラ



タレントゲストのお知らせ

こんばんは、RMU事務局です。
タレントゲストのお知らせです。

RMUタレント・雪森しずくが次の日曜日、綱島「なんばーわん」に登場します!

よろしくお願いします!

日時:10月18日(日)15時〜
店名:なんばーわん
最寄り駅:東急東横線「綱島」駅 東口出てすぐ
住所:横浜市港北区綱島東1-1-1第一ビル4F
電話:045-834-7333


雪森 しずく
「なんばーわんさんにお邪魔するのは今回が2回目です。
駅の目の前にある新しくて綺麗なお店なので、
とっても気持ち良く麻雀できます☆
今は舞台の稽古まっただ中で麻雀を打つ機会が減っているので、
この日をとっても楽しみにしています。
一緒に麻雀出来るのを楽しみにしていますので、
皆さん是非遊びに来てください☆」



2009年前期 R1レポート 第5節

最終節を迎えるにあたり、2位の江澤との差は約120ポイントだった。
常識的に考えれば、捲くられはしないであろう差である。

しかし、私にはいくつかの不安があった。

今期のリーグ戦は少し特殊であり、
4人でクライマックスリーグ出場への1つのイスを争うというもの。
実質、優勝以外は意味がない。
となると、他の2人の出方次第では江澤が突っ走ってしまう可能性がある。
これがまず、1つ目の不安要素。

2つ目に、江澤の爆発力。
120ポイント差があるとはいえ、70,000〜80,000点のトップを取られるような事があれば
それだけで、大きく縮まってしまう。
なんとか、彼を走らせないように打つしかない。

そして3つ目が、自分自身である。
運良く1、2節と満足できる内容で大きくプラスし、
そのまま緩めずに突き放して勝つ麻雀を打つつもりであったが、
結果は3、4節と可もなく不可もなくといった感じ。
明らかに下降線をたどっている。
内容はイマイチ、ツキもそれを証明するかのように好牌を運んで来てはくれない。
高く飛べなくなったのは、当然、どこかにミスがあったからで、

今思うと、そんな自分に対して揺れていたところもあったのだと思う。

そんな不安を抱えながら対局会場に着いたが、
結局は自分のできる麻雀を打つしかないと開き直り、初戦に臨んだ。
起家を引き、モチベーションが上がる。
しかし、手牌は順調にまとまっていくものの、他家のアガり。
親が流れた後も手は来るが、アガリには結びつかなかった。

そんな中、迎えた、東4局。
前局に良いアガリを決めた山田の親番。
今までの3局の自身の状態も踏まえ、私は場に放たれた1枚目の牌をポンした。
捨て牌が2段目に差し掛かったところで自風をポン。
2フーロしてトイツが2組のリャンシャンテン。普通に考えればありえない仕掛けだ。
牽制の意図がほとんどだったが、もう一つ叩いた後、結果はなんとハネ満をツモアガり。
奇跡といって良いアガリで、かなり気は楽になった。

しかし、それでもどこか焦っている部分があったのだろう。
細かく失点し、江澤にトップ目を明け渡す。
あげくオーラスではトップを取りに行く2フーロをした結果、
2軒リーチに挟まれ、痛恨のラスを引いてしまった。
江澤がトップで私はラス。
自分に対して、嫌悪感しか湧いてこない。
これで差は約70ポイント。
最悪のシナリオがかなり現実的なものとなって来た。

気を取り直すまでに少し時間がかかったが、ここで頭を整理した。
格好良い麻雀を放棄する事になるかもしれないが、
江澤より良い着を拾う事に全力を注ごうと。
万一、下でも離されないようにしようと。

すると、2回戦、3回戦は仲川がツモアガリを重ね、トップに立つ展開となった。
江澤もアガリを取りに行こうと前へ出るが、態勢の差か、捕まってしまう。
私には願ってもない展開である。

最終戦を迎えて、2位になった仲川とはトップラスで73,600点差。
ここを無難に進めて、無事に優勝を決める事ができた。


【R1 第5節終了時】
順位 氏名 Total 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 鈴木 智憲 +82.8 +79.1 +49.8 +5.9 ▲14.4 ▲37.6
2 江澤 陽一 ▲12.3 +2.5 ▲31.8 +17.3 +10.7 ▲11.0
3 山田 田 ▲50.3 ▲24.4 ▲43.2 +1.8 +18.7 ▲3.2
4 仲川 翔 ▲51.2 ▲57.2 +15.2 ▲45.0 ▲15.0 +50.8
前期は優勝者のみクライマックスリーグへ進出となる


正直、ホッとしているというのが本音だ。
しかし、胸の中はモヤモヤだらけでもある。
最終節という事で、3回戦くらいからであろうか、何名か観てくれていた。
だが、条件戦という枷があったにしても、
私が見せたのはあまりにつまらない麻雀だったと思う。

後期のR1リーグは8人での争いとなる。
今期に増して、厳しい戦いになるのは間違いないが、もし観てくれる人がいたら…
少しでも「面白い」と思ってもらえるような、R1優勝に恥じない麻雀を打ちたい。


最後に。。。
自戦記のようになってしまった上に拙い文章で申し訳ありません。
お読み頂き、有難うございました。



文中敬称略 文責・鈴木 智憲



2009年前期 R2レポート 第5節

前期R2の全対局が終わり、昇級者4名が決定した。


【R2 第5節終了時】
順位 氏名 Total 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 谷井 茂文 +162.6 ▲71.8 +92.7 +98.6 +80.0 ▲36.9
2 飯島 健太郎 +115.2 +17.4 +30.3 +47.2 ▲37.2 +57.5
3 佐竹 孝司 +70.4 +54.9 +94.2 ▲38.0 +19.3 ▲60.0
4 壽乃田 源人 +51.2 +53.1 ▲6.3 ▲56.9 +17.7 +43.6
5 宮本 卓 +35.0 ▲35.3 +2.2 +23.5 ▲8.0 +52.6
6 石川 泰之 ▲32.2 ▲81.2 ▲51.2 +53.8 +60.6 ▲14.2
7 福田 英一 ▲46.1 +65.8 ▲25.8 ▲31.9 ▲16.2 ▲38.0
8 藤中 慎一郎 ▲91.6 ▲3.0 ▲18.7 ▲40.1 ▲61.4 +31.6
9 白石 温郎 ▲119.8 ▲52.6 ▲24.3 ▲49.8 +21.5 ▲14.6
10 渡辺 卓也 ▲188.8 +2.1 ▲44.6 ▲27.4 ▲97.3 ▲21.6
上位4名がR1へ昇級


優勝 谷井 茂文(B級ライセンス)

2008年度R2リーグにおいて、前期2位、後期3位で決勝進出を果たし、
抜群の安定感を見せていたものの、決勝では2度とも涙を飲む結果となっていた。
実力的にはR1の選手と遜色は全く無い。
今期のR2では第1節に▲70とするも、2、3、4節で脅威の+270ポイントを叩き出し、
3度目の正直とばかりに、そのまま危なげなく優勝を決めた。

「自分より強い打ち手がいる間は、僕は自分のことを強いとは思わない。
その差を考え、足りないものを知り、それを埋めるために努力していく。
そうしないと麻雀は強くならない。成長もしない。
僕はこれまでずっとそういう風に努めてきたし、これからもそれを続ける」

対局後の打ち上げで、谷井はそう語った。
熱く語る真剣な目を見て、彼の強さの一面を垣間見たような気がした。
この情熱こそが、最大の強さなのだろう。
同時に、昇級に安堵している自分を少し恥じた。
お互い、まだここは通過点のはずだ。


準優勝 飯島 健太郎(B級ライセンス)

手前味噌になってしまうけれど、「あ、行けそうだな」という感触が、第3節にあった。
正確に言えば、あった気がした。
第3節で谷井タイフーンが猛威を振るう中、台風の目に逃げ込み、
50ポイント程のプラスで終えることが出来た時である。

今思えば、それくらいで…という、勘違いも甚だしいという話なのだが…。
事実、第4節に自信満々でリーチを打った3メンチャンの手牌が、
三色のドラ待ちカンチャンリーチに負けたというだけで、
メンタルに重傷を追ってしまう程だ。
神様に「確率で語れるほど甘くない」と言われてしまいそうである。

そんな風に課題は山積みだが、
後期R1で自分らしい麻雀が打てるよう準備を怠らないようにしたい。


3位 佐竹 孝司(B級ライセンス)

第4節で僕の心を折った張本人である。
ある半荘、僕は東場の親番で、6巡目でリーチを掛けた。

四萬四萬四萬五萬四筒五筒六筒二索三索四索六索七索八索 ドラ三索

カンチャンのドラを引き入れて、自身満々の3メンチャンだ。
どう考えても4,000オールは固い…と思っていた所に同巡、
佐竹がノータイムで追っかけリーチ。
負けるはずが無い…と思いながらも、3メンチャンが中々アガれない。
壮絶なめくり合いの末、流局間際にドラの三索を掴んで汗だくの自分に、
「ロン」の声が掛かった。

二萬三萬四萬二筒三筒四筒一索一索二索四索七索八索九索 ロン三索 ドラ三索 裏なし

良くあることと言えば良くあることだが、
その後鳴かずアガらずのお地蔵さんになった僕を尻目に、
彼はポイントを上乗せしていった。
親から先制リーチを受け、役アリのドラ待ちカンチャンを
迷わずリーチできる人間が一体何人いるであろうか。
特筆すべきは、その度胸と勝負強さだろう。
自分に風が向いていると思えば、
少々不利な手牌でもどんどん前に出てきてアガリを決して逃さない。
それを嫌と言うほど思い知った。
R1でもその爆発力は脅威となるに違いない。


4位 壽乃田 源人(B級ライセンス)

R1への昇級最後の椅子を手にしたのは、またしてもB級ライセンス。
確かに4人目の昇級者であることに間違いはないのだが、
最後までボーダー上で争っていたとは思えないほど落ち着いていた。
壽乃田自身は「昇級しないなんてことは有り得ない」なんて思っていたんじゃないか、
と感じる程である。

トータルポイントをマイナスで迎えた第4節でも立ち振る舞いには余裕があったし、
卓内でも終始冷静で、場況やその変化を見落とさずに壽乃田らしい麻雀を打てていた。
その自信は恐らく、どんな時も自分の麻雀を打ち切る精神力、
すなわち、彼が練習や研究から培ったものなのだろう。

麻雀業にも復帰し、この先、実戦感覚にも磨きがかかってくるのは間違いない。
それらを盗み、学ぶため、最近ご無沙汰だったセットを
後期開幕までに組んでもらおうと思う。


5位 宮本 卓

これは非常に個人的な話になってしまうけれど、
こと麻雀に関しては、左利きに生まれたかったなと思う。
右利きの人とはまったく違う動きをしているんじゃないかと錯覚するほど、
僕の眼にサウスポーは流麗に映るからだ。
その中でも彼の模打は、とても気持ちの乗った、
観戦者の気持ちを熱くさせるものがあると常々思っている。
RMUに入るまでフリー雀荘に行った経験もなかった彼は、
スポンジのような吸収力で急成長を遂げていた。

連続昇級が賭かった最終節、不運にも最終戦で抜け番となってしまう。
ポイントが発表されてから全卓同時に最終戦が開始されるシステムなので
、 ボーダーを争うものにとってはかなり不利な立場だ。
だがそれでも諦めることなく、ギャラリーに囲まれながら
7万点を叩き出した最終戦は、
来期に繋がる何かをきっと見つけたはずである。


6位 石川 泰之(B級ライセンス)

「変な」という形容詞が、未知のものや想像外のものに対する言葉であれば、
僕にとって彼の麻雀は「変な麻雀」であると思う。
語弊があるならば「変わった麻雀」と言い直してもいい。

良い悪いではなくて、彼はいかなる時もそのスタイルを貫き通してきた。
まさに「雷光一閃」。
想像しうる最終形を常に変えながら、仕掛けていく。
時にそれが場を混沌とさせ、戸惑うことが何度もあった。
今期はスタートでつまづくも、後半はらしさを全開に出して、猛追を見せた。
来期はR2を引っ張っていく存在になるだろう。


7位 福田 英一

今期第1節終了時、1位+65.8。
前期で昇級を決めた勢いをR2にも持ち込み最高のスタートを決めたが、
それが仇にもなってしまったか。
本人も言うとおり、舞い上がってしまったというのが正直な感想なのかもしれない。
それでも、メンホンを崩して、相手のアタリ牌タンキのチートイツをツモアガったり、
随所で堂々とした打ち回しをみせていた。

最終節、僕は福田と同卓した。
昇級ボーダー付近の僕を3着にして、彼は初戦トップ。
ポイント的にもそれ以外の面でも、かなり追いつめられたと思う。
R2リーグを経験した来期は、今期以上の成績が期待される。


8位 藤中 慎一郎(A級ライセンス)

前期開始前、藤中のこの不調を予測できた人間がいるだろうか?
優勝争いに加わっていても何ら不思議では無い。
むしろそれが当然であるほどの実力と実績を備えている。
だが最終節に同卓していて「何だか窮屈そうだなあ」という印象を個人的に受けた。
ひょうひょうとしたあの無邪気な雰囲気が、なりを潜めていたと思う。

しかしそういったものも含め、藤中自身には今期の不調の原因はわかっているはずだ。
それは、従来の麻雀をもう一歩進化させるために、試行錯誤している過程なのである。
藤中との会話からも、それは感じ取れていた。
モデルチェンジであるか、バージョンアップであるかは、わからない。
ただ、それが完成したとき、藤中は当然、優勝候補筆頭にあがることだろう。


9位 白石 温郎

昨年度RMUアワード最優秀順位率部門受賞、ならびに同年度R3リーグ優勝。
それも2位に100ポイント差をつける圧勝だった。
当然R2での活躍も期待されたし、
「R2でもやっていける自信はもちろんあった」と打ち上げの席で語ってくれた。
これは彼の偽り無い本音だろう。

しかし、その言葉にはまだ続きがあった。
「今期のリーグ戦を戦って、自分に足りていないものがあることを再確認した。
もっと勉強したい。強くなりたい。」と。
冒頭の谷井の熱い言葉に耳を傾ける白石。
僕にだって、これから学んでいくべきことが、山のようにある。
越えていきたい人が何人もいる。

年齢をあまり気にしているわけではないが、彼はまだ若い。
若いということは、それだけ大きな可能性を持っていることになる。
自分が何をすべきか示してくれる人たちに囲まれている環境の中で、
描く成長曲線は計り知れない。


10位 渡辺 卓也

古久根、多井両S級ライセンス、谷井B級ライセンスを向こうに回し、
第2期クラウンを奪取した新鋭。
R2で対戦するまで、超攻撃的な打ち手というイメージがあった。

そのイメージが間違っていたわけではない。
現に同卓した誰よりも、彼は無筋を切っていたと思う。
しかし、要所要所はダマテンに構えたり、配牌から受けにまわる局面もあった。
当たり前だけれど、攻撃一辺倒で勝てるほど、甘くはない。
それは彼も重々承知だっただろう。試行錯誤しながら戦っていたのがわかった。
揮わなかった成績に思うところもあるだろう。

来期、ライセンス3人相手に打ち切った自分の麻雀を前面に押し出して、
誰よりも多く無筋を切っていく彼が見たい。


終わりに…。
今回で3度目のリーグレポートとなり、
回を追うごとに牌姿が減っているのが自分でもわかる。
最終節もメモを取ったり、対戦者に手牌を訊ねたりしていたのだが、
それらを使うことはほとんど無かった。
自分がこんな手をアガったとか、あんなミスがあったという話より、
こんな魅力的で個性的な選手たちと戦っているんだという話の方が
実は大事だったりするのである。

半年間このメンバーで打ってきた麻雀は、
自分にとっての財産になり、素晴らしい経験になり、
刺激的な体験になったことは間違いない。
これが最後のR2レポートになるよう、R1リーグでも頑張りたいと思う。



飯島 健太郎
文中敬称略 文責・飯島 健太郎



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RMU
リアル・マージャン・ユニット。 多井隆晴、阿部孝則、河野高志、藤中慎一郎ら最強プロ達が結成した麻雀競技の新組織。麻雀競技の質的向上と競技者の育成を図り、同時に健全な麻雀遊戯の普及浸透に尽力し、もって競技者の社会的・経済的地位を確立することを目的とする。
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組織概要
組織名 RMU(アールエムユー) 設立日 2007年7月1日 所在地 〒272-0134 千葉県市川市入船3-15 RMU事務局 TEL 047(399)9150 E-MAIL info@rmu.jp
                
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